ふくらむロゴ

金環日食を見る

金環日食1
月食の時の同じ公園で日食を見てきました。
前日までの予報では曇りとの事だったので不安でしたが、薄曇りながら太陽はギリギリ見ることができました。
いつもは人がほとんどいないこの公園も今日ばかりは大勢の人でにぎわっています。
金環日食2
カメラを三脚にセットして木漏れ日が三日月型に変わるのを眺めたり、薄曇りの空模様や風見向きを気にしながら待ち。
金環日食2.5
欠けていく太陽がリング状になったとき大きな歓声が上がりました。
金環日食3
雲越しながら、太陽と月が重なり合う光景を目にすることが出来ました。
金環日食4
画像が全体的に赤っぽいのは使用した減光フィルターが「星ナビ」の付録に付いたものを使用したためで、撮影専用品ではないためです。
お陰で、太陽と風景を同時に写しこんだらなにやら不穏な感じになりました。
金環日食5
日食が始まる前から多くの人が集まっていましたが、リングが崩れると割りにあっさりと人が立ち去っていきました。
その後公園のハトやネコを数枚撮ったのち、帰宅しました。金環日食6

金環日蝕を見る2

金環日蝕を見に、どこかに行こうと思っていたのですが、6時半から太陽が欠け始めることを聞き、家のベランダに布団を敷いて見ることにしました。

天気はうっすらと雲がかかっているほど。なんとか太陽の形は確認できます。

2012_5_22_0.jpg
カメラに付けるフィルタがなかったので、暗いポジフィルムを当てながら撮影。雲がかかっていることで太陽の周囲が虹色に見えました。

2012_5_22_01.jpg
そしてほぼリングになった状態。

2012_5_22_02日食.jpg
近くにある小学校からは「おお!!スゲー!!!」と小学生の元気な声が聞こえました。日蝕を察知してか、数羽のツバメも鳴きながらヒュンヒュン飛んでいます。

急速に気温も下がり、肌寒さを感じるほど。眼鏡をかけずに太陽をちょっと見てみると普段より眩しい気がします。空の青さが鈍くなり地上近くの空は明らかに暗くなっていました。

ほんの一瞬でしたが、太陽がはっきりと出ているにも関わらず、こんなにも風景が変わってしまうことに驚きました。いつもの太陽にいつもの月が重なっただけなのに、全く違ったものに見えます。

ライヘルトの動画

とても貴重な動画がyoutubeにありました。


人々が飛行、浮遊を試みて塔から飛び降りる行為は、ライト兄弟が1903年に有人動力飛行を遂げる以降も後を絶たなかったという記録があります。

この記録映像もそのひとつです。

この映像は、1912年2月4日にフランツ・ライヘルトという人が、自作のパラシュートを試みた結果、事故として終わってしまった記録と思われます。

手元のメモで不確かなのですが、ライヘルトはオーストラリア生まれの仕立て屋で33歳にして、エッフェル塔からのパラシュート降下を試みました。最下層の展望台から地上までの58mを、ただ舞い降りました。

映像でわかる通り、自らが発明したパラシュートをまといながらにして、飛び降りるときの躊躇する姿は、映像で見ていても恐怖を覚えます。しかし、その恐怖以上に駆り立てられるものがあったのかもしれない。

飛び降りたのち、人々が「彼が掘った穴」の深さを測っています。


追記:
ライヘルトについてwikipediaに書かれていました。

ルーマニアでスカイランタンのギネス新記録

ルーマニアのヤシという都市で1万2740個のスカイランタン上げに成功し、ギネス記録を塗り替えたそうです。



久々に調べてみると日本でも、山形県西村山郡河北町や新潟県中魚沼郡津南町の津南雪祭りでもスカイランタンが行われているようです。昨年9月には山本寛斎が主催した、福島県相馬市で東日本大震災の犠牲者を追悼する「天灯」が飛ばされました。

イスラエルで天灯

欧州やイスラエルでも新年祝う

キリスト教とゆかりが深いイスラエル北部の町ナザレでは、静かに平和を祈ろうと、ことしは花火ではなく、火をともした灯篭を夜空に浮かばせて、年明けを祝いました。
この空に浮かべる灯篭は、「天灯」「天燈(てんだん)」「スカイランタン」などと呼ばれている。
イスラエルでこのような灯篭を飛ばすというのは初耳。
記事の文中に「今年は花火ではなく」という言葉があるので恒例行事ではなさそうだ。
国境も宗教も分け隔てなくさまざまな場所で飛ばされている。

