ふくらむロゴ

トナカイはどうやって飛ぶか3

昨日の実際に300メートルもの距離を飛ぶトナカイを見たという話があるので、トナカイと他の飛ぶ生物と比較して考えてみます。

そもそも、飛ぶためには重力に反する力「揚力」が必要です。気球のように外気と内気の重さを変えて浮遊する「浮力」もあるのですが、飛ぶ生物で浮力を使って飛ぶ生き物はないと思います。

飛ぶトナカイの場合、「複雑な形をした角」がポイントのようです。トナカイの写真を見ると、確かに大きく、複雑な形をした角を持っていますが、このような棒状の角が翼の役割になるのでしょうか。

棒状の形で飛んでいる生物としてトビヘビが思い浮かびます。120センチ程度の長さで肋骨を広げ、体をS字にさせて空中を泳ぐように滑空します。しかし、その飛行距離は100メートル程度と言われているようです。

体重の軽いトビヘビでさえ100メートルの飛距離。一方、トナカイの体重は小型のもので130キログラム程度だそうです。

飛行する生き物で最も体重が重いとされているのは、おそらくケツァルコアトルスでしょう。白亜紀に生息していた翼竜で、その体重は70キログラムだったと推測されています。しかし、その重さを支えて飛ぶために、12メートルもの翼を持っており、時速50~60キロメートルで滑空していたと考えられています。

今の航空力学ではトナカイが飛ぶことを実証することは難しいかもしれませんが、昆虫がなぜホバリングできるかということも、現在でも研究が完全にはされていません。もしかしたら、まだ知り得ない力で飛んでいるかもしれません。

トナカイはどうやって飛ぶか2

トナカイについて調べていると、このような話を見つけました。

空飛ぶトナカイ!?

要約すると、


ライフ・マガジン社のロバート・サリバンは9歳のときに、空を飛ぶトナカイのようなものを見て、のちにトナカイの研究に没頭するようになる。

イヌイットの昔の装飾品などに、空を飛ぶトナカイの絵が描かれており、トナカイが生息する場所とはほど遠いラスコーの壁画にトナカイの絵が描かれている。

1992年、ロバート氏はトナカイ研究のために北カナダのイヌイットの村よりさらに奥地で、300メートルも飛んでいくトナカイを見た。さらに、イヌイットから「もっと北のはもっと本格的に飛ぶ」という話を聞いた。

動物学者のトニー・ベッキオ氏は「トナカイのメカニズムから考えて、飛ぶことは考えられる」と見解する。トナカイの複雑な形をしたツノと体の割に大きく幅広いひづめにその原因がある。


ということで、昨日のトリップのような話ではなく、実際に飛んだという話です。

トナカイはどうやって飛ぶか1

今年も年末に近づき、クリスマスの時期になりました。
今頃、サンタクロースがプレゼントの荷造りに勤しんでいる頃でしょう。

サンタクロースはトナカイが引くソリに乗って飛んでくると言われていますが、そもそも、トナカイはどうやって飛んでいるのでしょう。

調べてみると、このような説がありました。

サンタクロースは聖なるキノコを食べて飛んでくるのです、北の国から


簡単に箇条書きにすると、

1、クリスマスの起源はキリスト教以前から、北欧のシャーマニックな季節行事に端を発している。

2、アマニタ・ムスカリアという毒キノコはシベリアのシャーマンにとっては、重要な聖なるキノコだが、向精神作用のある成分が含まれている。アマニタきのこを食べた人の尿を飲むと、毒性がぬけてトリップする。

3、トナカイはこのアマニタきのこが大好物で、これを食べては飛んだり跳ねたりする。

4、サンタの出で立ちは、シャーマンがキノコ狩りにでかけるときの格好と同で、赤と白という色もアマニタきのこの配色。

5、アマニタ・ムスカリアは、食べる前に完全に乾燥し毒性を弱めるため、囲炉のそばにきのこを吊るして乾燥させた。

6、シャーマンは収穫したキノコを袋に詰めて持ちかえるり、煙突ドアから家に入り、家族ときのこを分け合った。

7、このようにオリジナルのクリスマスは、アマニタきのこを収穫し、その不思議な力を祝福するお祝いシーズンだったのかもしれない。

クリスマスのイメージがグルっと変わる話です。
魔女はなぜ飛ぶのかという説でも、幻覚作用がある薬や媚薬が使われていたという話があります。

度の可変が自由自在な眼鏡

adlens p.o.v アドレンズ ビーイヴィー

一見、ただの眼鏡ですが、レンズが液体でできており、ダイヤルを回し、液体の圧力を上げ、レンズ部分が膨らむことによって、個人の視力に応じた度のレンズになるという眼鏡です。

