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かゆい

植物の世話は楽しいのだが、それと付随して厄介なのが、蚊。4.5分間、外に出ただけで数カ所刺される。多少、血をあげるのは構わないが、かゆみをくれるのはやめてほしい。刺されたところのほとんどは血管があるところ。かゆみに腹を立てながら感心してしまう。

蚊は血を吸うときに、血液が固まらないようにするための成分を含む唾液を注入しているらしい。その唾液がアレルギー反応を起こしかゆみになる。

そこで蚊に刺されたときに痒くなりにくい方法として、「蚊に全部吸わせる」というやり方があるそうだ。要するに、刺されても叩かず、かゆみを引き起こす蚊の唾液も吸わせる。そうするとかゆくなりにくいらしい。

ということで、実際に叩かず、そのままにしてみた。
するとどうなるか、蚊は少しずつ赤く膨らんでいくが、もう痒い。通常なら気付いて叩くが、そのままにしてみる。しばらくすると針を抜いて飛んでいった。確かにひどいかゆみではないが、痒い!何回か試すと、蚊は満腹になる前に警戒して飛んでいくことが多い。全部吸わせるということが難しい。

蚊は世界中で3000種類いるという。その9割が血を吸う。分布は北極から南極まで。
人間みたいだ。

空飛ぶ車、認可

今度こそ本当に発売...夢の空飛ぶ自家用車が道交法パスして公道走行可能に!

空飛ぶ車が、ようやく発売が現実的になってきたようだ。空飛ぶ自家用車「Terrafugia Transition Flying Car」が、米運輸省の国家道路交通安全局(NHTSA)で認可されたらしい。

映画『バックトゥザフューチャー』のように翼無しでというわけにはいかないが、自家用車で気軽に空を飛ぶ未来も近そうだ。

ポーランドのスカイランタンの起源はいつか

ポーランドのスカイランタンは、いつから行われているんだろうと思い、調べてみたのだがなかなか見つからない。ポーランドの公用語はポーランド語なので検索が難しい。探していくうちに、

Poznań NaszeMiasto.plというサイトに

「Tradycja latających lampionów znana jest od 2 tysięcy lat.」

という文章があった。翻訳にかけると、

「飛んで灯籠の伝統は、2000年以来知られています。」

となるようだ。このポーランドのスカイランタンは「聖ヨハネ祭」という宗教的行事だが、2000年前となるとイエス・キリストが生まれてからまだ間もないことになる。この訳が正しければ一般的なスカイランタン(天灯)のことを言っているのだろう。

やはり、発祥はアジアなのだろうか。

ポーランドのスカイランタン

国内記録更新! ポーランド真夏の夜空を照らす1万1000個のランタン

スカイランタンといえばタイのコームローイが有名だが、ポーランドでも同じような祭りがあり、1万1000個という国内最多のランタンが飛ばされたそうだ。

ポーランド西部のポズナンという都市で、毎年、夏至の夜に行われる「聖ヨハネ祭」という宗教的な祭りらしい。

鳥を追い払う方法

「目を見つめろ」コウノトリと空でぶつからないための指示

航空機のトラブルの原因のひとつとして問題なのが、航空機と鳥が接触するバードストライクという事故。日本でも年間1000件以上のバードストライクが発生している。大型の鳥が衝突したり、エンジンが吸い込んでしまうと墜落の危険もある。バードストライクを防ぐために空砲で鳥の防除を行っている。

ヨーロッパで開催された航空イベントでは、コウノトリを様々な方法で追い払おうとしたがうまくいかず、銃で防除する方法は非難があり、一番効果的であると確認されたのが「鳥を見つめる」という方法だったという。鳥を見つめていると飛んでいく習性があるらしく、効果が出ているという。

