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イチゴの種

ヒョンなことからイチゴを育てる環境に行くことが多くなり、イチゴの成長を目にする機会が増えました。

2011_5_16_01.jpg種類にもよると思いますが、およそ3枚ずつの葉と5枚の花びらを持ち、授粉すると花びらを散らせながら、雌しべが生えている部分(子房)が膨らんでいきます。しばらく経つと、イチゴの大きさになってきて緑色から黄色、黄色から橙色、そして赤くなってきます。

イチゴの表面に見えるつぶつぶが、そう果というもので、おそらく雌しべとそう果の数は同じなのでは、と思います。意外なのが、この種のように見えるイチゴの表面のつぶつぶが果実ということ。食べている赤い部分は「花托(かたく)」と言われる雌しべや雄しべのクッションのような部分だそうです。肝心の種は、というと、表面のつぶつぶの中に入っているのが種だそうです。

このように花托が膨らむものを「偽果」というそうですが、リンゴやナシ、スイカやバナナも偽果だそうです。リンゴの本当の果実は、普段食べない芯の部分。
まあ、食べれればいいということですが、構造的に見ていくとここまで違うんですね。

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