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再び会う

昨日のブログに書いた、反省会後の飲み会で発覚した事実。

僕は生まれも育ちも、今いる地元です。5月に行った祭りは今年で34回。今は企画者の一人だけど、小学生のときには参加者として、その祭りに行っていました。

企画団体は全部で30を超えます。その中には地元で幼少期を過ごし、今は僕のように企画者になっている人も珍しくありません。

反省会後の飲み会で、ある団体の代表者の人と話してみた。その人とはこれまで会話したことはほとんどなく半ば自己紹介のような形から始まる。話していると地元出身だということが分かり、小学校を聞くと同じ小学校出身。まさかと思い年齢を聞くと同じ歳。友達の名前を訊くと知っている名前が挙がる。ついに本人の名前を訊くと、なんと小学生の時、同じクラスにいた級友。驚きました。お互いまったく気付くことなく数年間、話し合いで顔を合わせていました。。

地元でやっていると再会という出会いがあるのか。

5月の祭りの反省会

5月にお祭りのひとつの企画として気球を制作、フライトをしましたが、先日、その反省会会議に行ってきました。
各団体の代表者が勢揃い。それぞれの視点から得た全体と個々の反省点を述べていきます。

その反省会も大切だとは思いますが、重要な意見を交わせるのは実はその後の飲み会です。
その中でなぜ子どもに向けた祭りを催すのか、誰のための催しなのか、面白い話題が飛び交いました。

色々な人の意見を聞いて、ふくらむは何なのか、なぜ企画を行うのか、考えさせられました。

シンプルな優れもの

25年間経って汚れた家中の壁を塗り替え中。
塗るときにペンキやローラーは欠かせないが、塗らないようにするためのアイテムも同等に重要な道具。
そのなかでもシンプルなアイディアですばらしい道具がこれ。

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1メートルの幅のビニールの端にマスキングが付けられたもの。まさに折衷案。名前もそのまま「養生ビニール付きマスキングテープ」。25メートルで198円というリーズナブルな価格だ。
これがあることで壁に付けたマスキングテープと床に敷くビニールを貼る手間が省ける優れもの。

壁を塗る

一昨日のブログ『98万5千円の節約方法』から部屋の壁を塗り替えを始めた。

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やってみると塗ることより、それまでの準備、とくにマスキングが一番大変な作業だと気付く。いままで何気なく暮らしていた家だが、壁と床、壁とドアの境界を辿るようにマスキングをすると、この家を作っていた人の形跡を見ることができる。壁紙の継ぎ目を目立たなくする工夫や、天井と壁の境など。

そして25年間住んでいるところなので、かつて自分がつけてしまった傷や汚れなどに再会して、そのときのことを自然と思い出してしまう。

ひとまず玄関だけを塗ってみた。壁を塗っただけで玄関が明るくなったことに驚く。面積の大部分である壁と天井が新しくなったのだから当然といえば当然なのだが、落ち着かないほどに明るい。というより25年間の日々で少しずつ染み付いた汚れが、それほどまでに色を濃くしてしまうのかと時間の厚みを感じる。

新常用漢字

毎日新聞
常用漢字:196字追加 文化審が答申


文化審議会総会が7日開かれ、一般社会における漢字使用の新たな「目安」となる改定常用漢字表を川端達夫文部科学相に答申した。196字を追加して5字を削除し、現行(1945字)より191増の2136字になる。


常用漢字が29年ぶりに改定された。
新しく常用漢字となった196字を見てみると、今まで常用漢字でなかったことに驚く漢字がある。
例えば「岡」「尻」「匂」「丼」「旦」「奈」「嵐」「爪」など、小学校で習わなかったっけ?と思うほど簡単な漢字が新常用漢字となっている。逆に「勺」「錘」「銑」「脹」「匁」など、常用漢字から削除される漢字がなじみのない文字のように感じる。

