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始祖鳥以前の鳥(?)が発見

始祖鳥に近い恐竜発見…「最初の鳥」説見直しか

中国東北部、遼寧省の約1億5500万年前(ジュラ紀後期)の地層から、手足に羽毛を持つ恐竜の化石が発見された。

手や指は始祖鳥に近いが、頭骨の形などから始祖鳥科の獣脚類(肉食恐竜の仲間)に分類されるらしい。ようするに、始祖鳥と恐竜の間っぽい、ということなのか。このことで始祖鳥は最初の鳥とする定説に見直すそうだ。この謎の生物は「シャオティンギア」と名付けられた。

始祖鳥は1億4600万年前~1億4100万年前の地層で発見されているので、このシャオティンギアが飛んでいたことが分かると、始祖鳥以前の「始祖鳥」ということになる。既存の始祖鳥は「始祖鳥」という名前なのに始祖鳥ではないという複雑なことになるかもしれない。

メロンが屋上で

2011072918200000.jpg仕事場の屋上で作っているメロンが収穫できた。切ってみる橙に近い黄色で熟しているのが分かる。早速、食べてみると甘く水分をたっぷりと含んでいてメロンそのもの。屋上でこんな贅沢ができるとは。

写真の奥に見えるのが育ち途中のメロン。4つの苗に18つも実っている。高値で売られているメロンは間引きを繰り返し、ひとつの苗からひとつのメロンしか採らないそうだ。値段が高いはずだ。

2つの流星群

今月末29日に2つの流星群が見られるそうだ。

真夏の夜の競演、2つの流星群

2つの流星群とはペルセウス座流星群とみずがめ座デルタ流星群。29日がデルタ流星群のピークを迎え、さらにペルセウスも流れはじめることで、より多くの流れ星が見られるらしい。

今年のペルセウス座流星群のピークである8月12日は、ちょうど満月になるというので、29日に期待したい。

風船の木

2011_7_24_01_風船の木.JPG表参道を歩いていると、風船で包まれた木を見つけた。
セールの広告らしく、風船が好きじゃない人でも目に止まる大きさ。よーく見ていると結構気持ち悪くも見えてくる。通常のゴム風船ではなく、ビーチボールなどの塩ビ素材で、いくつかの風船は割れていた。
風船を付ける仕事をした人は、さぞ大変だったに違いない。

サーカス

東京体育館で開催されたボリショイサーカスのチケットが350円で購入できたので行ってみた。

2011_7_23_01サーカス.jpgサーカスを見るのは小学生のとき以来だろう。長い待ち時間の末に会場に入るとステージの正面の席をとることができた。青い円形のステージがあり、天井からは幾本ものロープが張り巡らされてる。ステージの横では、クマや犬、馬と写真を撮るコーナーが設けられ、BGMに合わせてトリッキーなファッションをした人がリズムをとっている。サーカスは大人になってから見てもワクワクする。

明るかった会場が暗くなる。鮮やかな照明がステージを照らし演目が始まる。ジャグリングや動物のショー、空中ブランコやコメディーなどさまざま。縄跳びという身近なものでもサーカスとなると違ったもののように見える。

2時間半後。出演者が紙飛行機を会場に飛ばし、前演目が終了した。近くの観客の子どもを見ると「もう終わっちゃうの?」という淋しそうな表情をしている。そのくらい人を楽しませられるというのは凄い。
終わったあとの会場を見ていると、AQUAの『Goodbye to the circus』が頭の中で流れてきた。

こけし職人

昨日の八王子まつりの続き

食べ物やゲームなどの屋台が並ぶなか、目を引いたのが「東京こけし」というこけし屋さん。商品を売っているだけでなく、実際に作っている姿に興味を持った。四角い角材が数分感でこけしの形に早変わりする。職人技だ。

2011_7_23_01こけし職人.jpg近くの客がこけしを購入すると、出来立ての絵付けのないこけしをサービスしていた。絵の無いものが欲しいと思い、職人に頼んでみると500円で作ってくれるというのでお願いした。

2011_7_23_02こけし職人.jpg直方体の木材が数秒で円柱となり、刃を当てていると、みるみるこけしの持つ滑らかな曲面ができてくる。飛び散る木屑が火花のように見える。職人は周りに集まる客にも気を止めることなく、刃先の一点を凝視している。

2011_7_23_03こけし職人.jpg最後に紙ヤスリで磨いて完成。

2011_7_23_04こけし職人.jpg受け渡しのときに話を聞くと、こけしを作り続けて30年だという。その前は織物をやっていたのだが仕事が減り、こけし作りを始めたそうだ。作っているときの表情はとは別人のように、にこやかに話していた。

調べてみると、大蔵 國宣さんという木工業5代目の「木地師」らしい。

東京の森と木
木の匠 大蔵國宣さん

八王子祭り

仕事の帰り、八王子祭りに行ってみた。先日のみたま祭りのような賑わいを期待していたのだが、国道は通常通りで規制もない。広場のみで屋台が開かれていた。裏路地では、ささやかに山車が引かれ、太鼓やお囃子に合わせて獅子舞、狐、ヒョットコが踊る。

2011_7_22_01八王子祭り.jpg祭りの人に聞いてみると、今年は震災の関係で自粛し、縮小することになったと言う。来場者も少なく、なんとも寂しい。祭りをガンガンやって、利益の何パーセントかを被災地に送ればいいと、個人的には思うのだが、そうもいかないのか。

2011_7_22_02八王子祭り.jpg見に来た人は少ないが、山車にいる人は楽しそうだ。祭りは見るより、参加するほうが面白いんだろうな。

大学生が空飛ぶヨットを考案

学生デザインの空飛ぶヨットがかなりカッコイイ!

オーストラリアで開催されている国際デザインコンテストで、豪州メルボルン近郊のモナシュ大学の学生が、空を飛ぶことができるヨットをデザインしたそうだ。水素を燃料に時速400キロで飛行することもでき、6人が寝泊りできる設備を整えている。

どこかで見たことのあるデザインだと思っていたら、以前紹介したものと同じだった。

地面効果で飛ぶ船

まさか大学生が考えたものだとは驚きだ。
近未来には、人間が海上にも住居を持つと考え、その移動手段として考えられたものだそうだ。

太陽光の照明

シンプルな発明でフィリピンのスラム街が生まれ変わった!使うのはペットボトルの水と漂白剤だけ

電気を確保できないフィリピンのスラム街で、太陽光と水、ペットボトルと漂白剤でできる照明が話題になっているらしい。

マサチューセッツ工科大の学生が考案したもので、水の入ったペットボトルに漂白剤を入れ、そのボトルを穴をあけた屋根に通すだけ。漂白剤が太陽光を乱反射させ、55~60ワットほどの明るさで暗い部屋を明るくするそうだ。

ボトルの形を変えたり、透明なホースに水を入れれば、長い蛍光灯のようなものもできるかもしれない。

紙で卵を守るかたち

落ちる生卵、紙1枚で守れコンテスト

卵を20メートルの高さから落下させても、割れないように保護する立体をケント紙で作る「たまご落としコンテスト」が益田市で行われた。高校生、32チームが参加し、割れずに着地したのは9チームだったそうだ。

以前、日本大学芸術学部のインダストリアルデザインの先生と話していたときに、この「卵落とし」を授業でやっていると聞いた。シンプルなルールで、様々なバリエーションがうまれるのが面白いという。意外にも、物理に長けていて強度計算をするような学生より、感覚的に作る学生の方が成功率は高いらしい。