芋を掘る

「畑で芋掘りがあるよ」

お誘いをいただき、芋掘りに行った。

趣味でやっているとは聞いていたのだけど、いざ行ってみると、趣味でやるには大きすぎる畑に、芋、トマト、パプリカ、ナス、ししとう、ゴーヤ、トウモロコシが育っている。

クワを入れてみると、良質の土であることが素人にも分かるほどフカフカで黒く、全体に適度な湿り気がある。掘り返せばゴロゴロとジャガイモが泡のように浮き出てくる。

晴天ではないものの、汗がTシャツの色を変えていく。わずかな風がしみるように心地いい。百姓の苦労を実感し、食卓に出す食べ物のを作る大変さがすこし分かった。野菜の値段が高いなど言えなくなる。

わずか2時間ほどの作業で、合計200kgほどのジャガイモが取れた。人数で割っても一人30kg以上ある。

2011_7_3_01.jpgうまく保管すると1年近くもつという。これからジャガイモのレシピが増えそうだ。

2011_秋に飛ばす気球の制作1回目

今日から中学生と気球をつくる企画が始まった。去年は「何をつくろうか」というミーティングから入ったのだが、今年はとりあえず簡単な気球をつくることとなり、持っていった紙をセロハンテープで貼り合わせるところから始まる。

問題なのは暑さ。午前中はちょうど良いほどの気温だったのだが、制作が始まり日中に近づくと、空気の粘度が増したような暑さになってくる。セロハンテープで紙を貼っているだけなのに、汗が滴り落ちるほどだ。今年は熱中症で不調を訴える人が東京都内で去年の3倍にも上がったという。中学生にも水分補強を促し、汗で紙を湿らせながらの作業を40分ほど続けた。

2011_7_2_01.jpg4面体の展開図となる1:4の比率の長方形は午前中に完成した。午後からはそこに色を塗ってみる。2007年に行った『カゲオクリ』を焼き直し、中学生が紙の上に寝そべり、人形を描いてみる。午後の1時間ほど絵を描き、(僕が絵具をブチ撒くというハプニングもあったが)本日の制作は終了した。

次回は、今日作った紙を4面体に貼り合わせ、フライトを試みる予定だ。

制作の準備

毎年行っている中学生と気球を作るという企画が、今年は早めに始めることになり、明日が第1
回目となる。まずは、制作工程や難しさを知るため、集まった中学生と小さく簡単な気球を作る予定だ。

ふくらむでは「同じものはつくらない」という暗黙の掟があり、その都度、素材や道具が変わるので準備に時間がかかるのだが、紙を貼って絵を描いて飛ばすとなると、経験上、準備はあっと言う間に終わってしまった。あっけなくも感じる。

例年では9月か10月から企画を始めているので、暑い時期に制作を行うのは初めてだろう。紙やテープは気温によって性質が若干変わるので気がかりな部分はあるが、「とにかく飛ばしてみる」ということだと、精神的にかなり気がラクになる。そう考えると、「気球をつくる」というより「企画をつくる」ということに神経を注いでいることがよくわかる。

莫大なエネルギーと素材を使って

何にもない砂漠でガラス製品をつくれる3Dプリンター



今日のプリンターは平面だけでなく、立体を作ることができるものも当たり前になってきた。形状だけでなく、血管を作るプリンターや、味を作るプリンターなども研究されている。

ガラスは砂を加工することでできているが、この、SolarSinter Projecというのは、太陽の熱で砂漠の砂をガラスの立体にするというプロジェクト。砂漠にあるエネルギーや豊富な素材の可能性を探る趣旨で行われているそうだ。

他にも太陽の熱で木材をカットし、サングラスを作るというプロジェクトもあるらしい。

説明会

毎年行っている中学校での気球制作の説明会に行く。
事前に説明会を開くのは初めてのこと。
放課後に視聴覚室に25名ほどの中学生が集まった。

映像や写真をモニタに映しながら、今までの紹介をする。
わずか15分間であったが、少しは「こんなもんがあるんだ」ということを知ってもらえたかと思う。

今年で5回目になるが、集まった人によって毎年、予想外の企画がうまれる。それが面白い。