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色塗りとフライト模型

前回、色彩計画が決まってさっそく色塗りを始める。気がつけば今日で5回目。いつもながら順調に遅れてきた。色彩模型を元に尻尾のほうから色を塗る。クジラの内部に海が広がるイメージだ。所々に泡があり中3のイッチーが泡を描く。最初は恐る恐る描いていたものの、いくつか描くうちに、体を軸にして1回転しながらサッと円を描けるようになってくる。クジラがだんだんと海の色に染まってきて、想像していたものが目の前に広がる。

全体の半分ほど色を塗ったところで乾かすために今日は色塗り終了。残りの時間で、ビニールで作った5mほどのフライト模型をドライヤーで膨らましてみた。

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部屋で膨らますと思いのほか大きい。実際の1/3ほどの大きさ、体積では1/15ほどだ。膨らましたビニールをひっぱり体で受け止めてみる。ボフッという音が響き体が後方に軽く跳ばされるほどの重量感がある。「空気の重さが~kg」と言われるより分かりやすい。ビニール模型を部屋で引っぱり回したところで時間になり空気を抜く。空気を抜くのがまた面白い。みんなで押しながら少しずつしぼましていく。内側から見ると何もないのに重さが感じられる空間だ。

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さて、制作も23日と24日。そしてフライトが29日に迫っている。ビリビリ震える緊張感とワクワク感がたまらない。

4.7日目

土曜講座5日目前夜 に
ふくらむメンバーだけ集合。

フライトに使うバーナーを新調しました。

シングルバーナーからツインバーナーにバワーUP!!
\(^O^)人(^O^)/

ベースも古い椅子から
Lアングルになってかっこよくなりました
バーナー

クジラ色は海の色

午前中、パーツを作りながらノブ、イッチーは色設計について引き続き考察。前回の海や泡などのキーワードはそのままにして、ノブの水玉模様とイッチーが描いたスケッチを折衷した図案をグラシンに実際に使用する塗料で改めて描いてみる。何枚か描いてみて、ようやく納得の最終案が決定。それを元に模型にも描いてみる。これでペイントの準備はOK。イメージが重なり合ってだんだんと実物へと近づいていく。パーツ作りもほとんどが完成。次回からはいよいよ色塗りに入るところだ。

再設計

前回の制作で3mの模型を飛ばしてみたところ、ほとんど浮力が得られなかったので改めて浮力を出してみた。根拠のない勝手なカンだと、もって飛行時間2.3分がいいところ。クジラはかなり細長く横広い、そしてみんなで操ることを考えると2.3分では難しいと予想ができる。今使っているバーナーを二つにしてみたらどうだろう。ダブルバーナー!単純にカッコいいし火力も上がるはずだ。しかしそれだけではすぐに冷えてしまうので、やはり体積を少し増やすことを考えてみる。そんな訳で設計し直し。なんで制作前に気づかなかったんだろう。まぁ、今となっては仕方がない。

くじらメモ(主にシロナガスクジラ)

この記事の内容の正確さは保障しません

・シロナガスクジラは地球上最大の動物

但し、体長に限って言えばマヨイアイオイクラゲのほうが長い。(群体長で40mを超える)

地球外の話はちょっと分かりかねます。

・シロナガスクジラは地球史上最大の動物である可能性がある

竜脚類のセイモスザウルスが体長33メートル。アルゼンチノサウルスは信頼できる全身骨格が見つかっていないものの推定体長で35メートル。

でも、重さで言ったら多分シロナガスクジラの方がある。

・離乳期に体長がおよそ15メートル

新生児がおよそ7メートル。7ヶ月の授乳期間があり15メートルほどに成長する。

・クジラとイルカの違いはあいまいだ

クジラの中でも成体で体長4m程度以下の比較的小型のハクジラの一部をイルカと呼ぶが、生物分類上はクジラとイルカの間に明確な境界は無い。

・シロナガスクジラの声はデカイ

シロナガスクジラは最も大きな鳴き声をあげる動物であり、音量は180ホンを超える。

150kmはなれた相手とコミュニケーションを取れる。

とはいえ、それだけ離れていると時間差が結構あって会話も難しいんじゃないだろうか。

このページが詳しいよ。

・クジラは美味しいか

クジラはでかい。当然、部位によって味が違う。

それに。人間だれしも味には好みがある。

どんな肉より鯨肉が好きな人だってそりゃいるよね。

・捕鯨問題はむずかしい

そして、複雑で面倒だ。

・シロナガスクジラは長生きだ。

100年以上生きるよ。年齢測定には耳垢を調べます。

色々クジラ

2日目ということで、中学生、小学生も集まり総勢十数人でにぎやかな制作です。
去年の制作は4日間で行ったが今年は大きさも形も去年と比較して大きく複雑。そろそろくじらの色を決めていこう、ということで中学生のノブを中心に色設計を行いました。

まずはクジラの絵をいくつか描いて行きます。そして、ちょっと手を休め、今回のクジラについても一度おさらい。15mのクジラでちょうどその大きさの頃に離乳期であるということ。最終的にみんなで動かしグラウンドで泳がすこと。そのようなイメージを考えているところに小学生のカナが「水玉がいい!」と言い寄ってくる。こういう一言一言がみんなで作っていて面白いことだ。それまで描いたいくつかの絵にも丸を描くアイディアがあった。「じゃぁ、丸模様のクジラってなんだろう」そこからさらに丸模様を考えてみる。「海」「クジラ」「丸」という連想から泡のイメージが膨らむ。「クジラの中に泡が浮かんでいる感じ?」「泳いでいるクジラの中に海がある?」そして「クジラ=海」という構造が出来上がる。

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壮大な海の象徴としての生物、だがまだ子どものクジラだ。そこから「それじゃ、波も描いてみよう」とクジラの下半分は波っぽい模様を描き、泡のイメージと重ね合わせる。ちょっとずつイメージが出来上がってきた。

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新ふくらむメンバー(仮)

いままでいくつもの気球を作ってきたが、その記録は少ない。特に気球が飛んでいるときの写真は貴重である。というのも、フライトの時にはみんなが手を離すことができず、カメラを構える余裕がないのだ。そのせいで後々振り返ると「あー、あのとき撮ることでできていたらなぁ」と思うことが多々ある。

そこで今回はトンキの知り合いのジュンジュンにお願いすることとなった。しかしふくらむのメンバーは面識がない。まずは呑もうということで、いままでの微かな写真などを持っていく。ジュンジュンは現在写真の勉強をしていて、舞台などの撮影もしばしば頼まれるという。今回の企画内容を説明し、制作時は予定があり難しいが、少なくともフライトには来てもらえることとなった。ぼくらもジュンジュンにとって、撮りたいと思ってくれるものをつくろうと気合いが入ってくる。