ふくらむロゴ

富山の紙風船

紙風船を調べてみると富山県が発祥の地のようです。そんな訳でゴールデンウィークを使い富山県に行ってきました。薬で有名な富山県ですが、かつて薬の子供用のおまけとして生まれたのが紙風船だそうです。そのついでに富山観光もしてきました。

下道を車で走ること9時間、富山に到着。ダムやチューリップ公園に寄り道しながら、民族民芸村の売薬資料館に行きました。入館料を払うとチケットとは別に紙風船を渡されました!立方体で小さな穴があいているシンプルなもの。とりあえず目的をひとつ達成です。ここでは昔の薬の製造過程や道具、パッケージなどが展示してあります。当時は薬を作るのも職人芸だったようです。錠剤を作る映像はまるでソバを作っているよう。展示の中には丸い紙風船もありました。

資料館を出て早速、紙風船を膨らまし叩いてみます。が、叩きにくい。球体の紙風船とは違い、予測できない方向に飛んでしまいます。

そして今でも手作りの紙風船を作っているという商店へ向かいます。カーナビに住所を設定し、到着しているはずなのですが見当たりません。周辺を巡りようやく発見。。閉まってます。これがメインだったのにぃ!お店の外観だけ見て退散です。でも、とりあえず紙風船はゲットしました。富山に再び行く目的ができました。

紙風船制作4日目

ゴールデンウィークの初日です。天気も悪くじっとりとしたヤな天気です。
先日ゴアが完成したので、今日は空気を入れるための穴、通称「リング」周辺の制作です。まずは今回初めての試みのリングを塞ぐ蓋部分を作ります。丸く骨組みを作り、それにアルミ蒸着フィルム(キャンプなどの寒いときに纏う銀色のフィルム)を貼っていきます。

kamihusen5_3.jpg

撮影のときに使うレフ板みたいです。軽くて空気を通しません。これはおおいに期待できそう。
午後に竹性のリングも接着でき、制作は完了です。

紙風船制作3日目

紙風船はゴア(8分割に色分けされているうちのひとつ)に分けて子どもまつりの当日持っていき、子どもと絵を描きます。つまり8ゴアはできていないと当日に色も塗れず、飛ばすこともできません。なんとかしてゴアの紙貼りは完成せねば、ということでまた集まり今日は紙貼りの一日です。8畳の部屋でやるには限界があります。なにせ1ゴアの大きさが3m×10mほど。折り畳んでもひとりが作業するにやっとの大きさです。そんな訳で外のベランダで、クッションフロアというロール状の床マットを敷いて紙貼りをしました。しかしそこはあくまで屋外。日差しが強いうえ、風が吹き荒れ貼ろうとしている紙を飛ばしていきます。紙も薄く軽い紙なので喜ぶように飛んでいきます。木材で押さえ、テープで固定し、風が弱まったところを見計らって貼り合わせます。通常の5分の1のスピードでした。

kamihusen4_29_1.jpg

kamihusen4_29_2.jpg

そして夜9時についに完成!暗いです。

ゴールデンウィークの制作は免れたと思いきや、まだリング周りの作業が残っていました。次は本当に完成(の予定)です!

紙風船制作2日目

前回に引き続き残りのブルーシートを洗います。天気もよく乾き具合も良さそうです。それと同時に気球に取り付ける直径1mほどのリングを作ります。これは送風機やバーナーを入れるためのもの。竹性の丈夫で軽い強者です。今回はこのリングの穴から空気が漏れないように蓋をします。その素材を買うため、午後から買い出しにおなじみジョイフル本田に向かいました。
帰り道が非常に混んでいて、帰ったのは5時頃。そこからまた紙貼りの作業です。とにかく手分けして貼っていきます。

kamihusen4_27_1.jpg

100個の紙風船にスタンプを押すのも完成しました。紙風船にまみれてます。

kamihusen4_27_2.jpg

ふくらむスタンプ

先日発注していた「ふくらむ」ロゴのスタンプを受け取りに行ってきました。すばらしいです。インク内蔵型なのでバンバン押せます。これを100個買った紙風船にバシバシ押して5月11日に子どもに配ります。試しにひとつ、、

kamihusen4_25_1.jpg

思いのほか難しい。。紙風船自体がモコモコしてるのできれいに押すのはコツがあるようです。

kamihusen4_25_2.jpg

ちなみにこれが50個の紙風船。思いのほかコンパクトです。

紙風船の飛ばし方

子どもまつり実行委員会議のあと、食事も兼ねて居酒屋に。そこでも話しは紙風船の話です。3月から「紙風船」という言葉を何回言ってきたのでしょう。どで何をしてても紙風船です。飛ばし方の話になり、選択肢としては

