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ついにイチゴを植える

最近、イチゴイチゴイチゴの話になっていますが、またイチゴです。

ホームセンターに買い物に行くと、ガーデニングコーナーでイチゴの苗が売られていました。思わずフラフラと5つ買っていましました。庭に5つ並べて植えてみました。

2011_5_19_01.jpgまだまだ、イチゴが続きそうです。

イチゴのつぶつぶ再度カウント

完熟したイチゴのつぶつぶを数えてみたところ、3センチほどの大きさのイチゴで197個ありました。

もっと若い実の場合ではどうだろう、と思い、まだ緑の1センチほどのイチゴのつぶつぶを数えてみました。
完熟したイチゴち違い、つぶつぶがギュっと密集しています。そしてもっとつぶつぶが取れない・・・

カッターの先でほじくるように、つぶつぶを一粒ずつ取ってテープで貼っていきました。

2011_5_18_01.jpg数えてみること2時間近く。合計すると249個ありました。
もちろん個体差があると思いますが、完熟イチゴと比べて約50個多い。この差は個体差なのか、育っていくと減っていくのか。
こうなると、もっとさくさんのイチゴを調べてみる必要がありそう。

イチゴのつぶつぶの数

昨日、イチゴの表面のつぶつぶと、雌しべの関係性について触れましたが、実際のところどれくらいの数なのだろうと疑問に思い、イチゴの種(ではないけれど)の数を数えてみました。

3センチほどの熟したイチゴの表面からつぶつぶをひとつずつとり、数えていきます。

ポロッと取れるかと思いきや、カッターの先で突いてもなかなか取れません。つぶつぶから生える維管束という筋を切らないと外れなということが分かり、非常に細かい作業が続きます。

2011_5_17_01.jpg指先は真っ赤になり、赤い汁が手首まで垂れてきます。イチゴの種(ではないけれど)を数えていることを知らない人が見たら、完全にヤバい状況です。

2011_5_17_02.jpgそして、結果。

全部で197個ありました。

これから若い実のつぶつぶを数えてみます。

イチゴの種

ヒョンなことからイチゴを育てる環境に行くことが多くなり、イチゴの成長を目にする機会が増えました。

2011_5_16_01.jpg種類にもよると思いますが、およそ3枚ずつの葉と5枚の花びらを持ち、授粉すると花びらを散らせながら、雌しべが生えている部分(子房)が膨らんでいきます。しばらく経つと、イチゴの大きさになってきて緑色から黄色、黄色から橙色、そして赤くなってきます。

イチゴの表面に見えるつぶつぶが、そう果というもので、おそらく雌しべとそう果の数は同じなのでは、と思います。意外なのが、この種のように見えるイチゴの表面のつぶつぶが果実ということ。食べている赤い部分は「花托(かたく)」と言われる雌しべや雄しべのクッションのような部分だそうです。肝心の種は、というと、表面のつぶつぶの中に入っているのが種だそうです。

このように花托が膨らむものを「偽果」というそうですが、リンゴやナシ、スイカやバナナも偽果だそうです。リンゴの本当の果実は、普段食べない芯の部分。
まあ、食べれればいいということですが、構造的に見ていくとここまで違うんですね。

お化け屋敷と見世物小屋

昨日に引き続き、お祭りについてもう一話。

お祭りで行われる神輿や模擬店の中で、ひときわ異質な催し、お化け屋敷がありました。

2011_5_15_01.jpg夏はもちろん、寒い季節にも見かけたことがあります。いかにもお化け屋敷らしいたたずまいと装飾があり、おばちゃんの語りの声が響き、中からは悲鳴が聞こえます。入ったのは今回で2度目でしたが、やはりムチャクチャ怖い。中では実際のお化け(?)が襲ってきます。

そして、このお化け屋敷をやっているスタッフを調べてみると、『大寅興行社』というところでした。興味深いのは、お化け屋敷と交互に「見世物小屋」も行っていることです。「蛇女」と呼ばれる女性が蛇を何かするということを聞いたことがあります。
300軒以上あった見世物小屋は現在、全国で2軒になっているそうです。

職人芸

先日、都内で行われたお祭りに足をはこびました。わたあめ、じゃがバタ、お好み焼き、焼きそばなど、おなじみのものから、トルコアイス、ラーメンバーガーなど目新しいものもありました。

