ふくらむロゴ

破けないから困ってしまう

7日のテスト飛行で分かった問題点は

・破こうとロープを引っ張ると気球本体が下がってしまう
・バーナーで熱すると対流がおきて中に入れた風船がバーナーに近づいてくる
・っていうか破けない

この前のフライトでは破くラインにセロハンテープを貼り、そのセロハンテープに切り目を入れておく。で、4方向から引っ張るとテープの切り目が縦方向に裂けていく(のではないか)というやり方をとった。しかし、セロハンテープが横方向に裂けていってしまい、テープの粘着で破けない。

対流による風船の降下は風船の下にネットを張ることで解決できるけど、そうすると立ち上げた状態で気球の中に風船を入れるのが難しい。かといって気球を横倒しにした状態で風船を入れるのはイメージに合わない。

で、結局、破けないー。

破きたいけど

今回の気球で難しいのは、気球を破って中から風船を出すこと。
破けると信じていたテスト飛行だったが、やっぱり思い通りにはいかないものだな。

と言っても、いままでのフライトで何度も破ける気球を目にしてきたとも思う。
いつもは破けてほしくなくて破けてしまってアタフタして、今回は破けてほしいのに破けてくれない。
かといって、破けてほしくないタイミングで破けられると、それもまた困ってしまう。

ちょっとわがまますぎるかなぁ。

テストフライト1

2009_11_07_01.jpg

1/2模型気球のテストフライトをしました。空中でちゃんと破けて風船を放ってくれるかチェックします。

中にヘリウム風船を入れて携帯コンロで暖める。やっぱり4mの大きさだとなかなか暖まらず、いつものバーナーを持ってきて再度、実験。さすが火力が違うわけで一瞬で立ち上がり離陸。

空中で破く為のロープを引っ張ってみるもののなかなか破けない。小さい気球で浮力が少なく、斜めに引っ張ってるので横方向より下に力がかかってしまい破ける前に気球本体が下がってしまう。
勢いをつけて力強く引っ張っると、ようやく少し裂けて風船が出てきた。

2009_11_07_02.jpg

うーん、これはなんとかせねば

破けてほしくないときには破けず、破けてほしいときには破けてくれる、そんな都合良くできないものかな。。

横浜Y150に行ってきました

今月27日閉会してしまう横浜Y150に遅ればせながら行ってきました。

2009_9_22_01.jpg
目的はやはり「ラ・マシン」の蜘蛛です。前回のプレイベントでの出会いが衝撃的でもう一度見に行ってきました。

2009_9_22_00.jpg
プレイベントでは横浜の街を練り歩くパフォーマンスでしたが、イベントが始まりお金を払うようになってしまうと、やはり壁を作って内と外で分ける必要があるのか、フェンスで囲まれた狭い範囲を歩いていました。プレイベントと比較すると開放感が無く、檻の中に押し込まれた印象すら感じました。以前、面白かったのは通常の街に異質な巨大生物が出現することだったのかと思います。蜘蛛を動かすことで感じさせるストーリーがあったのに今回は、ただ動くだけ。
とはいえ、やはりマシンの動きは目を見張るものがありました。

パフォーマンスが終わり、操縦者の人たち(日本人がやるらしい)が退場すると蜘蛛だけ撮影用でそのまま置かれます。すると操縦者の人たちが衣裳から私服になって戻ってきました。どうやら幾度もの疲労で足の木でできた部分が割れてしまったようです。

2009_9_22_02.jpg
ん!?

