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注射が嫌い!

6年ぶりに健康診断があった。レントゲンやら心電図やら尿検査など、最低限の診断ばかり。それらは通過するように済ませればいいのだが、どうしても身構えるのが採血。これだけはどうしても嫌なのだ。

二足歩行できるロボットができて、宇宙に行けて、人を切らずに断面図を見られるほどの技術があるのに、なんで針を刺さないと血が採れないのか。
直視できず、ずっと横を向いたまま顔を引きつらせていると、隣の人は携帯で自分の採血の写真を撮っている。その余裕さにもイライラしてしまう。

長い長い採血が終わった後、血圧を測ると150近い数値がでた。高血圧なのか聞かれ、内心「当たり前だ!」と思う。時間をおいて測り直すと100にもとどかない平常値。
採血のストレスで不健康になっている気がする。

いない海

2011_7_17_01海.jpg茨城の海に立ち寄った。雲ひとつなく、肌が痛く感じるほどの日差しの中、目を細めながら砂浜を歩く。ここまで暑いと、さぞ海水浴客も多いだろうと思っていたが、非常に少ない。原発の影響なのだろうか。

家に帰ってから調べてみると、昨日が海開きだったようだ。そして、やはり例年より激減しているそうだ。民宿の予約も、よいときで3分の1程度らしい。

茨城新聞ニュース
海開き初日、出足鈍く

2011_7_17_02海.jpg暑いのに、空は透き通っているのに、海は青すぎるのに、人が少ないのは寂しすぎるな。

2011_秋に飛ばす気球の制作2回目

前回『2011_秋に飛ばす気球の制作1回目

今月2日から始まった、中学生と作る「簡単な気球」の制作の続き。一辺4メートルほどの4面体の気球を作る。前回は長方形に貼り合わせた紙に色を塗るというところまで進んだ。今日は4面体に貼り合わせ、フライトまで行う予定。

さっそく貼り合わせにとりかかるが、貼り合わせる辺を合わせてみると、きれいな平面状になり4面体にならない。どうやら紙を多く貼り合わせてしまったようだ。久々の致命的な設計ミス。やはり簡単だとあなどってはならないと痛感。

さて、この長方形を使って、どう立体にするかが問題だ。1対4の長方形なので、短辺と短辺を貼り合わせて筒状にし、2枚の正方形を上面、底面に貼り合わせて立方体にすることにした。単純に正方形というのもつまらないので、上面と底面を45度回転させ作ってみることにした。シンプルだが、このような形にするのは初めてだ。

2011_7_16_01紙貼り.jpg去年も参加した中学生は、紙の貼り方も手慣れていて、1時間ちょっとで気球が完成。ロープをつけ、バーナーを入れる口を作って、フライトの準備も順調に進んだ。送風機で膨らませ、中に入ってみると外側からより大きく見える。

2011_7_16_02インフレ.jpg
2011_7_16_03内部空間.jpg午後3時からテストフライトを行う予定だったが、校庭の木々を見ると大きく揺れている。やはり日中は風が強い。台風が来ている影響もあってか、1時間ほど待ってみたものの止むことはなく、フライトは中止した。

今後の予定を話し合う。8月は中学3生が塾の夏期講習があるということなので、9月から再開することになった。

見世物小屋

靖国神社で行われた「みたままつり」に行ってきた。昭和22年から始まり毎年30万人もの参拝者が訪れるという。参道の両側には鮮やかに彩られた屋台が立ち並ぶ。その奥から聞いたことのある呼び込みの声が響いてきた。

みたま祭りに行った目当ては、以前、ブログにも取り上げた大寅興行。今までは大寅興行が出店するお化け屋敷しか見ることができなかったが、このみたま祭りでは「見せ物小屋」をやっていた。店の入り口には聞いていた通り「蛇女」の写真が貼ってある。

初めて中に入ってみる。中は観客でいっぱいになっていた。
すぐにパフォーマンスが行われる。

まずは小さいのに力持ちという女の子(?)が、とても重そうな岩を軽々と持ち上げる。観客席を笑いで充満させたのち、蛇女こと小雪太夫が、紅色の和服でゆっくりとステージに現れる。紹介によると18歳で大寅興行に入り、現在25歳だそうだ。

2011_7_15_01_蛇女.jpgそして蛇を手にし、猟奇的な微笑みをうかべながら蛇を玩ぶ。前席にいつ観客が蛇が本物であることを確認すると、小雪太夫がベビの頭と尻尾を持ち、蛇の首元あたりに優しく噛み付き、激しく噛みちぎる。ビチッという切断される音に観客席からは低い声が漏れる。目を細めるように見入る観客の前で生き血をすする。

