ふくらむロゴ

「たまご」当日、とちゅうまで、

訳あって、今回は途中参加で、午後から離脱という事になってしまいました。
フライトはもう終了して、もうすぐシメのはずですが、どのような状況かしりません。

午前中行なわれたことを軽く紹介。
企画全体のことは、今晩か、明日くらいには別の人が記事にするでしょう。
IMGP0191.jpg
まず、広げます。


IMGP0194.jpg
各部にロープを取り付けます。


IMGP0195.jpg
インフレで空気を入れ始めます。


IMGP0197.jpg
そして、霧の発生、青い手に持っている物体がそれです。


IMGP0205.jpg
離れてみるとこんな感じ。


IMGP0204.jpg
別角度から。


IMGP0207.jpg
外からはこう見えて、


IMGP0212.jpg
中からはこう見える。


IMGP0214.jpg
皮膜の状態を最終チェック。


IMGP0217.jpg
人は霧に包まれると無闇にテンションが上がるようです。


IMGP0216.jpg
とても、あがります。


IMGP0225.jpg
穴が開けば、そのつど補修します。


残念ながらここまでで、学校を離れました。
しかし、五月とはいえ、炎天下に透明な膜で包むと暑いです。とても。
ビニールハウスと同じ状態です。

『たまご』飛ばしました

2011_5_9_00.jpg昨日、『たまご』を実行しました。

2011_5_9_01.jpg午前中、膨らました『たまご』の中に子どもたちが入り、正午あたりにフライトを試み、その後、再び中に入り、閉会の最後に『たまご』が割られ、子どもたちが出てくるという企画をしました。

2011_5_9_03.jpg詳細の報告は、後日します。

『たまご』の記録

5月8日の午前の記録です。

8時半ころから会場に集まり、『たまご』を広げる準備をします。非常にいい天気だったので、『たまご』の下に敷く白いシートを広げると、眩しい光が下からも照らしました。重りとなる水と送風のための電源が用意でき、『たまご』を膨らましました。

2011_5_10_01.jpg内部は風がシートを揺する音が聞こえるものの、少しだけ声が響いてるように聞こえます。霧を炊き始めると、目の前がさらに明るくなっていきます。

ちょうど開会になり、子どもたちがドームに入っていきます。

2011_5_10_02.jpg
2011_5_10_03.jpg不思議な空間に子どもたちは大はしゃぎです。風が吹き、ビニールがあおられるたびに歓声があがります。

2011_5_10_05.jpg風が強く、手伝ってくれたボランティアの中学生と必死になって、たまごを押さえます。2011_5_10_08.jpg風に押されると霧も出てしまうので、向こう側の風景が見え隠れします。子どもたちが暴れすぎて、ビニールが破けてしまうこともしばしば。修復作業が続きました。

12時半頃からフライトの準備をします。恐れていた風が、フライト時間に近づくにつれて強くなっていきました。バーナーを入れて離陸を試みます。立ち上がったものの、四方八方にたまごが揺すられました。ビニールなので破けることはありませんでしたが、逆にバーナーを入れるためのリングが4人で押さえていても動かされるほどの強風です。ロープも一本が切れてしまいました。あまりにも危険なので残念ならがフライトは中止しました。

フライトで破損した部分を修復すると、再びたまごが膨らみました。

2011_5_10_09.jpg
2011_5_10_07.jpg午後からも午前のように子どもがたまごの中に入ります。強い風はなかなか止まず、霧を出してもなかなか効果が現れませんでした。それでも、波打つ床面と形が変わる壁に大盛り上がりでした。

閉会の最後にたまごを割ります。
たまごの頂上に繋がるロープを引くと、たまごが割れる仕掛けになっています。が、すでに数十センチ程度が裂けてしまっていて、そこから空気が洩れ、たまごが立ちません。風の力も加わり、たまごが潰されそうになっていました。内圧がなければ立ち上がらず、割ることもできなくなります。「もう、難しいか、、」と思いつつ、中の子どもたちをたまごの底部に集めて、無理矢理サブロープを引っ張ってみました。何とか立たせることができたので、ロープを持っている中学生たちに合図を送りました。完全にまっすぐには立っていなかったものの、たまごが開き、中の子どもたちが出てきました。(写真がないのが残念です。)大急ぎになってしまい、ただ割っただけになってしまったのが非常に心残りでした。

8日の風の状態

5月8日は非常に暑く、強い風が吹いていましたが、風速計の電池が切れていて、実際にどれくらいの風速なのか分かりませんでした。なので、今更ではありますが、フライト時間頃の天候を調べてみました。

まずは天気図から。

2011_5_11_01.jpgそして、問題の風ですが、12時から13時の間は、次のような状態だったそうです。

2011_5_11_02.jpg観測地点と会場の位置が数キロメートル違うので正確ではありませんが、参考にはなるでしょう。バーナーを入れ始めたのが12時50分ころだったと記憶しています。風は巻いていましたが、大まかには南南東から吹いていたので合っています。平均風速は3.4メートルとありますが、最大瞬間風速は7.4メートルだったようです。

これでは離陸は不可能。紙で作っていたら間違いなく破れていたでしょう。事故の可能性のことを考えても、フライトは中止にして正解だったようです。

『たまご』との別れ


今日から6月。今年は早々と梅雨に入ったそうで、ここ数日間、スッキリしない天候が続いている。
5月8日に行った『だまご』が、ずっと車に入ったままだった。

ドームとは言え、9メートルもの大きさになると、しぼんでいても半畳以上のスペースを取る。保管場所がないため、これまで企画が終わったあとの「ふくらむもの」たちは河原で燃やしてきた。が、『たまご』はビニールでできているので燃やすことができない。なので不本意ながら処分することにした。

ということで、『たまご』や地面に敷いていたシートを90リットルのビニール袋に押し込んで車に積み込む。

2011_6_1_01.jpg