ふくらむロゴ

クレヨンロケット

ギズモードジャパン
『クレヨンの打ち上げに成功!』

アメリカ、ネバダ州の砂漠地でロケットの打ち上げに成功したそうです。
そのロケットというのもクレヨンです。約890メートルの高さまで昇りました。

写真で人のスケールと比較して見ると、一本6.70センチの大きさです。
打ち上げ台までクレヨンのパッケージのデザインになっているという気の入れ方。
6年間かかったそうで、打ち上がったときは相当感動したことでしょう。

それにしても、なんでクレヨンの形で飛ばそうと思ったのだろう。
いろんな色があることから、もしかして虹のように空に色の線を描きたかったのだろうか。
リアルなソラニラクガキです。

 

チョウの飛び方センサー

朝日新聞
チョウはどう飛ぶの? 東大、超小型センサーで解明へ

チョウの飛び方を調べるため1ミリ四方の超小型センサーが開発されたそうです。
厚さ0.3ミリで0.7グラムという重さというから驚き。

昆虫の飛翔に関しては鳥と比べて研究が薄いと耳にします。チョウのヒラヒラと飛ぶ飛翔やトンボのホバリングやカブトムシのようにとてつもない重さを支える飛び方など、飛翔の種類が多いからだと思いますが、今後、昆虫が飛翔するときのデータを得ることでその謎が解明されるのかもしれません。そうすると、昆虫の飛翔を可能とするロボットも発明されるのでしょうか。

空フェス

3月6日に千代田区で羽ばたき飛行機を飛ばす「空フェス!」というイベントが行われたそうです。

飛ぶというより空中にふんわりと”浮かんでいる”超軽量モデルプレーンたち in 空フェス!

行けなくて非常に残念です。数種類の飛行機を飛ばしたようですが、その中でも特に面白そうな飛行機が。

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羽ばたき飛行機製作工房というところが制作した超小型の羽ばたき飛行機です。小型のバッテリーで5分間の飛行が可能だそうです。

バサバサという感じではなく前後に付いた翼を交互にサラサラと動かし優雅な印象です。羽の素材は音や透明度、質感から察するにグラシンでしょうか。鳥というよりは虫のような妖精のような。

大きな天井の高い真っ白な空間で大勢で飛ばしたら面白そう。頭と尾に磁石が付いてて、飛んでるうちにだんだんとつながって大きくなるとか。マヨイアイオイクラゲみたいになりそうだ。

空の刑務所

「空を制するものは世界を制する」という言葉があるように、戦争で使用される飛行機や、宇宙から地上を監視する衛星、そして囚人を見張る高台など常に上から下を見ることで監視しています。

が、全く逆の発想の刑務所アイディアがあるそうです。

ギズモードジャパン
孤島がダメなら、今度は空に囚人を閉じ込めちゃう!?

空中に巨大なコロニーを建設して囚人が脱獄できないようにするといったもの。たしかに、柱やエレベータ、階段以外は刑務所と地上とを繋いでいるものがないので脱獄はしにくいのだと思いますが、実際に作るなら構造上の問題がありそう。

ギリシャ神話に登場するイカロスのように、自由を得る隠喩として空に昇る表現を見ることが多々あったり、「鳥のように自由に」という言葉を耳にすることも珍しくありませんが、この刑務所は逆に空を孤立された場として捉えています。この考えは今までなかったかもしれません。

太陽がないなら飛ばしてしまえ

カラバイア
【動画】 冬の間太陽が昇らない北極圏の町、イヌヴィックの人々に初めての太陽を届けてあげた 


地球の自転軸は23.4度傾いているため、日中でも太陽が昇らない現象 ---- 極夜になってしまうところがありあます。緯度66.6度を超える南極圏や北極圏でこの現象が起こるそうです。

この映像の舞台も極夜が起こるカナダのイヌヴィック。冬季では30日間も太陽を拝むことができないらしい。気温も低く摂氏-56.7度の記録があるほど寒い。

オレンジジュースメーカー、トロピカーナのチームが、そこに住む人々に初日を見せるというCMです。



チューブで気体を入れて膨らましていることからおそらくヘリウムを浮力にして飛んでいます。飛んでいるときも完全に球体になっているのもこのそのせいでしょう。何本ものロープで地上とつないでいることから、やはり球体を保つ心遣いが見て取れます。

それにしても相当明るく周囲を照らしています。一瞬電球が映っているシーンがありますが、非常に大きなハロゲンライトでしょうか。水銀灯のような形をしてるけど、すぐに点灯したことと色が黄色っぽいので違うと思います。少なくても8個のライトがあり、仮にひとつが1000ワットだとすると、8000ワットになります。家庭用の100ワット電球80個分です。明るさが想像できません。

そして気になるのは気球の皮膜の素材。極寒の地ということで間違いなく零下以下になっていると思うのですが、見た目だと皮膜がそんなに固くなっていないように見えます。例えば塩ビの場合、零下になるとバリバリと亀裂が入ってしまいます。薄くて軽い素材なビニールのような素材。うーん、なんだろう。

