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気球でイギリス海峡横断ギネス記録

CNN
ギネスに挑戦 50の熱気球がイギリス海峡を横断

4月7日に、気球でイギリス海峡を横断するという、初めてのギネス記録の挑戦が行われたそうです。
コースは英国ケント州リッデン・ヒルのサーキット場からフランスのカレーまで。50機が出発して、全ての機体が海峡越えに成功しました。
飛行時間は約4時間。中には1時間で到着した機体もあるそうです。

ケント州リッデン・ヒルからカレーまでは直線にしておよそ50キロメートル。最も早かった機体だと、平均して時速50キロメートルで渡ったことになります。気球は風任せなので風速50メートル以上の風に吹かれていたことになります。

ちなみに、人力飛行機の最長記録として、1988年のアメリカ『ダイダロス88』がエーゲ海で3時間54分で115キロメートルを飛んだという記録があります。時速にすると、約28キロメートル。

風の力の威力がよくわかります。

太陽を囲む虹

天気が良い日が続いています。春の風も温かさを増してきました。
太陽を見ると薄い雲がかかっていて太陽を囲むように虹のような輪がかかっていました。

2011_4_15_01.jpgこの虹のような輪は暈(かさ)というようです。雲にある氷の結晶に日光が差し、屈折することによって起きる現象だそうです。

虹は太陽の反対側に、水滴によって光が屈折することで見えるのに対し、この日暈は太陽の周りに、氷の粒によって光が屈折することで起こるそうです。氷の粒が六角形になることで、太陽を中心に22度の範囲(太陽と観察者と日傘の角度)に虹のように見えるそうです。

超軽量小型飛行艇

一人乗りの超軽量小型飛行艇「Flynano」

飛行デザイナーのAki Suokas氏が「Flynano」という小型の飛行艇を開発したそうです。

翼幅約5メートル、全長3.5メートル、重さ70キログラム未満という小型な機体ですが、電力で時速70キロメートルから140キロメートルのスピードで飛ぶそうです。価格も約300万円から324万円だそうです。

空飛ぶ車が市販に向けて開発中ですが、「Flynano」の方が、大きさも値段も圧倒的にお手頃です。

細かいところで気になるのが、翼がリング翼(輪型の翼)になっているところ。翼端抵抗を押さえられ、翼面積も強度も増せることができることから、このデザインになったのでしょうか。

エアロトレイン

東北大学が研究、翼を持つ列車『エアロトレイン』

もう過去の話ですが、今月13日まで上海で開催された『2011 IEEE International Conference on Robotics and Automation』において、東北大学の菅原雄介氏が、地面効果を利用した乗り物、エアロトレインのスケールモデルを発表したそうです。

地面効果を簡単に言うと、航空機が地面スレスレで飛んだときに、とり飛びやすくなる効果です。水鳥が水面ギリギリを羽ばたきもせずにスーっと飛んでいるのが地面効果を利用した飛び方です。

エアロトレインは地面から10センチメートルほど浮上して飛行し、実現すれば羽田から成田を約10分で結ぶことが可能になるらしいが、羽田から成田というと80キロくらいの距離。電車では2時間くらいなので、これが10分となるととてつもない速さです。

気球のワークショップ

JAXAから配信されている動画でこんなものがあった。



同じ気球を扱っていても、ふくらむとは全然違うなと思う。たぶん、僕らは教えるのが苦手で、好きでもないんだろう。ふくらむがこのような「ワークショップ」に関わることはないんじゃないかな。

風船ドレス

汚れた空気はもう吸わない! ファッションとガジェットの融合ドレス

ニューヨーク大学の学生Hana Newmanさんのプロジェクト「8」の作品で、顔の周りを大きな風船のようなもので覆い、背中にある酸素ボンベから新鮮な空気が吸えるという。汚れた空気を吸っているということを考えさせるコンセプトドレスだそうだ。

ガスマスクなどは、その物自体で汚染された空気があると同時に、ガスマスクを外せる環境が残っていることも想像させる。一方、このドレスを着用する世界は、ドレスアップするほどの場ですら汚染されていることを思わせる。スタイリッシュであるからこそ、ちょっと怖い。

人型ラジコン

ITmedia ガジェット
スーパーヒーロー型ラジコンが空を飛ぶ

「RcSuperheros」というスーパーヒーロー型ラジコンがあるそうだ。身長は190センチと大型の人形。295ドル(約3万円)でネットで販売しているらしい。

かつて話題になったフライングヒューマノイドを思い出した。飛ぶ人らしき物体は正義の見方のヒーローでなくて、「奇妙な何か」に扱われてしまう。ヒーローが空からやってきたら、敵を倒すまえに、地上の者たちに自己紹介が必要かもしれない。

雲から覗く七つの色

2011_5_31_01.jpg午後1時頃に空を見上げると虹が見えた。
ここまではっきりとプリズムで分光したように見える虹も珍しい。しかし不思議なのは、太陽の方角に見える。通常、虹は太陽とは逆、つまり自らの影の方角に見えるものだ。そう思いながら、さらに上を見上げると太陽を囲むように、もうひとつの虹が円を描いていた。

2011_5_31_02.jpg最初に虹だと思っていたのは2重のうち、外側の日暈の一部だったということだ。

2011_5_31_03.jpg東京、神奈川、千葉、埼玉で見られたらしく、天災の前兆を不安に思った電話などが約50件も気象庁相談所に問い合わせがあったそうだ。

長い1分間

ビルの上から紙飛行機を飛ばしたら、ちょっとしたドラマがあった


これは紙飛行機を投げた当人たちが一番驚いただろう。
10階から投げた紙飛行機が、飛んでいるのを見ただけででワクワクすると思うが、手元から遠くへ離れて行ったものが、再び返ってくるとは。同じ紙飛行機でも、飛ばす前と飛んだあとでは違うものになった感じがする。

ツリーハウス

実際に泊まることも可能、空中に浮かんでいるUFO型ホテル

スエーデンにある宇宙船型のツリーハウスで、宿泊もできるホテルとなっているそうだ。
自然の空間に、未来的な人工物が飛び込んでいるが、『E.T.』や『未知との遭遇』といったSF映画のイメージもあり、妙にフィットしているようにも感じられる。

個人的には、このホテルのように人工的でシンプルなツリーハウスより、木と一体化するようなツリーハウスのほうが興味深い。
有名なもので、アメリカ、ワシントン州のレッドモンドにある『カエデの宮殿』と名付けられたツリーハウス。お父さんが自分の子どものために作り始めたが、20年以上経ってもまだ完成していないという巨大なものだ。

巨大な家を支える木があることが羨ましい。