蛇女刺激の強いパフォーマンスに具合が悪くなる人もいるというのも頷ける。生きた蛇を使うのは1日に数回のみだという。(ヘビの値段が高いかららしい)現在、見世物小屋を行っているのは大寅興行の他に1社しかないそうだ。

ケセランパセラン

2011_7_14_01.jpg
夏の風に乗ってやってきたケセランパセランを見つけた。

おしろいが好きだという不思議な妖怪。フワフラと宙を舞う姿は非常に目を引くのだが、持ってみるとまるで存在感がない。人が動いたような微かな風でもフワリと飛んでいく。ふだんは気にも止めない微弱な風を見せてくれる。

間寛平空を飛ぶ

間寛平「わしゃ止まると死ぬんじゃ!」-『鳥人間』出場で空も制覇!?

今年1月にアースマラソンを完走した間寛平が今月30日・31日に行われる『撮り人間コンテスト2011』にプロペラ機ディスタンス部門のパイロットとして参加する。「僕と同じ団塊の世代に『止まったらアカン!』ということを伝えたい」と意気込んでいるそうだ。

62歳を過ぎ、まだアースマラソンのさなかに癌も発症したというのに、エネルギーの向け方が凄まじい。

調べてみると、忌野清志郎と↑THE HIGH-LOWS↓の真島昌利から音楽提供も受けたことがあるそうだ。思えば、忌野清志郎も真島昌利も止まらずに走り続ける人たちだ。やはり、そういう人たちはおのずと繋がっていくものなんだろう。

『鳥人間コンテスト』は8月19日、読売テレビ系で放送される。間寛平が参加するチームはエアロセプシー。エアロセプシーは過去7回の優勝記録を持っている。間寛平は「最高記録の40kmは飛ぼうと思ってましたけど、それは体力的に無理とわかったんで(笑)、1kmは飛びたい」と言っているが、もはや記録などどうでもいい話だろう。地球を人力で1周した人が人力で空を飛ぶ。それだけで充分だ。

世界のスカイランタンまとめ更新

スカイランタンの情報は新しい情報を知り次第、再アップしていきます。

・日本、秋田の上桧木内の紙風船上げ
・日本、秋田の太田町で行われる火祭り
・日本、山形最上群の蔵岡紙風船まつり
・日本、富山県の南砺ふくみつ雪あかり祭り
・ミャンマーの火祭り
・台湾平渓の天灯祭り
・タイのチェンマイのイーペン祭り(コームローイ)
・タイのターク県、ローイクラトンサーイ祭り
・ポーランド、ポズナンの聖ヨハネ祭(追加)
・インドネシア(2009年12月にギネス記録を更新しているが、例年の行事なのかは不明)

西と東をつなぐ線

夕方、屋上に出ると東の空に、何か雲のような線を見つけた。その線は北の空へ続き、西まで弧を描いている。飛行機雲にしてはモヤモヤがなく、ハッキリとしていない。

2011_7_11_01.jpgなんだろうと考えていると、雲の隙間からもれた夕日の光だということが分かった。直線のはずだが、空に張り付いて曲がっているように見える。

2011_7_11_02.jpg日が沈むと、その光の線はオレンジ色になり、少しずつ消えていった。
こういう空を見ると、思いっきり叫びたくなる。2011_7_11_03.jpg

ゴーヤの葉の形

ゴーヤが2階まで伸び、横にも葉を広げてきた。
ゴーヤの葉は薄く、カエデのように7又に分かれている。なぜこのような形になったんだろう。

2011_7_10_01.jpgキュウリと比較すると、ゴーヤは茎が非常に細く、弱々しい。キュウリの葉は丸い形をしていて、分厚く、20センチ以上の大きさになり、茎もゴーヤの8倍以上の太さがある。

もしゴーヤの葉がキュウリの葉ように丸い形をしていたら、強い風が吹いたときには折れてしまうだろう。植物だから光合成をするため、できるだけ太陽を浴びることのできる面積がほしい。そして風を受けても、すり抜けていくような形を求めていったら、このような形になったのではないかと想像する。

やはり、太陽を遮り、風だけを通すという葉の形を考えても、グリーンカーテンを作るならゴーヤがベストだと思う。

出会う方法

初めて会う小学生がいる部屋で、昼食のおにぎりを食べていると、何人かの子どもが話しかけてきた。「何食べてるの?」「おいしいの?」など、なんでもない話。
こちらから話かけるよりも、待っている方が仲良くしてくれる。

かつて、生物の教員が似たようなことを言っていた。
夜の森の中で、生物を観る方法。それは、じっと座って待っていることらしい。面白いものは向こうからやってくるというのを思い出した。