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面白い文房具

ホームセンターに買い出しに行くと、文房具フェアをやっていたので寄ってみた。その中で「おっ!」と思ったものを紹介。


クルトガ(三菱鉛筆)
芯が回転しながら出てくるシャーペン。一定の太さで書くことができる。

オルノ(トンボ鉛筆)
ペンを折ることで芯が出てくるシャーペン。書いている途中で手の形を変えずに芯が出せる。

シンドバットエフェクト(サンスター文具)
黒と赤のボールペンの他に、ネーミングの通り、芯を8本も収納ができる複合筆記具。かつては40本もの芯を入れられるシャーペンも発売していた。

フリクションポイント04(PILOT)
消すことができるボールペン。擦ったときの摩擦熱でインクが透明になる。

アーチルーラー(コンセント)
2時曲線に曲がった定規。机から取りやすい。定規戦争でも有利かも。

ホッチくる(マックス株式会社)
針の部分が90度回転できるホッチキス。中綴じができる。昔からあるものだけど画期的なアイディア。

バイモ11フラット(マックス株式会社)
40枚の紙を軽い力で束ねることができるホッチキス。止めたときに針がフラットになるので重ねたときにも厚みが気にならない。

ノビータ(コクヨ)
入れる書類の厚さに応じて背表紙の幅が変化するファイル。書類をたくさん入れてもファイルが丸まらない。

ペンカット(レイメイ藤井)
とにかくスマートになるはさみ。ペンケースにペンのような状態で収納できる。

ライン(長谷川刃物)
マウスのように持ち、自由曲線でカットできるカッター。握り方が新しい。

直線美(ニチバン)
テープの切り口が直線になるテープカッター。貼ったときの見栄えが良くなる。

テープデグー(ミタカ精工)

楽々とテープを貼ってカットすることができる道具。ふくらむとしては一番欲しい道具になるかもしれない。セロハンテープだけでなく、幅が広い梱包用テープ用も出してほしい。


ちょっとしたアイディアで使いやすくなる文房具。そのちょっとちょっとのために、開発部の人たちはがんばっているんだろうな。そして商品名は、けっこう駄洒落が多い。

ワッツタワー

「プンクトゥム・タイムズ」という新聞に吉増剛造が撮ったワッツタワーの写真が載っている。このワッツタワーはロサンゼルスのワッツ地区にある。1921年から1954年の33年をかけ、サイモン・ロディアという日雇い工事現場の労働者が一人で作ったものらしい。鉄筋をセメントで固め、ビンやタイルの破片を拾って、それらを埋め込んで作られた塔で、高い塔は30メートルにもなる。

サイモン・ロディアは完成後、塔に対して子どもの嫌がらせや苦情などがあいつぎ、タワーを隣人に譲ってワッツを去り、狩るフォルにあのマルチネスに移り住む。ワッツを去ってからは塔を見ることはなかったそうだ。この塔をロサンゼルス市は、不許可建築として取り壊そうとしたが、映画業界人、美術研究家、建築家によって守られ、1990年にはアメリカ国定歴史建造物に指定された。

サイモン・ロディアは、なぜ塔をつくるのかという質問に「何か大きなことをやるべきだと思った。だからやった」と答えたそうだ。

三重県で『虹の泉』をつくっている東健次も同様、こういうことをやっている人へ「なぜつくっているのか」と問うと、いたってシンプルな答えが返ってくる。

吉増剛造

7月30日から8月19日まで、ポレポレ東中野で吉増剛造の『予告する光 gozoCiné』が上映されている。毎日、違う作品を上映し、トークイベントも頻繁にある。

以前、吉増剛造の講演を聞きに行った。ペンを数十本、音声レコーダ、ビデオカメラ、石(?)でできた楽器を常に持ち歩いていることから話が始まった。「教える」という言い方ではなく、独り言のように、囁くしゃべり方に耳をすます。映像を見ながら話すときも「解説」ではなく、自らの映像を読み解こうとするように言葉を置いていく。映像の中でも同じような独り言を言っているので、どちらが今、話しているのか分からない。

講演の終盤の質疑応答になると、質問者の「なんと言ったらいいのか分からない」という言葉さえも拾い、話を掘り起こす。それまで聴講側には向けなかった目が、段々と火を灯すように一人ひとりを見つめる。10秒以上、目が合っても離してくれない。でも、やさしい言葉を渡す。「燃える」の詩を書いたときには、もっと燃え上がるような目をしていたんだろうな。

新居探し

ふくらむのひとりが、現在住んでいるアパートの契約満期に伴って引越を考えているという。そこで、なぜか一緒についていき部屋を見ることになった。男二人で部屋を見にいくというのも妙な気がする。不動産屋もちょっと戸惑う様子だった。
自分が引越をするわけでもないのに、新居を見に行くというのは妙にワクワクする。駅付近の商店街、アパートの外観、部屋の光など目新しさや、この町で暮らすという少し身構える緊張感がそうさせるのだろう。