2009_9_22_03.jpg
ボンド!!
ボンドで直しています。ボンドを塗ってインパクトドライバーで木ねじを入れて固定していました。何回か割れてしまったようで手慣れた手つき。客が集まっていると直している操縦者の人から「見るな~!」と一言。確かに本当は舞台裏が欲しいところです。

といった感じで、残念ながら規模が小さくなったなぁという感想でした。

※後日聞いたのですが、このこの蜘蛛を買ったとか!いったいいくらだったんだろう。

バルーンリリースの返信率

今までにバルーンリリースを行った方々がwebに、その後の返信のことについても書いています。
さまざまなバルーンリリース報告のwebを見てみると、リリース後にその手紙を拾ったひとから手紙が返ってきた率は約2~3%みたいです。

100個飛ばして通か3通です。これは低い。確かに日本の風景を見ていても思うのですが、街を出てしまうとほとんどが山の連なりです。そこからわかるように、日本は人が住んでいる場所と住んでいない場所の差があるということです。そう考えると2~3%というのは日本での率としてはいいのかもしれません。

どのくらいのヘリウムが必要?

風船の大きさは11インチか12インチということが分かりました。
じゃぁ、ヘリウムはどれくらい必要なのでしょう。

本企画の風船の量は350個くらいを想定しています。
ここで非常に役にたったのがこの風船販売サイト。

= イベント風船PRO =
『容量とガス風船のできる目安数』

これを見ると7000Lだと11インチで約454個。12インチで約353個だそうです。
7000Lを購入すれば350個は充分みたいです。

風船100個の値段は11インチでおよそ1300円ほど。12インチでは1700円ほど。

さらにヘリウムの値段を調べてみます。
これまでも何度かお世話になっているここのサイトから

= バルーンアート・ヘリウムの夢ふうせん =

ここによると90日間で19800円。

ということで、350個の風船に手紙を付けて飛ばすとすると26600円でできそうです。
※風船は破損することを考え400個として計算しています。

風船ひとつの大きさと浮力は?

風船飛ばし(バルーンリリース)をするにあたって、風船の大きさと重量や浮力について調べてみました。

ヘリウム風船の浮力は風船の容積、つまり大きさで変わってきます。風船が大きければ大きいほどヘリウムを入れたときの浮力は大きくなります。

風船の重さを量ってみます。9インチで2g、11インチで3gほどでした。風船につけるメッセージの紙は決まってませんが、とりあえず手元にあったコピー用紙(A5サイズ)を量ってみます。およそ4~5gほど。風船と紙をたしても7gほどでしょうか。

風船のサイズと容量は種類によっても若干変わりますが、10インチ(26cm)の容積は7Lほど。11インチ(28cm)は14Lほど。12インチ(30cm)は20Lくらいだそうです。

ヘリウムの浮力は気温によっても変化しますが、ザックリ計算すると1Lで1gです。(実際はもう少しあります)ということは風船の自重と紙を除いた浮力は10インチで0g。11インチで7g。12インチで13gということになります。この時点で11インチか12インチですね。

バルーンリリースの課題点

昨日のミーティングで決まった「気球から風船を放つ」というアイディアの問題点を挙げてみました。

・風船に何を付けて飛ばすのか
・風船を放つ気球の仕掛け
・風船やヘリウムの浮力、数、予算など
・風船の素材、手紙などの環境を考慮した素材
・着地地点の危険性
・総予算
・飛ばす時間

ぱっと考えてみても、これだけの課題が挙がります。
もっといっぱいあるんだろうなぁ。

今年は何をやろうかな

割と久々にミーティングをしました。毎年恒例になりつつある11月末のフライトで何をやるか会議です。

トンクが手紙を付けた風船を気球の中に入れて空中で放つアイディアを提案。

フライトだけを来た人も参加でき、空中で気球が変化するのは新しい方向性です。さらに学校外の人とのコンタクトをとれるというのは面白いアイディアなのだけど、手紙を付けた風船を放つのは、イベントなどでよく見かける企画でもある。

風船の分布を測るようなことだけでは子どもたちが風船を放つ意味が薄れてしまいます。個々で手紙を書く意味があり、何らかの形で返信がありことで成立するような企画にしたいのだけどなかなか難しい。

とにかく今後煮詰めていくことが大切です。