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中学生の携帯普及率

携帯電話を持つようになってからどれくらい経ちますか?

自分を例に考えると今年で9年目。浪人2年目に購入してから少なくとも1日3回は手に取るとして、およそ10000回以上は開いている計算になる。

携帯電話が普及して、「携帯」という意味も変化している。辞書で引いてみると
1、身につけたり、手に持ったりすること。
2、「携帯電話」の略
と解説されている。

ふと、現在の中学生の携帯普及率とはどんな様子か気になり調べてみた。

Benesse教育研究開発センター
調査データクリップ!子どもと教育

このサイトによると、2005年の小学校4年生から高校2年生までのおよそ1500人を対象にしたアンケート結果では、中1では35%、中2では46%、中3では54%、高校生になると90%を超える普及率。
地域によっての差は中学生が大都市では63%、中都市では40%、郡部では33%、高校生になるとどこでも90%以上。

実際、中学生に普及率を聞いてみても「半分は持っているんじゃなかな」というから間違ってはいないデータだろう。しかも2005年のデータなのでここ5年間でもっと普及率は増していると想像できる。

自分が中学生だった頃と比べるのはナンセンスだが、10年前の高校生のときですら、携帯を持っている人はクラスに数名だったことを思うと、10年の間にどれだけ中高生の身近なものになったのかが実感できる。今年の夏に話題となった映画『告白』でも携帯が重要なアイテムとして扱われている。

上サイトのデータで気になるのは利用目的。中学生になると、電話よりメールの方が2倍以上多い。どこでも文字が発せられるからこそ、言葉の重要性が高まっているように思う。

話す。

昨晩、講座のあとに集まり夜中まで話す。
今回の企画の重要点、ふくらむがなぜ小中学生と作るのかということなどについて6時間ほど。いつもは喧嘩のようになるのだけど、珍しく落ちついた話し合いができたと思う。結論はすぐに出てこない。それでも話し合うことでどういう方向を目指しているのかが少しずつ見えてくる。絞られてくる。やっぱり時間はかかるものだ。

ふくらむ講座2010 第3回目

今秋3回目となる講座。天気のせいにしてはいけないけど参加者が1名。ふくらむのメンバーはいつもより多く、なんともアンバランス。やっぱり中学生と作るというのは難しいのだろうか。
結局、どんな気球を作るかは来週決めることに。

図書館での出来事

昨日行った図書館での出来事。
本を読んでいると隣の席におばあさんが座った。腰も曲がっていて70代後半くらいに見える。その人が棚から持ってきた4冊の本はすべてイギリスについて書かれた本だった。

かつてイギリスに行ったことがある人なのか、イギリスに興味を持っている人なのか。数冊の本の中でもガイドブックに最も時間をかけて読んでいる。まさかこの年齢でイギリスに行くのだろうか。勝手に想像を巡らせてしまう。妙に気になり読書に集中できない。

じっくりとガイドブックを読み終えると、おばあさんは席を立ち、ゆっくりと図書館を出て行った。僕も気分転換に屋外にある喫煙所に向かう。するとさっきのおばあさんもタバコを吸っていた。

目が合い微笑まれる。挨拶をする。
イギリスのことが頭から離れず、隣に座っていたことを理由に「イギリスに行くんですか?」と聞いてみた。
本を読んでいた訳は、お孫さんがイギリスに行っていて、自分は行けないからガイドブックを読んで、イギリスに行った気分を味わっていたそうだ。

久々の図書館

久しぶりに地元の図書館に行く。ここに来るのは中学生以来。
小学生のときに最も通った記憶があり、とても懐かしい。絵本のコーナーでは段差があり靴を脱いで絨毯に上がる。20年ぶりにそこに足を乗せてみると、段差の低いこと。まぁ、自分が大きくなっているのであたりまえだが、見慣れた風景なので不思議な気分。そして部屋のスペースも、こんなに小さかったのか、と奇妙に感じられる。

1.2歳と大人の眼球の大きさは数ミリ程度だが、やはり一番違うのが身長による視点の高さだろう。やはり小学生が見えているものと大人が見ている風景は、同じ場所でもだいぶ違う。

巨大ペンギン

REUTERS
ペルーで巨大ペンギンの化石発見、体長は1.5メートル

ペルーで巨大ペンギンの化石が見つかったそうです。状態がよく、ペンギンの進化の過程を知る重量資料になるそうです。巨大ペンギンは体長約1.5メートル、体重約60キロ。約3600万年前に生息していたようです。

ペンギンというと小さくヨチヨチと歩いて、海中では水を切るように泳ぐことができ、ロケットのように氷上へ飛び上がってくるというイメージがりますが、1.5メートルのペンギンが同じ動きをしていることを想像すると、なんだかダイナミックすぎてカワイイという印象は無くなりそうです。

セロハンテープからX線が発生する

昨日のセロハンテープを調べていくと、面白いことが出てきました。
真空状態でセロハンテープを毎秒3センチで剥がすと透視撮影が可能なX線が計測されたそうです。実験で結果的にできたことだそうですが、その原因は分かっていないそうです。

セロハンテープを真空で適切な速度で剥がしたときに発生するそうなので日常的には問題ないそうです。が、そのことをどうやって発見したのでしょう。

セロハンテープについて

昨日のグラシンに引き続き、気球に使う主な素材、セロハンテープについてです。
セロハンテープでグラシンを貼り合わせて作るのですが、日常生活ではあり得ないペースでセロハンテープを使います。形にもよりますが、気球ひとつ作るのに10巻から30巻ほどの量を消費します。

主原料はパルプを使用していて、長期間の接着には向いていませんが、逆に自然に戻りやすい素材です。気球を作るのに手軽で貼り直しができ、また日常的な素材でもあるためセロハンテープを使っています。

紙とテープで最大30メートル近くのものが飛んで行くということも魅力に感じていることのひとつです。

グラシンについて

紙気球を作るにあたり、ふくらむではグラシンという紙素材をメインとして使っています。半透明で非常に薄く、表面には光沢がある空気が透過しにくい紙です。値段は新聞紙程度の大きさで一枚約30円。

パラフィン紙に似ていますがwikipediaによると種類が異なり、パラフィン紙の多くはグラシンから作られているものが多いため混同しやすいそうです。

純粋にグラシンが使われているものは、文庫本のカバーや封筒の窓の紙として使われています。

気球制作のペース

ふくらむのメンバーの多くは同じ高校を出身しています。そこで今のような気球を毎年、学園祭に制作していたことから、卒業後にも集まるようになり『ふくらむ』が結成しました。

紙気球は、学園祭では恒例イベントでしたが、ここ数年は企画が起きず休止状態でした。しかし今年は数年ぶりに紙気球が復活することを耳にしました。卒業して10年になりますがワクワクしてしまいます。

振り返ると、紙気球を作り始めてもう13年になります。それでも今まで作った気球の数は13。年に1回の割合になります。ふくらむができてからは年に2つのペースですが、仕事傍らだと、それでも遅くないピッチに感じます。構想で2.3ヶ月、制作で3ヶ月ほど。非効率ではありますが、仕事ではないからできるペースであり、熟考できる期間です。