2分の1の模型を飛ばす。
中学生が下校する時間に行って準備する。空は今にも雨が降りそうな天候。
破く実験もまだ成功していないので試す必要がある。
見に来た中学生たちに破くためのロープを持ってもらい、バーナーを入れて立ち上げる、が。
「あ、とれた、、、」
中学生が持っていたロープが気球からヒョロっととれてしまった。
気球が小さく上部についてたロープが熱で溶けてしまったらしい。
うーん、しょうがない。
破くテストはできなくなってしまったので、気球だけ飛ばそう。
メインロープを数人の中学生が持って、リングから手を離す。
「ロープゆるめてー」
そう言うとみんなが離してしまった。
どんどん昇っていく気球。また数年前のロープが切れて飛んでいってしまった絵が浮かぶ。
「ロープとって!!」
と言うと同時にロープの最後にいた女の子が手を離さず、とどめてくれた。
久しぶりに危機感を感じるフライトだったけど、参加してくれたみんなには楽しんでもらえたみたい。
まぁ、多少危ないほうが面白いね。