つぼみの分解方法4
つぼみの分解方法5
先日、つぼみの分解実験をやって、みごとに失敗した。
「これなら大丈夫だろう」と思っていたアイディアが成功しなかったため、他の方法を考えることが難しい。
『つぼみの分解方法2』で挙げた案を読み返す。
① ボタンのようにフックを引っ掛ける構造
② 蝶番のシャフト部分のような構造(縫う)
③ 蝶結びのような、引き解ける結び方
④ ボルト、ナットのような回転すると外れる構造
⑤ マジックテープ(ベルクロテープ)
⑥ クリップのように挟む構造
⑦ 磁石
⑧ 吸盤
⑨ ファスナー
⑩ 熱を加えると変形するような形状記憶素材
⑪ ミシン目
⑫ 絶妙な粘着力の接着剤
⑬ がま口
試したのは②の案
④は回転させる力が必要。モーターを使うと重くなる。
⑤のマジックテープは接着力が強すぎる。
⑥クリップを外す力は、紙を破く力と同等に強い。
⑦の電磁石でスイッチを切ると接続が解除されるというのも悪くないが重くなる。
⑧の吸盤は、引きはがせられるか心配、そして重くなる。
⑨のファスナーは引く力が強すぎる
⑩はコストがかかりすぎる
⑪は風船が保てるかが問題
⑫気温や湿度などで変化するので胃リスクが高い
⑬親指と人差し指で開ける動作を空中でどうするかが問題
①は、フックで止められているものを、空中でどう断ち切るか。例えば、テグスなどで点止めし、熱線で切るということは可能かもしれない。
こうなってくると、速火線で紙を焼き切るという案も出したいのだが、速火線はつぼみの中の風船も割ってしまうし、紙にも引火する危険性がある。
つまるところ、フックのように点止めした接続部分をどう外すかということを考えることに可能性がありそう。
「これなら大丈夫だろう」と思っていたアイディアが成功しなかったため、他の方法を考えることが難しい。
『つぼみの分解方法2』で挙げた案を読み返す。
① ボタンのようにフックを引っ掛ける構造
② 蝶番のシャフト部分のような構造(縫う)
③ 蝶結びのような、引き解ける結び方
④ ボルト、ナットのような回転すると外れる構造
⑤ マジックテープ(ベルクロテープ)
⑥ クリップのように挟む構造
⑦ 磁石
⑧ 吸盤
⑨ ファスナー
⑩ 熱を加えると変形するような形状記憶素材
⑪ ミシン目
⑫ 絶妙な粘着力の接着剤
⑬ がま口
試したのは②の案
④は回転させる力が必要。モーターを使うと重くなる。
⑤のマジックテープは接着力が強すぎる。
⑥クリップを外す力は、紙を破く力と同等に強い。
⑦の電磁石でスイッチを切ると接続が解除されるというのも悪くないが重くなる。
⑧の吸盤は、引きはがせられるか心配、そして重くなる。
⑨のファスナーは引く力が強すぎる
⑩はコストがかかりすぎる
⑪は風船が保てるかが問題
⑫気温や湿度などで変化するので胃リスクが高い
⑬親指と人差し指で開ける動作を空中でどうするかが問題
①は、フックで止められているものを、空中でどう断ち切るか。例えば、テグスなどで点止めし、熱線で切るということは可能かもしれない。
こうなってくると、速火線で紙を焼き切るという案も出したいのだが、速火線はつぼみの中の風船も割ってしまうし、紙にも引火する危険性がある。
つまるところ、フックのように点止めした接続部分をどう外すかということを考えることに可能性がありそう。
LED風船
つぼみから出す風船を強調するために、ひとつひとつの風船の中にLEDを入れて光らせるという案もある。
LEDにボタン電池をはさむとLEDが点灯するという単純な構造。
コストを調べてみると、LEDとボタン電池で風船1個あたり100円近くになる。
100個の風船を灯すとすると1万円のコストがかかる。
ボタン電池ひとつでLEDは50時間くらいは灯るらしい。
前日に行えば作業時間は短縮できる。
LEDにボタン電池をはさむとLEDが点灯するという単純な構造。
コストを調べてみると、LEDとボタン電池で風船1個あたり100円近くになる。
100個の風船を灯すとすると1万円のコストがかかる。
ボタン電池ひとつでLEDは50時間くらいは灯るらしい。
前日に行えば作業時間は短縮できる。
LED風船2
LED風船を検索すると、簡単に自作できる面白実験としてたくさんヒットする。
その中に、このような動画も
浮かぶ風船電球
LED風船を作って、風船を擦ると静電気が発生し、天井に張り付くというもの。
他にもこのようなサイトがあった。
Open Burble
ヘリウムを入れたLED風船をつなぎ、空中に " 壁 " をつくるというもの。
音と合わせて気球のLEDが変化するようだ。
その中に、このような動画も
浮かぶ風船電球
LED風船を作って、風船を擦ると静電気が発生し、天井に張り付くというもの。
他にもこのようなサイトがあった。
Open Burble
ヘリウムを入れたLED風船をつなぎ、空中に " 壁 " をつくるというもの。
音と合わせて気球のLEDが変化するようだ。
つぼみの分解方法6
フライトの3月23日まで残すところ、あと2週間。
追い込まれてきた気球の制作と別に、つぼみからどのように風船を出すかというしかけも、まだ決まっていない。
先日に試みたストローの中に糸を通す仕掛けは見事に失敗した。
他の方法を考えなくては。
電気を使う仕掛けも考えられるのだが、配線の作業量や断線することを想像すると、確実な方法で分解したい。
つぼみの分割するラインに紙で点貼りをし、糸で点を切り離すという方法で実験してみることにした。
前回の実験ではビニールで5分の1のサイズを作ったが、今回は実際に使用する紙で2分の1のサイズで作ることにした。
つぼみの展開図に紙を紡錘形に切り、貼り合わせていく。
出来上がったつぼみに、風船を入れる。11インチサイズの風船を90個作った。
風船を入れた部分を貼り合わせると、風船がつぼみの形状に支えてくれる。
最後に、点貼りしてある紙以外の紙を切り点貼りの紙に糸を通して準備が終わった。
一斉に糸を引くと、つぼみが剥がれ落ち、中から風船が溢れるようにこぼれ落ちた。床を風船が埋め尽くす。
実験としては成功と言っていいと思う。なんとか風船を出すこともできそうだ。
3月23日に飛ばす気球 第15回目
LED風船の実験
LED風船の実験2
つぼみに入れる風船の数
つぼみの形をした袋の中に風船を敷き詰めたい。
つぼみが紙でできているので、風船を敷き詰めることでつぼみの形状を保つためだ。
風船の中にLEDを入れる案も出ているので、風船の数は減らしたいもの。
しかし、風船を大きくすると風船の単価が上がってしまう。
調べてみると、41センチの風船が大きさの割に単価が安い。
では、つぼみの中に41センチの風船はいくつ入るかが問題になる。
『球充填』という考え方があるらしい。
空間を球体で敷き詰めるという計算方法だ。
しかし、つぼみが紙でできているため変形すし、さらに風船も球体でなく、膨らまし加減によって大きさが変化する。
理論と現実を一致させることは難しい。
目安にしかならないが、風船の密度が65%から70%だと仮定すると、風船は160個~200個ほどになる。