新常用漢字の中で、ふくらむにいささか関係のある文字として「貼」が挙げられる。というのも、テープで紙をつなげる「紙はり」と言う言葉を使うときに「張る」か「貼る」どちらを使えばいいのか戸惑いながら「貼る」を使っていた。
「張る」の辞書の意味を見てみると。

『岩波国語辞書』の場合
【張る】
こもっていたものが外に向けて広がり出る。
1:伸び現れる
2:広がりふさぐ
3:内の力が動いてふくれる
4:こわばった感じがする状態になる

などがあり、最後のとろこに、
▽のりづけのときには「貼る」とも書く。

とある。
「張」だと、「接合」という印象より「弓を張る」などの引き合う緊張感のニュアンスが強い。例えば『貼るホッカイロ』や『貼るサロンパス』は『貼る』を使っている。そんなことから、ふくらむでも行為の伝わりやすさから「貼」を使っていた。今回のことで「貼」という文字が堂々と使えるようになったのはいいが、これは氷山の一角に過ぎず、もっとたくさんの漢字があるのだろう。

98万5千円の節約方法

ふくらむとはまったく関係ない私事ですが。

今住んでいる家も建ててから25年が経過。雨漏りを防ぐ為に外壁の塗装工事は今までに2度行っている。そのおかげで外見では四半世紀経っている家には見えにくい。しかし、内側の壁には今までについた傷や汚れが目立ってきた。そんな訳で数年前から壁紙を張替えるという話がもち挙がっていたのだが、忙しいことを理由に繰り越してきてしまった。

これはそろそろ、本腰を入れてやるしかない。そう決断して壁紙の張替えを業者にしてもらうといくらになるか見積もってみる。家中の壁紙を替えるとなると、なんと100万前後もかかってしまうことが判明。しかも家具などの移動費は別途見積もり。むしろこれが一番大変なのに。要するに全部で100万以上の予算が必要らしい。

いやいや、さすがにこれはない。かといって、このままにしておくと汚くなっていく一方。壁紙だけ買って自分で張替えるか。いや、壁紙をピッタリキッチリ美しく貼る熟練した技術は持ち合わせていない。表面の汚れや日焼けが無くなればいい。そこで今の壁紙の上からペンキで「塗る」ということに。しかしペンキも安くはない気がする。

ひとまず近くのホームセンターに行ってみた。一斗缶を見ると1万3千円。しかし好みの色が見当たらないので、巨大ホームセンター「ジョイフル本田」に向かう。さすがに品揃えがよく色のバリエーションも豊富。サンプルのカラーチップを見てゆくが、欲しい色が見つからない。ホワイトにそれと同量のミルキーホワイトを加え、隠し味ほどのグリーンを入れた、「この壁、ちょっとだけ緑っぽく見える?」と訊かれるような色が欲しい。

近い色はあるのだけど緑が強調され過ぎていて納得がいかない。壁のような大きな面積になると、カラーチップと比べて色が少し鮮やかに見える効果が起きる。それを考えるとカラーチップで少し緑が強いと思う色は壁になったとき、もう緑になるはずだ。繰り返しになるが、あくまでも白い壁で、そこに樹々の緑色の反射光がふわっと入ってきたような色が欲しいわけで、緑になってはいけないのだ。それもツヤ消し。もう混ぜるかと思っていると、少し離れたところに水性ペンキを見つける。「内カベ用」など売り文句は無いがサンプルを見ると、まさに欲しい色。しかも一斗缶で5500円!

これしかないと思い買ってしまった。ローラーやトレイ、マスキングを買っても合計7千円。これは安い。計算通りに行けば、ペンキをあと1缶購入するだけで全壁が塗れるはず。つまり1万5千円ほどで出来てしまう。業者に頼んだ金額が100万だとしても98万5千円の節約。まぁ、うまくいけばの話だが。