それにしてもなんとも素敵な企画です。こういうことやってみたいな。

空飛ぶイカ

先月末に漫画「三つ目がとおる」に登場するお尻から空気を噴射して飛行する鳥について書き、「奇抜な発想」とコメントしましたが、そのように何かを噴射して空中を飛行する生物がいました。

その名もトビイカです。
そうです。海にいるイカです。イカが飛びます。以前マスメディアに写真が掲載されたり、中学校の英語の教科書にも使われたことから知っている人も少なくないと思います。

空中を飛ぶと言ってもジャンプではなく海面から3メートル前後の高さを10メートルから50メートルの距離を飛ぶことができ、時速50キロほどで飛行するという話もあるから驚きです。

そして、その飛び方なのですが、胴体の下方にある噴射口から一気に水を噴射することで勢いよく海から空へと飛び出すことができます。また、手足を目一杯広げて、それらを翼の代わりにしているそうです。手足についた粘膜が翼面積を増やす役割をしています。

敵から逃げるためピョンピョン跳ねていたらちょっとずつ飛べるようになって、体から粘り気のある液体がにじみ出てきた、という順序で進化したのでしょうか。

動く星

らばQ
手を伸ばせば届きそうな天の川…早送りで見る満天の星空



星っていうのは本当に球を描いて動いているんだなぁ、という映像です。このスピードで動く空を実際に見たら自分が揺らめいてしまいそう。周囲が動いているけど自分が動かされる感じでしょうか。
こういう映像を見るとなぜ地球が浮いているのか考えてしまいます。厳密には「浮いている」という表現は正しくないのかもしれませんが。

月が浮いているのは月が地球に落ち続けているからであって、それが結果的に地球の周りを回ってる。それと同様に地球は太陽に落ち続けていて、太陽ももっと大きな星を回っていて。。さらに宇宙にあるどんなに遠くにある無数の星たちの引力の影響を受けていて。それを想像しながら空を見ると自分の存在がなんだかわからなくなります。

世界は広いな

ふくらむのように紙を主素材とした熱気球をつくってる所はあまり多くは無く、お祭りとして上げている所が日本では四ヶ所くらい。
海外でも数える程しかありません。
ふみやが軽くまとめてくれたので興味のある人はこの記事をどうぞ。
インドネシアでスカイランタン世界記録更新

上げている気球はどれも、単なる袋状のものやいわゆる気球型のティアドロップのものが多く複雑な形状のものを上げているところはありません。
精緻なペーパークラフトをつくっているような人は結構多いし、そもそもぬいぐるみなんかだと世界中で作っているわけで、技術的には大差ないのに何でだろうと、常々不思議に思っていました。
立体凧の世界はかなり面白いことになっているしね。

そう思っていたところ、今日ようやくみつけました。
熱気球を上げてているお祭りでなんかの形になっているところ。

タイトルが「Balloon Festival Burma Taunggyi」となっているのでミャンマーのタウンジーで行われているお祭りのようです。
例によってまたアジアな場所ですね。
日本、ミャンマー、台湾、タイと考えると仏教的ななにかがあるんですかね。一度詳しく調べてみるか、詳しい人に話を聞ければ面白そうです。

詳細は不明ですが、動画を見る限り、素材は多分紙です。
風に煽られた気球を支える手つきが覚えのある触り方です。
ツアー会社のフォトギャラリーを見ると夜には外側に電飾を付けて飛ばしているようです。
中に電球つるしたり、外からライトアップしたりはやったことがあるけれど電飾付けるのはまだやったことがなかった手法です。一度実物を見たい所ですが、近いとは言えない距離です。
そのうち作って見ようかな。でも、重量とか結構ありそうだし、色々考えなきゃいけなさそうだ。

空気を感じる

読売新聞
エコ・エネルギー教室で「大実験ショー」

1年ほど前に行った近所の科学館のワークショプでも同じように空気砲をやっていました。ドーナツ型にクルクル回りながら進む煙です。これは全国各地で幾度も行われていることでしょう。子どもたちも大きく反応します。
大きなビニールを空気で膨らませて、それを体で受け止めてみるのはふくらむでも行ったことがあります。5×2メートルほどの大きさでもかなりズッシリとした手応えがあります。小さい子どもだと飛ばされそう。ちなみに5×2×2メートルほどの体積であれば空気の重さは摂氏20度で約24kg。空気という見えないものが意外と重いことが体験できます。

空飛ぶエイ



かなり古い情報ですが、まだ載せていなかったので。

Festoという会社の空中を泳ぐ空飛ぶエイ型の風船です。ラジゴンのように無線で遠隔操作ができ、本当のエイよろしくヒレで空中を泳ぎます。おそらく中にはヘリウムが充填されているのでしょう。それにしても軽い装置です。