こけし職人
昨日の八王子まつりの続き
食べ物やゲームなどの屋台が並ぶなか、目を引いたのが「東京こけし」というこけし屋さん。商品を売っているだけでなく、実際に作っている姿に興味を持った。四角い角材が数分感でこけしの形に早変わりする。職人技だ。
近くの客がこけしを購入すると、出来立ての絵付けのないこけしをサービスしていた。絵の無いものが欲しいと思い、職人に頼んでみると500円で作ってくれるというのでお願いした。
直方体の木材が数秒で円柱となり、刃を当てていると、みるみるこけしの持つ滑らかな曲面ができてくる。飛び散る木屑が火花のように見える。職人は周りに集まる客にも気を止めることなく、刃先の一点を凝視している。
最後に紙ヤスリで磨いて完成。
受け渡しのときに話を聞くと、こけしを作り続けて30年だという。その前は織物をやっていたのだが仕事が減り、こけし作りを始めたそうだ。作っているときの表情はとは別人のように、にこやかに話していた。
調べてみると、大蔵 國宣さんという木工業5代目の「木地師」らしい。
東京の森と木
『木の匠 大蔵國宣さん』
食べ物やゲームなどの屋台が並ぶなか、目を引いたのが「東京こけし」というこけし屋さん。商品を売っているだけでなく、実際に作っている姿に興味を持った。四角い角材が数分感でこけしの形に早変わりする。職人技だ。
近くの客がこけしを購入すると、出来立ての絵付けのないこけしをサービスしていた。絵の無いものが欲しいと思い、職人に頼んでみると500円で作ってくれるというのでお願いした。
直方体の木材が数秒で円柱となり、刃を当てていると、みるみるこけしの持つ滑らかな曲面ができてくる。飛び散る木屑が火花のように見える。職人は周りに集まる客にも気を止めることなく、刃先の一点を凝視している。
最後に紙ヤスリで磨いて完成。
受け渡しのときに話を聞くと、こけしを作り続けて30年だという。その前は織物をやっていたのだが仕事が減り、こけし作りを始めたそうだ。作っているときの表情はとは別人のように、にこやかに話していた。
調べてみると、大蔵 國宣さんという木工業5代目の「木地師」らしい。
東京の森と木
『木の匠 大蔵國宣さん』
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