2013個のバルーンリリース

2013個の風船放ち新年祝う おもちゃ王国

新年を祝い、おもちゃ王国(玉野市滝)で1日、入園者らが恒例のバルーンリリースを行った。
 西暦にちなんだ2013個の風船を配布。子どもたちは糸の先に付けられたカードに「空をとびたい」「べんきょうをがんばる」などと願い事や抱負を書き込み、合図に合わせて一斉に空に放った。
ヘリウムが不足しているというニュースが流れ、ディズニーランドではヘリウム風船の販売が中止となり、ヘリウムを販売している会社のホームページを見ると「在庫無し」と書かれているのだが、事前にヘリウムをキープしていたところには残っているのだろう。
そういえば、年始に屋台が建ち並ぶ神社に行ったときには、いつもどおりヘリウム風船を販売していた。

ハートの種

一昨年、徳島で展示をしたときにフウセンカズラの種をもらってきた。
春にその種を植え、夏にフウセンカズラがいっぱいに葉を広げ、ちいさなたくさんの風船をふくらませた。

そのフウセンカズラももう茶色く枯れ果てていた。しぼんでしまった風船の中には種が入っていた。

2013_1_7_01.jpg
この5mmほどの種はただの黒地に白っぽいハートの模様がある。
このハート模様をした種を今年も蒔いてみよう。

ミャンマーの紙風船上げ

秋田で毎年行われている、上桧木内の紙風船上げや太田の火祭りまで1ヶ月ほどになった。残念ながら今年も都合が悪く行くことができない。

ミャンマーでも11月にシャン州のタウンジー市とメイミョーという町で、日本と同じような紙風船上げが開催される。タウンジーの祭りは地元の人たちのために行われ、一方、メイミョーの祭りは観光客が多く訪れるという。

タウンジーでの祭りは日本の紙風船とは違い、大量の花火が付けられていて、火花を散らしながら紙風船を上昇させるという日本では絶対にできない危険なお祭り。

2011年の祭りではロープが接続されているリングと紙風船本体が破れ、紙風船だけが飛んでいき、花火が地上で大炎上した。

そして2012年の祭りでも、観客に向けてたくさんの火花が飛んでくる。火傷は覚悟のお祭りなのかもしれない。

川俣正「Expand BankART」

MSN産経ニュース
川俣正さん、横浜で展覧会 消滅する作品を楽しむ

会期が終わってしまった展示を今更になって紹介するのは申し訳ありませんが、記事になっているのを見つけたので紹介させてもらいます。

2013_1_17川俣正01.jpg
3階建て展示施設の外壁を木製の立体物が覆っている。展覧会名は「Expand BankART」。英語の「Expand」(イクスパンド)には、「ふくらむ」とか「拡大する」などの意味がある。「物が拡張していく様子を表現したかった」と川俣さんが語るように、まさに生き物が寄生して増殖したような景観だ。
川俣さんの作品はグループワークで場所のリサーチやディスカッションをし、制作の過程から完成し展示会期を終えるまでを「展示」と呼ぶ作品が多い。また、展示が終わると取り壊されることも特徴。

残るものは、ドローイングや写真、映像など記録のみとなる。記事のコメントには「置いておいても仕方がないから」と言ったそうだが、この言葉の奥には、このような作品を作り続けている思想があるのだと思う。

川俣さんは「横浜トリエンナーレ2005」で総合ディレクターを務めたことや、以前に就任されていた大学の卒業制作展が横浜で行われていたこともあるため馴染み深い場所のひとつだろう。

展示会場付近の団地は「横浜北仲通北地区再開発計画」に組み込まれ、再開発が進められている。レセプションでは副市長を前にし「文化というものは10年、20年、それ以上経ってから現れてくるもの。ただ開発するのではなく継承するべきものは継承しなければならない」と話した。

今回の展示では、開発によって解体される団地の廃材を素材としている。

2013_1_17川俣正02.jpg

宙に浮く橋

greenz.jp グリーンズ | あなたの暮らしと世界を変えるグッドアイデア厳選マガジン
日常の生活に新しい見方を。イギリスの公園に現れたのは、風船で空中に浮かぶ橋「Balloon Bridge」

イギリス北西部のTatton Parkという由緒ある公園にある「Balloon Bridge」は、その名の通りなんと風船で空中に浮いているのです。
その名の通り、浮いている。しかも、計算上では54kgまでの重さに耐えるというから、作者は絶対に試したと思う。いや、試さずにはいられないだろう。

このようなアイディアで空中に浮かぶハンモックというものも出来そうだ。寝ている間に知らない街に連れていってくれるようなハンモック。