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国際たこ祭り

おもしろカイトが空を乱舞、インドで「国際たこ揚げ大会」開幕

面白いお祭りが世界にはあるようです。
そういえば、インドでは新年のお祝いに凧揚げをすると聞いたことがある。
記事の写真を見てピンと来るものがあったので、もっと知りたくなり軽く調べてみました。
写真的に面白いカイトを選んで記事にしただけで、実際はショボいんじゃないかという疑いの気持ちもありました。
「国際たこ揚げ大会」で検索してもサッパリ情報がひっかりませんが「International Kite Festival」だとチラホラみつかります。



なんか、おもしろそうだ。というか、冒頭のニュースの凧はグルグル回るのか。実際に見てみたものだ。

フリッカーで検索すると楽しげな写真がいっぱい見つかります。

行きたいところがまた増えちゃったなぁ。

最高距離を飛ぶ渡り鳥

僕の車の走行距離もやっと10万キロに達したけど、それに近い距離を毎年移動している鳥がいるらしい。
キョクアジサシです。

読売新聞
『動物で最長、アジサシの渡りは毎年8万キロ』

渡りで北極と南極間を8万キロ以上も移動していることが分かったそうです。
北半球が冬のときに南半球は夏。つまり季節があべこべ。だから北極の夏を過ごしてから、南極に渡ると、また夏を過ごせるらしい。キョクアジサシのキョクとは極地のキョクから付けられています。そして北極と南極の夏は白夜だから、ずーと太陽が昇ってて照らされる。

とにかく夏が好きなのか、日光がないと落ち着かないのか、どんな理由にしても地球の裏側まで飛んでることがスゴイ。残念ながら日本にはルートに入らないため迷った鳥しか来ないらしい。なにを考えて飛んでいるのか聞いてみたものです。

飛ぶ以前の人間にとっては地球の裏側まで飛ぶというのは想像できなかったようで、アリストテレスも「ある種の鳥が渡りをする」ことを認めていながらも、やっぱり信じられなかったのか「多くの鳥は地下にもぐる!みんな地下に隠れるのだ!」と説いていたり、もう一説としては「別の鳥に化ける!」という説明をしていたようです。

なんとも無茶苦茶な説明とも思うが、当時は長距離を飛ぶ方が馬鹿げた考えだったのかもしれません。

膨らむライトいろいろ

小さなバルーン投光器のようなものがないかと探してみたら、やっぱりありました。

『共栄』バルーンランプ

風船の中にLEDを入れて膨らますだけ。
LEDなので熱が出ずに長寿命。100時間以上の点灯ができるそうです。

市販されている風船でよいので、色を変えることも可能だそうです。風船のサイズや空気の量でライトの大きさを変えられます。電池部分を軽く作って、中に入れる空気をヘリウムにしたら、浮遊する照明も作れそう。


他にももう少し大きいライトを見つけました。

『TRICO』UFO LIGHT

『design milk』Inflating Lights

やはりどれも入れた空気が抜けないようにキープするのが難しそうです。

バルーン投光機

年末年始になって夜間の道路工事をよく見かけます。そこでよく目にするのが膨らんだ風船の中に電球が入っている投光機。ぼんぼりみたいなやつです。

ライトが風船の中に入っているので光源が見えず、影も出にくい。360度周囲を照らせることから急激に普及したらしいです。たしかに、運転してるときに遭遇してもそれほど眩しくないですね。

最近ではバルーンの上に人形が乗ったものや、バルーンの形がキャラクターの形にデザインされているものもあるそうです。

しかしながら、なんで空気で膨らませないといけないのだろう。たとえば本当に提灯のようにしてしまえば送風する装置や電気を使わなくて済むと思うのだけど。熱の冷却の関係などがあるのかもしれない。

バルーンの大きさは1m以上あるようです。もっと小さいサイズにしてルームライトやデスクライト、ベッドライトのような商品が出たら売れそう。あったら欲しいです。

聖徳太子の空飛ぶ馬

仕事場付近にJRAがあることから土曜日はいつも競馬を見に行く人で溢れています。

ぼくの祖母もお金を賭けることはありませんが、よくテレビで競馬中継を見ています。子どもの頃馬を買っていたこともあるかもしれませんが、馬が駆ける姿を見るのが好きだそうです。

この前、サンタが乗ってるトナカイのことについて書きましたが、馬もペガサスといった架空の飛ぶ馬もいます。そして日本にも飛ぶ馬がいたという話があります。

『聖徳太子伝暦』や『扶桑略記』に献上された数百匹の馬から脚の白い甲斐の黒駒を新馬であると見抜いて、27歳のときに、富士山の頂上へ飛んだそうです。それで聖徳太子が富士登山の第一人者として伝説的になっているそうです。

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法隆寺にある「聖徳太子黒駒 調子丸」の像。手綱を持っているのは侍者の調子丸という人。

極小の凧を作る

この前、ハガキの4分の1のサイズで屋内用のミニ凧を作ってみました。


もっと小さな凧はできないかと思って、ミニミニ凧を作って飛ばしてみます。コピー用紙で作る凧の最小限界はどこまででしょうか。

作り方は簡単。ハガキの比率の紙を用意して、縦にかるく折り目をつけます。その折り目の上から3分の1くらいのところに糸をつけます。そして凧の下部に安定させるための重りとなる糸を付けてできあがり。

