ゾーブ
土日を使ってふくらむメンツ3人で群馬県にある「赤城高原牧場クローネンベルク・ドイツ村」というアミューズメントパークに行ってきました。目的は「ゾーブ」という透明球体の中に入って坂をゴロゴロ転げ回るという乗り物。これに乗れるのは日本では5箇所しかなく、北海道に1つ、本州に1つ、四国に1つ、九州に2つといった割とレアな乗り物。
直径3.2mの球体の内側に1.8mほどの球体があり外側と内側の球体の間に空気が入っている。その内側の球体の中に入り、体を固定して転がるのだ。やはり多少危険なのか乗る前に承諾書を書かされる。ちょっとは説明を受けるのかと思いきや、すぐに乗り込み体を固定する指示を受ける。二人が向かい合わせになる。準備ができると係の人が「ハイ、じゃぁ行きます~。3・2・1・GO!」
「うわ~~~~!ハハハハ!!!」
大爆笑しながら50mほどの逆をゴロゴロ転がっていく。これは面白い!外側から見ているのと比べていざ転がってみると時間が意外と長い。
乗ってみるのも面白かったが、以前これと同じような構造のものを作ったので、僕としてはどうやって作られてるかを見るのもここにきた目的のひとつだった。
球体の展開図としては□の形のパーツ14コと△の形のパーツが8コ。もっとも簡単な球に近い形になってる。内側と外側の球体を繋ぐワイヤーは1000本らしい。ワイヤーと球体のジョイントは(やっぱり!)吸盤のようなもので接続してあった。そして被膜の素材が気になっていると、修理用のためか近くに被膜の予備がロール状になっている。非常に見慣れた素材、やはり塩化ビニール(たぶん同じ厚さ)を使っていた。接着はおそらく接着剤で5cmほど重ねてあった。構造、素材ともにほとんど同じ。
膨らむことでいろんなものができるのだなと思う。
ほかにも何かまだまだできそうだ。
群馬に行ったときは是非寄り道したいひとつです。