ふくらむロゴ

ゴーヤの成長速度

ゴーヤが上昇気流に乗るように重力と逆らって上に伸びている。
どのくらいの早さで伸びているのか、それを調べようと、1週間前に印を付けておいた。

2011_6_27_01.jpgそして1週間後。ちょうど1メートルほどの高さに先端がある。1日に10センチ以上も成長していた。

新しい設計方法

いつも気球の設計は、スケッチをしたあと、3面図を描き、パソコンに数値を入れて展開している。
このやり方だと、ワイヤリングの長さも正確に出せ、万が一、形を部分的に修正することもできる。

しかし、パソコンのアプリケーションを持っている者しかできず、できあがった気球の形も、何か「固さ」が残ってしまう。

誰にでもできる設計のやり方を考えてみた。
粘度で形をつくり、石膏で形を固定し、濡らした紙を張りつけてカッターで展開。

今までやったことのない設計方法だが、これなら誰でも感覚的にできるのではないかと思う。

最後に味わう旨味

最近は暑くなってきたせいか、植物の成長がいっそう勢いを増して来た。
キュウリは雌花が咲き、少し膨らんできたかと思っていると、いつの間にか売られているほどの大きさになっている。1日に3センチは伸びている。同様に甘とうがらしも脈を打つようにムクムクと育つ。

そして今日、初めてキュウリの収穫をした。ついでに甘とうがらしも。

2011_6_25.jpg日々、まだかまだかと観察していたものが、一瞬でなくなった。美味しさは食べるときだけに凝縮される。
やはり気球をつくる面白さに似ていると思う。

墨田区役所のビル風

先日、視察に行った墨田区役所付近のビルのレイアウトについて考えてみる。
墨田区役所周辺にはアサヒビールやアサヒスーパードライホール、リバーピア吾妻橋ライフタワーがある。
高さを見てみると

○墨田区役所 84.71m
1990年08月(平成2年08月)

○アサヒビールタワー 94.9m
1989年10月(平成元年10月)

○リバーピア吾妻橋ライフタワー 98.75m
1989年11月(平成元年11月)

そこに様々な方向の風と、それによって起こるビル風を考えると

2011_6_24_01.jpgこんな感じになるのだと思う。墨田リバーサイドホールは低いビルだが、上記の3つのビルが100メートル近くもある。さらにそれぞれの建物の角度を考えると、南西以外の風の場合は、全て墨田区役所前に集まってしまう。

区役所前に風速発電が設置されていることも頷ける。

ビル風

ビル風について調べてみる。

wikipediaによると、ビル風は

○剥離流
○吹き降ろし
○逆流
○谷間風
○開口部風
○街路風
○渦領域
○吹き上げ

の8つの種類があるらしい。

乱暴に言ってしまえば、高層ビルが弱い風を集めて、局部的に風が強くなるという現象。
水が流れ出るホースの口を押しつぶすと、水の勢いが増すのと似ている。

マンションが建ったことで風が強まり、「風害」として裁判になった事例もあるほどだ。
逆に、ビル風を利用し、ヒートアイランド現象を軽減するという都市計画もある。

ビルのレイアウトで人工的に風をコントロールするというアイディアだが、冬はどうなるのだろうと考えてしまう。

再会、そして

学生のときに大変お世話になった先生から、隅田川で気球を飛ばさない?という突然の連絡があり、その打ち合わせに行く。

2011_6_22_01.jpg会合の前に、飛ばす予定地である隅田区役所に行ってみた。すぐ隣には首都高と隅田川があり、近くには路線も通っている。ビル風を利用した風力発電のプロペラが回り、ペットボトルが転がるほどの風が吹いていた。パッと見た様子だと、気球を飛ばすには最悪の場所だ。ここで「安全に飛ばす」というのはかなり難易度が高い。無茶をする僕たちが見て、そう判断するということは、許可する機関に対しては相当な説得力が必要になりそう。

そして夜になり待ち合わせ場所に向かう。店の前で待っていると交差点の向こうでお互いを確認し手を振る。会ってみると数年ぶりなのにまったく変わらずハツラツとしている。やはり常に忙しく、何かをつくろうとしている人は歳をとるということに無縁なのかもしれない。

席につくと早速、プロジェクトのコンセプトの話へ…と思いきや、「ここにこんなものがあったら面白い」などと、とにかくフランクにアイディアをポンポンと空中に挙げ、それらからまた新しいアイディアを見いだしていく。熱せられたフライパンの放たれた水滴が、ジュワッと蒸発する感じでとっても面白い。その過程で、ふくらむの経緯や、過去の話も含みつつ、あっと言う間に2時間が過ぎた。

とは言え、現実に目を向けたときに、やはり交通機関への危険性が問われるという問題がある。さらに、毎年11月に行っている企画と期間的にバッティングするため、あがった案をとどめておきながら、安全性や場のリサーチを含めて、ゆっくりと考えてみることになった。

急遽必要なもの

1年間に2回ほどの割合で、これまでやってきた企画をまとめて見せる機会がある。しかも、そのような機会は突然訪れて、その都度、まとめたものをどこに置いたのか発掘する作業から始まる。まとめた冊子を気軽に手渡してしまったことを忘れ、必要なときに慌ただしく作り直すこともしばしば。
まとめること、整理することにもう少し力を注がないと。

キノコ

2週間ほど前にホームセンターに行くと椎茸の原木が1本250円という格安で売られていた。思わず2本を衝動買い。椎茸の菌も同時購入してドリルで穴を開けて植菌し、散水してビニールで包んでおいた。
そろそろ散水をしようと思ってビニールを開けてみると…

2011_6_20_01.jpgキノコがたくさん生えてた。
椎茸は2年後にできるそうなので、椎茸とは違うキノコだと思う。なんのキノコだろう。

ケネディー電気

2011_6_19_00.jpg
珍スポットで有名なケネディー電機というリサイクル屋に行ってみた。
国道408号線を進んでいくと、遠目からもヘンテコな突起物が見えてきた。
2011_6_19_01.jpg
入る前にこのような人形が迎えてくれる。
2011_6_19_02.jpg
門を入ると、競馬の音楽のようなものが爆音で響く。すごく驚く。
2011_6_19_06_.jpg
2011_6_19_03.jpg
何本ものロケットとレーダーのようなBSアンテナが立てられ、いたるところにある換気扇のプロペラはカラカラと音をたてて回っている。
2011_6_19_04.jpg 2011_6_19_05.jpg
思い切って扉を開けてみようとしたが、鍵が閉まっている。挨拶をしても返事がないので中に誰もいないようだ。
事前情報によると、この物たちはここの夫婦の手作りだという。ここまで徹底的に、持っているものだけで作ってしまうのは感心してしまう。

今度は是非とも店長(?)に話を聞いてみたい。