1件目を見る。駅から近く商店街も活気づいている。隣には小学校もあり賑やかな印象だ。家賃も手頃で多少狭さを感じる部屋だが悪くない。

2件目、駅から徒歩10分ちょっと。電信柱の住所を見ながら探し、それらしきアパートを見つけるがどこから入っていいのか分からない。反対側に行くと出入り口を見つけ、部屋に入る。部屋の印象は1件目と変わらない。が、数分間、ドアを開けておいただけで蚊が5.6匹入っていた。自分が住む訳でもないが猛烈に反対する。

3件目、家賃は前の2件と比べて数千円上がるが部屋が少し広い。外には猫も住んでいる。近くには商店街もある。ここがいい。

そして1日にして3件目の物件に決定。引越経験の少ない僕にとっては新しい住居というのは羨ましい。
が、現在住んでいる場所からほとんど変わらない場所だそうだ。

久しぶりのミーティング

久々にふくらむミーティングを急遽行った。珍しく4人が参加できる日だったので、とくに急いで話さなければならないこともないのだが集まることになった。話題は秋から中学生と作る気球についてと、11月に徳島の展示について、そして大阪で行うかもしれない企画について。個々が担当的役割になって進めてきたので、これまでの経緯を報告し合う。

今までのふくらむの制作ペースは年2回なのだが、今年は他2企画が、しかもなぜかすべて11月に密集している。これまでは全てのことをメンバー内で話し合って進めてきたが、企画が多くなってくると、各企画をリードする役目が必要になってくるだろう。

野菜の収穫数

2011_8_2野菜の収穫数01.JPG8月にもなり、家庭菜園の野菜が次々に収穫できている。買った苗をあげると、

ゴーヤ 5本
キュウリ 2本
ナス 3本
甘トウガラシ 3本
シシトウ 2本
ミニトマト 2本
パプリカ 1本
シマトウガラシ 2本
ズッキーニ 3本
シソ 1本
バジル 1本
ミント 1本
パセリ 1本

計25本の苗を買ったみたいだ。収穫できたおおよその数は現時点で
ゴーヤ 6本
キュウリ 10本
ナス 15本
甘トウガラシ 40本
プチトマト 10個
パプリカ 1個
シシトウ 10個
シソ 20枚
バジル 20枚

くらいだと思う。甘トウガラシは次々に実り、毎日収穫ができ食べ飽きるほど。逆にトマトは完熟までに日数がかかる。野菜の値段が違うことがよくわかる。そう考えるとナスは高いわりによく取れる野菜なのだろう。

第34回鳥人間コンテスト

7月30・31日に滋賀県、彦根市の琵琶湖で『第34回鳥人間コンテスト』が開かれた。2009年は予算の都合上中止となり、隔年で行われるという懸念もあったが、去年に引き続き今年も無事に開催されたようだ。
30日には人力プロペラ機タイムトライアル部門と滑空機部門が、31日は人力プロペラ機ディスタンス部門が高さ10メートルのプラットホームからテイクオフした。

人力プロペラ機ディスタンス部門の史上最高齢の出場となる間寛平も、無事に飛び終えることができたようだ。

今大会の模様は読売系で8月19日午後7時から放送される予定だ。

紙飛行機をホバリングさせる方法

今年の夏は節電のため、扇風機が例年と比べて4.5倍になるらしい。家ではまだ30年前に買った扇風機を使っている。今よりもエネルギー効率は悪いに違いないが、まだ動くのでなかなか買い替えようと思えない。

扇風機を使って紙飛行機を浮かすという動画があった。


扇風機をほぼ向かい合わせにして回転させ、その真ん中に紙飛行機を風に乗せるとアラ不思議。紙飛行機は宙に浮いてしまう。風量の関係や角度、距離など、相当な微調整をしているのだろう。しかし、前方と後方から風を当てるだけでなぜ浮かぶのだろう。

走りながら風力発電するエコカー

早く乗りたい! 走りながら風で充電するエコカーが近未来的すぎる

早く走れば走るほど、風力発電によって充電できるエコカーを、ギョン・ス・ナさんがソウルの都市汚染を解決するために提案したそうだ。「Aiolos」という名前で、走る際にプロペラが風を受けて回転し発電する仕組みになっている。より多くの電気を発電できるかどうかが課題になりそうだ。

以前、紹介した「風力で風速より早く走るエコカー」の技術が生かされれば可能かもしれない。

本日、みずがめ座デルタ流星群ピーク

2つの流星群

今日がみずがめ座デルタ流星群のピークで、さらにペルセウス座流星群も重なり、月齢も27.8という観測するには最高のコンディションなのだが、天気が。。現在も空一面が厚い雲に覆われ、小雨まで降っている。

8月のペルセウスを月と一緒に見ることになりそうだ。