この眼鏡と同じものかどうかは分かりませんが、以前、テレビで貧困に苦しむ発展途上国で、このような眼鏡を発明したという番組をやっていたのを覚えています。そのときは、もっと手作り感があったのですが、このようなデザインで製品化されるとは。

空に浮かぶ島

突然、空に浮かぶ謎の島が出現...この後どうなっちゃったか知ってる?

英国王立美術院の卒業生たちが、空に浮かぶ島の形をしたバルーンの作品『Is Land』という作品を作ったそうです。イベントでその作品を披露したそうですが、驚くのは、バルーンを留めておくロープを誰かが切ってしまい、作品は上空に飛んでいってしまったようです。

まさに『天空の城 ラピュタ』のエンディングのようです。制作費が100万を超える作品が、飛んでいってしまったとき、制作者たちは何を考えたのでしょう。UFOに間違えられる騒ぎが起きたそうですが、交通機関などへの被害がなかったのが不幸中の幸いです。

SPACE BALLOON PROJECT

第15回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞に「SPACE BALLOON PROJECT」

文化庁メディア芸術祭実行委員会は、12月15日、メディア芸術の創造と発展を目的に、1997年から毎年主催しているアートとエンタテインメントの祭典「第15回文化庁メディア芸術祭」の受賞作品を発表した。

「エンターテインメント部門」の大賞は、スマートフォン「GALAXY S II」を特殊なバルーンに搭載させて上空3万mの成層圏へ打ち上げるプロジェクト「SPACE BALLOON PROJECT」(大八木 翼さん・馬場鑑平さん・野添剛士さん・John POWELLさん)が受賞。

今年7月15日から3日連続で行われたプロジェクトで、気球に搭載したスマートフォンに、誰でもメッセージを送ることができ、また、上空のスマートフォンの画面を映した映像をリアルタイムで配信するというプロジェクト。

気球は時速30キロメートルで、約100分ほどかけて最高高度3万メートルまで浮上するそうです。

徳島テレビに放送されます

徳島でのフライトの様子が徳島テレビで放送されます。

「らぶ!らぶ!徳島」放送時間

(水曜)7時~・8時~・12時~・15時~・19時~・23時~
(木曜)7時半~・8時半~・13時~・18時~・21時~
(金曜)14時~・22時20分~

詳細は

「藤ちゃん、今なんばしょっと?」

でも紹介されています。

撮った月の写真で遊ぶ

月食1
帰宅時間が遅かったゆえに、家に戻り、カメラを出し、ベランダから空を眺め、月が屋根に隠れていることに愕然とし、慌てて近所の公園まで三脚抱えて走った時には皆既は終わり、影から抜け始めていました。
そんなわけで、本影から抜け始めてから、抜けきるまでをパシャパシャと撮ってきました。
カメラの機能的に、連射中にシャッター速度や絞りを変えられないので、後半は白飛びしちゃってイマイチ。
最初の写真は20枚重ね合わせです。


それで、こっちは、4000枚をつなぎ合わせ。

そして、全部を重ね合わせるとどうしようもない感じになります。月食2

ロマネスコを買ってきた

秋に苗付けしたロマネスコがこのような状態になってしいました。たまたまスーパーで売っていたので味見するために仕方なく買ってきました。

2011_12_12_01.jpg

ロマネスコを初めて知ったのは、カオス理論の勉強会をしていたときでした。フラクタルの例として挙げられていて、写真で見たことはあったのですが、実物を買ってみるのは初めてです。

2011_12_12_02.jpg

見事なフラクタル構造です。
らせん状に突起を描きながら、拡大しても縮小しても同じ構造をしています。

味も楽しみですが、できればとっておきたい逸品。