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こどもキャンプを見に行く

16日にこども劇場の気球がフライトだということで、ふみやと一緒に見に行ってきた。前日の天気予報では雨が降るということで、「こりゃ、へたすりゃでっかい無駄足かな」なんて思いながら、山梨まで車を走らせた。
キャンプ場に付くと、小さなテント村と化していて、広場ではこども30人ほどと10人ほどの青年達(高校生以上のメンバーをこう呼んでいた)がミニミニミニ運動会と称したレクリエーションを行っていた。
今回ふくらむは、紙張りなんかの実際の制作には関わっていなかったので、顔を合わせるのが初めての人もたくさんいる。そんな中戸惑いながら参加するも、子ども達はそんなの気にせずものすっごい元気が良く駆け回り、僕らの相手もしてくれる。最近、走るということをしてなかったこの身はすぐに息を切らしてしまう。
その後キャンプファイヤーの準備を軽く手伝い、夕食をご馳走になっていると空模様が怪しくなってくる。と、思う間にかなり強めの雨が降り始める。
こどもきゃんぷ1
周囲が慌しくなり雨具を着込み準備に追われる人もいる。空を見ればかなりの速さで雲が動き、山の向こうにところどころに明るいところがある。合間を狙ってフライトするしかなさそうなので、こどもキャンプの青年の人にもそのように伝える。
雨脚が弱まった時に準備を始めるも、広げて空気を入れるうちにまた雨が強くなり、球皮がひどく濡れて、すぐ破れそうな状態になってゆく。
こどもきゃんぷ2
バナーに火を付け熱が入ると立ち上がったものの、水に濡れて重くなったせいか、明らかに浮力が足りない。
周りから、「大丈夫ですか?どのタイミングで飛ばせばいいですか?」と聞かれるも、ここまでの雨は初めての経験なのでさっぱり分からない。
「雨に濡れてるせいで、破れやすくなってます。木に引っ掛けたり、落ちたりすると確実に破けるのでチャンスは一度だけになりそう」と、質問には答えられず、そう答えてにいると、サブロープ周りにいたふみやから、「雨が少し弱くなってきた。バーナーの熱で球皮も乾いてきた」と聞く。内側を覗き込んでみると確かに、上のほうから乾いてきている。あの辺の文字が乾いたらOKということにしようと、適当に心に決め、乾いたところで、バーナーと、メインロープを持った人に、「そろそろ行けそうです。ロープの送りはゆっくりで」と伝える。
雨は降り止まないけれど雲間から月が覗くという、妙な天気の中気球はゆっくり上がっていった。こういう、面白い風景が見れる時というのは、大抵写真を撮る暇がないので、写真が残っていないのが若干残念。
こどもきゃんぷ3
降りてきた気球の中は湯気で霞み、中に入った子ども達はワイワイと記念撮影などをしている。覗き込むと、メガネが曇った。
気球後は、クライマックスである、キャンプファイヤーが始まり、歌ったり踊ったりとキャンプ最後の夜が盛り上がっていった。
こどもきゃんぷ3

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