A案 送風機で紙風船を膨らまし、子どもが叩いて飛ばす
B案 A案だけでは心もとないのでバーナーで少し熱を入れる
C案 B案よりももっと浮力が付くくらい熱を入れる
D案 熱で一度飛ばしてから子どもが押し上げ、飛ばす

みんな言うことがバラバラでまとまらずに睡魔に負けました。

ブルーシート洗い

今日から本格的な作業に入りました。まずは去年使用したままのブルーシートを洗います。開くのは5ヶ月ぶりほど。砂埃にまみれているので水をかけてぞうきんで拭きます。何枚目かのブルーシートを広げると妙な匂いが。。そう、昔砂場で嗅いだ臭いです。家の外のガレージに放置していたのでネコがションベンを!こんなところでやらなくたっていいだろうに。水をジャバジャバかけ洗い流します。

kamihusen4_20.jpg

午後から紙貼りに入りました。久々の紙貼りです。年々腰に痛みを感じるようになったのは歳のせいでしょうか。結局2枚組が30組、台形や三角形などパーツの紙が計48枚できました。1ゴアに2枚組が14組使うので、おそよ50組以上作る必要があります。まだまだ長い道のりです。

設計のお話2

カタチが決まって大きさが決まるとあとはどういう風に分割するかというわけだ。今回は、紙風船なので球体ということになるのだけど球体の展開図というのはなかなか奥が深いのです。
いずれか詳しく書きたいと思ってはいるのだけれど、サッカーボールとテニスボールとバレーボールと野球ボールとビーチボールとピンポン玉を思い浮かべてもらえば分かると思う。どれも球体を目指して作っているのに継ぎ目は全然違う。素材やら大きさやらで色々変わってくるのだ。
ふくらむの場合で考えれば、
・分割を細かくすると作るの大変
・分割を荒くすると見てくれが変
という二つの折り合いをつけて行かなきゃならない。
今回は紙風船をモチーフにするので縦は6分割というのが決まっているので余計な悩みが減って助かる。
6分割というと前回のカゲオクリと同じで、あとは横分割をどれくらいにするかという問題。
設計2
前回は、中学生と作る紙張りからやらなきゃならないという理由からひとつのパーツを大きく取り作る手間を省きつつゴミを少なくするためにああいう形になった。

設計のお話1

今日のミーティングで「今回の企画は紙風船で行く」と確かめられたので早速設計に入る。
ふくらむでは、大切なことがいつの間にか決まっていたり、決まっていたはずのことが変わっていたりというのがチョイチョイあるので、人がある程度集まったときに念を押しておく必要があるのだ。
カタチが決まると、次は大きさということになるのだけど、コレは7メートルということになった。
「やっぱ6メートル以上ないと迫力がない」
「でも、前回(カゲオクリ)の8メートルじゃ大きすぎる」
そういう訳で二つの間を取った。
何かの実物大だとか、そういう理由がない限りは大きさは適当に決めればいいもんだ。
設計1

紙風船ミーティング

6名が集まり久々の大人数(とっていも6名ですが)でミーティングをしました。議題は例の大きな紙風船プランについてです。「紙風船を子どもたちが飛ばすのは面白いが、それは絶対に破けるだろう」という問題が未だに解決していません。確かにここ2年間の気球は最後、子どもが触れた瞬間につかまれ破けて粉々になっていく風景を見てきました。子どもは無邪気に破いていきます。
そこで紙じゃない素材も探したのですが、紙風船は破けないように叩くことに意味があるという考えもあり、ふたつの考えがぶつかります。そこで、まず100個ほど通常の紙風船を子どもに配ってみる、飛ばす前に1mほどの新聞紙の紙風船を数人で飛ばし、最後に大きな紙風船にしたらみんな破けないように空に叩くのでは?という案に少し落ち着きました。