そのなかで、1時間ほど足を止めたものがありました。飴細工です。

2011_5_14_01.jpgボソボソとしゃべりながら、ひたすら手を動かす飴細工職人が、大勢の客に囲まれていました。アニメのキャラクターを作る飴細工は目にすることも多いのですが、作るものほとんどが実際にいる動物です。実存しないであろう動物は龍とネッシーくらいでした。それらが、店に飾られています。

2011_5_14_02.jpg驚くのは、やはり飴が職人の手によって、みるみる形が変わっていくところです。
まず丸めて割り箸に付けるのですが、それだけでも目を見張ります。さらに糸切りばさみで、足や、耳、羽根に変身していきます。まるで手品をみているよう。見ている人から笑いがおきたり、驚きの声があがっていました。

2011_5_14_03.jpg途切れることなく注文がなされていました。後継ぎが心配されているそうですが、この職人芸は途絶えることなく続いてほしいものです。

8日の風の状態

5月8日は非常に暑く、強い風が吹いていましたが、風速計の電池が切れていて、実際にどれくらいの風速なのか分かりませんでした。なので、今更ではありますが、フライト時間頃の天候を調べてみました。

まずは天気図から。

2011_5_11_01.jpgそして、問題の風ですが、12時から13時の間は、次のような状態だったそうです。

2011_5_11_02.jpg観測地点と会場の位置が数キロメートル違うので正確ではありませんが、参考にはなるでしょう。バーナーを入れ始めたのが12時50分ころだったと記憶しています。風は巻いていましたが、大まかには南南東から吹いていたので合っています。平均風速は3.4メートルとありますが、最大瞬間風速は7.4メートルだったようです。

これでは離陸は不可能。紙で作っていたら間違いなく破れていたでしょう。事故の可能性のことを考えても、フライトは中止にして正解だったようです。

『たまご』の記録

5月8日の午前の記録です。

8時半ころから会場に集まり、『たまご』を広げる準備をします。非常にいい天気だったので、『たまご』の下に敷く白いシートを広げると、眩しい光が下からも照らしました。重りとなる水と送風のための電源が用意でき、『たまご』を膨らましました。

2011_5_10_01.jpg内部は風がシートを揺する音が聞こえるものの、少しだけ声が響いてるように聞こえます。霧を炊き始めると、目の前がさらに明るくなっていきます。

ちょうど開会になり、子どもたちがドームに入っていきます。

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2011_5_10_03.jpg不思議な空間に子どもたちは大はしゃぎです。風が吹き、ビニールがあおられるたびに歓声があがります。

2011_5_10_05.jpg風が強く、手伝ってくれたボランティアの中学生と必死になって、たまごを押さえます。2011_5_10_08.jpg風に押されると霧も出てしまうので、向こう側の風景が見え隠れします。子どもたちが暴れすぎて、ビニールが破けてしまうこともしばしば。修復作業が続きました。

12時半頃からフライトの準備をします。恐れていた風が、フライト時間に近づくにつれて強くなっていきました。バーナーを入れて離陸を試みます。立ち上がったものの、四方八方にたまごが揺すられました。ビニールなので破けることはありませんでしたが、逆にバーナーを入れるためのリングが4人で押さえていても動かされるほどの強風です。ロープも一本が切れてしまいました。あまりにも危険なので残念ならがフライトは中止しました。

フライトで破損した部分を修復すると、再びたまごが膨らみました。

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2011_5_10_07.jpg午後からも午前のように子どもがたまごの中に入ります。強い風はなかなか止まず、霧を出してもなかなか効果が現れませんでした。それでも、波打つ床面と形が変わる壁に大盛り上がりでした。

閉会の最後にたまごを割ります。
たまごの頂上に繋がるロープを引くと、たまごが割れる仕掛けになっています。が、すでに数十センチ程度が裂けてしまっていて、そこから空気が洩れ、たまごが立ちません。風の力も加わり、たまごが潰されそうになっていました。内圧がなければ立ち上がらず、割ることもできなくなります。「もう、難しいか、、」と思いつつ、中の子どもたちをたまごの底部に集めて、無理矢理サブロープを引っ張ってみました。何とか立たせることができたので、ロープを持っている中学生たちに合図を送りました。完全にまっすぐには立っていなかったものの、たまごが開き、中の子どもたちが出てきました。(写真がないのが残念です。)大急ぎになってしまい、ただ割っただけになってしまったのが非常に心残りでした。