テープのクモの巣

ふくらむが紙気球を作るうえで欠かせないものが紙とテープ。
テープは紙と紙とを貼り合わせる用途の他に、浮力や紙にかかる張力を支える役割もしていあます。

そのテープをつかってクモの巣のような作品を作った人がいるそうです。

ギガジン
テープ製だけど人が乗ることもできる巨大なクモの巣アート

45kg分のテープを使用したらしい。どのようなテープなのか分かりませんが、セロハンテープより幅の広い梱包用テープを使っているように見えます。人がテープの上に乗り、中空の空間に入ることができるそうです。


まったく作風は違いますが、日本にもセロテープを使って作品を制作している瀬畑亮というアーティストがいます。
芯材を使用せず、セロテープだけで立体や平面作品を作っています。

瀬畑亮 セロテープアート(R)

カゴの中の鳥と人

突然、多摩動物園に行くことになった。

多摩動物園は近年、仕事の関係もあって毎年1回は必ず足を運ぶ動物園。
閉館の2時間ほど前に着いて足早に動物を見て回る。

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ここでどうしても行ってしまうのが鳥のドームに入ることができる『ウォークイン・バードケージ』というところ。主にタンチョウとサギの種類がいる。

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名前はわからないが、たくさんの鳥と同じ空間にいることが妙な感覚で面白い。
鳥たちも人には慣れているので近寄ってみても逃げようとする仕草は見受けられない。餌の小魚をついばむ鳥や草をつつきながらこっちを見つめる鳥、ひなたぼっこをしているのか、まったく動かずに直立に立っている鳥などさまざま。
やはりドームが狭いせいか飛ぶと鳥は少ない。大きな鳥だと立った視点が150センチ近くある鳥もいるのでそれなりの緊張感もある。

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人間の作った「カゴ」の中に鳥が入れられ、そこに人が自ら入っていく。
ここは鳥の居場所なのか鳥の居場所なのか。ドームを囲むフェンスの小さな隙間から出入りするスズメが一番優雅に過ごしているようにも感じる。

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場所は変わって、フラミンゴのドーム。フラミンゴは内側の羽根が鮮やかなピンク色をしていて、飛び立つ瞬間が最も美しいらしい。が、ここのプラミンゴが飛ぶ姿は見られなかった。翼を広げたときに見えるピンク色の羽根を見て、その風景を想像する。
巣のようなものがあり、そこにはまだ染められていない産毛のままのヒナがいた。彼(もしくは彼女)はこれから飛ぶということを知るのだろうか。

沖縄に行く10 - 沖縄の食 -

沖縄シリーズもとうとう10回目。これでおわりです。
ラストは沖縄で食べたおいしい料理。


■ゴーヤチャンプル
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初日に行った居酒屋『小桜』でいただきました。他にも「ソーメンチャンプル」も絶品でした。


■もずく
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驚くほど太く、ぷりっとした食感と歯ごたえがあります。おいしくておみやげにも買ってしまった。


■海ぶどう

プリプリと弾ける食感があります。海ぶどうが「海の宝石」と呼ばれている所以が頷けるほどのツヤとハリ。


■沖縄そば
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ダシがきいていて非常にサッパリしています。スープまで完食してしまうおいしさ。
麺は乾麺と生麺があり、これがスープの味も変えてしまいます。


■ソーキそば
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ソーキとは豚のあばら肉のこと。この肉をほぐしながら食べると肉汁がスープに溶け込み、スープにコクが増してきます。


■沖縄そば(つけ麺)
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沖縄そばのつけ麺盤です。冷たい味噌味のスープにつけていただきます。


■海鮮丼
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新鮮な魚と海ぶどうがふんだんに入った丼。


■イラブチャーの刺身
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イラブチャーとはブダイだそうです。他にも青や黒などの色があるらしい。ぷりっとしています。


■魚を挙げた料理
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名前を忘れてしまいました。表面はカリッとしていて中はふっくらです。


■もずくのてんぷらと島らっきょう
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もずくの天ぷら(右手前)はその名の通り、もずくをてんぷらにしたもの。
島らっきょう(左)は生とてんぷらの2種類。この島らっきょうでビールや泡盛がすすんでしまう。


何を食べてもおいしい!
写真を見ていて、また食べたくなってしまいました。