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左から、前回飛ばしたハガキ4分の1サイズ。8分の1。16分の1。32分の1。一番右が最小の64分の1サイズ。大きさにすると1.8cm×1.2cmほど。

送風機で風を送りますが、糸を持っている手の高さより10秒以上、上に昇ったら飛んだということにします。

まずは8分の1のサイズ。

2010_1_8_01.jpg
まだまだ順調。この前のよりフラフラしてます。

次は16分の1。

2010_1_8_02.jpg
どんどんフラフラしきてバランスをとるのが難しい。風が強いので送風機から離す必要があるようです。まだいけそう。

そして32分の1。

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ヒョコヒョコと風に振り回され飛んでるのかどうかも判断しづらくなってきました。縦の折り目も少々きつめにしたほうが安定感がよさそう。なんとか飛びました。

そして64分の1。

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暴れ過ぎてしまい、もう10秒以上飛ばすのは難しそうです。なんとか5秒くらいは飛んだかな。ここまで小さいと糸の重さも影響が出てしまいピンと張れません。もう限界。

軽い素材でやったらもっと小さくもできそうです。が、小さくなるほどピョコピョコと動いてしまうので安定を保つのが難しそう。

今度はさらに小さいのを作ってみよう。

『グース』

昨日のブログにガチョウのことについて触れて思い出した映画がひとつ。
1996年のアメリカの映画『グース』です。
母を亡くした14歳の少女が、伐採される森の中で親鳥のいない卵を発見し、卵から孵ったグースと飛行練習重ね、飛行機で共に南方へと向かうという内容。

そもそも鳥から飛び方を教わった人が、逆に鳥たちに飛ぶ道を教えるため共にと飛ぶというのが面白い。

この映画は実話をもとにして作られた映画だそうです。そのドキュメント映像を昔、見たことがあるのですが、実際は少女ではなくカナダのウィリアム・リッシュマンという彫刻家。幼いころから空を飛ぶのが夢だったようで、鳥と共に飛ぶプロジェクトを1986年にスタートしたらしいです。彼が書いた『ファザー・グース』という本もあるようです。
今度読んでみよう。

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ダウンジャケットの羽毛の正体

知人に勧められて服の福袋を買ってみたところ、中にはダウンジャケットが入っていました。とっても軽くて暖かい。冬はやっぱりこれです。以前マイナス数度の河原で野宿したときには本当に助けられました。

ダウンジャケットはなんでこんなにあったかいのか。成分を見るとダウンとフェザーが入っています。
そこでちょっと調べてみました。

ダウンというのは水鳥の胸の部分の綿毛、フェザーは軸があるいわゆる羽根で、ダウンが多いほうが暖かい。

そもそもなんで水鳥かというと、陸鳥は胸の毛が少なく湿気を吸収しやすいらしいです。
さらに水鳥でもガチョウとアヒルが使われているらしいのですが、ガチョウ、とくにマザーグースと呼ばれる食用ではなく、卵を採るための大きなガチョウのダウンが最良。
採り方も生きているガチョウの胸毛を手で摘んだものが高級だそうです。

要するに、
大きく育った寒い所で生きているガチョウの胸毛を手で取ったものがいい
ということです。

と、思ったのですが、なんとまだ最上級のダウンがあるそうです。
それはアイダーダウンというアイスランドの西部に生息するコモンアイダーという保護鳥の胸毛。

面白いのは、卵を寒さから守るのに、自分の胸の羽毛を採ってその羽毛で巣を作るそうでうす。巣立ったあとで、人間はそこに残った羽毛を採取するらしい。これらは主に布団に使われてるみたいです。

やっぱり長年、寒いところに住んでいたものたちの進化の糧を借りないといけないのかと思ってしまう。
人間はちょっとの間で宇宙にもいける服を作ってきたのに。

ミニ凧を作る

お正月になると年々年賀状は減ってきて、その代わりどこの店かも覚えがないようなチラシのハガキが増えてきている気がします。
ちょっと調べてみるとハガキで作る凧がありました。これが室内でも結構飛ぶらしい。

もっと小さい凧ができないかと思い、ハガキの4分の1のサイズの凧を作ってみました。

2010_1_5_01.jpg
作り方や材料は簡単。その辺にあったコピー用紙をハガキの4分の1のサイズに切り、縦に折り曲げます。糸を3カ所貼付け、最後にちょっと太い糸(紙でも大丈夫)を尻尾に付けます。

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あとは送風機で風を送り、3カ所の糸の長さを調節すると上がっていきます。
すぐにできるインスタントな凧揚げです。

しぶんぎ流星群を見に行くが

1時間に60個見られるというしぶんぎ流星群を見に行ったのですが、、想像以上に月の光が強く、ほとんど見ることができませんでした。確かに月が明るいといは聞いていたのですが、ここまで明るいとは。

天気は非常によかったのですが、これではどうやっても見えません。うーん、残念ですが次回に期待します。

次回、確実に見えそうなのは8月のペルセウス流星群です。1時間に50~60個ほど。ただ、ちょっと注目したいのは6月下旬のポン・ウィンネッケ流星群(うしかい座流星群)です。1998年に突然の復活をとげ1時間に100個という数が流れたそうな。ただ2010年のピーク時の月齢はまたしても15!満月です。また観測条件は悪そうです。