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エア遊具

「エア遊具」事故防止、国が初の使用指針策定へ

『「エア遊具」の事故が全国で相次いでいることを受け、消費者庁は近く事故情報の収集に乗りだし、使用指針を策定する方針を決めた。』そうだ。読売新聞調べによると2000年以降、8件は起きているらしい。

エア遊具とは、空気で膨らませると動物などの形になり、その中に子どもが数人入って飛び跳ねて遊ぶ遊具。「ファファ」と言うこともある。キャラクター内が密閉されたドーム状で、床はトランポリンのようになっている。入った子どもはただピョンピョン跳ねるだけなのだが、それでも充分に面白い。

事故が無いように最低限の対策することは必要だけど、10年で8件の怪我というのは、他の事故と比べてどの程度の率なのだろう。

ふくらむ家

以前、水の中に入れておくと、膨らんで大きくなる恐竜のおもちゃについて書きましたが、今日の日本テレビで放映された『ザ!鉄腕!DASH!!』で、この素材を使って家を作るという企画をやっていました。

1mほどの家を膨らむ素材で作り、それをプールに入れておくと人が入れるほどの大きな家になるのではないか、という実験です。素材の成分を分析することから始め、混ぜる素材の比率で膨らむ率をテストし、板状の素材を熱で接着。それをプールに入れてちょっと膨らみかけたところで、結果は次週となりました。

恐竜のおもちゃは水に入れると、大きくなって柔らかくなりました。番組の家は、水に入れる前からグニャグニャと柔らかい印象だったので、水を含むと構造を保つのはさらに難しくなると思います。家として自立できるのでしょうか。次回が楽しみです。

夢の種

2万人の「夢のたね」、夜空に輝く 大阪・万博記念公園


美術家高橋匡太が5年前から続けているプロジェクト「夢の種プロジェクト」を大阪府吹田市の万博記念公園で4日夜に行った。

浮遊した気球から、夢やメッセージが書き込まれた種子をかたどった紙に、LEDを取り付けたオブジェを約2万個ふり蒔いたそうだ。

ふたご座流星群今夜ピーク

久々に海月以外のことを書きます。

三大流星群のひとつである、ふたご座流星群が今夜、ピークを迎えます。
特に月が沈んだあとの15時0時~日の出までが最もたくさんの流星群を見ることができます。ベテランの観測者だと1時間に100個近くも見られるそうです。

気になるのが天気。昨日も雨でしたが、今日も降っています。天気予報では夕方から晴れるそうですがどうなるでしょう。

しぶんぎ流星群明日未明極大

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ペルセウス、ふたご座に並ぶ三大流星群の、しぶんぎ流星群が明日未明にピークを迎えます。

厳密なピークは明日午前10時ですが、もちろん日中は見ることができないので夜明け前ということになります。ちょうど月齢も新月なので最高で1時間に40~50個の流星が見られるそうです。

しぶんぎ見れず

しぶんぎ流星群を観測しようと試みたのですが、空一面に薄い雲がかかっていて見れませんでした。

流星電波観測国際プロジェクトによると、観測できたものの、去年と比べると今ひとつだったようです。神戸あたりでは写真に残すことができたそうです。

ちなみに次の大きな流星群は4月22日のこと座流星群で、1時間あたり最大10個程度だそうです。

鳥と絵と美的感覚

ブンチョウはモネよりピカソ派…慶大教授ら実験

慶応大の渡辺茂教授(動物心理学)らが、鳥にも絵画の「好み」があることを初めて突き止めた。人間の美的感覚がどのように生まれたかを解明する手がかりになる成果で、1月13日からパリで開かれる国際シンポジウムで発表する。
研究方法というのが
鳥かご内に三つのモニターを設置。それぞれにピカソに代表されるキュービズムと、モネやルノワールらの印象派の絵画、濃淡を変えた灰色の画面各30点を、7秒ごとに切り替わるよう映した。その上で、各モニターの前にとどまる時間を赤外線センサーで調べ、時間が長いほど、その絵を「好き」と判定した。
結果
ブンチョウ7羽のうち5羽はキュービズム、1羽は印象派の絵を好み、残り1羽は明確な好みを示さなかった。さらに、日本画とキュービズムを比べた実験も行ったところ、半々に好みが分かれた。

とあるけど、これが「人間の美的感覚がどのように生まれたか」の解明につながるのか非常に疑問に思う。

「好みがあることを突き止めた」とあるが、モニターの前に居ただけで、「ん?何かヘンなもんがある」とか「ご飯まだかなぁ」とか「この絵はさっきのと比べて補色対比がキツすぎてイヤだなぁ」とか思ってたのかもしれない。

それに、人間でもキュビズムが好きな人もいれば、印象派が好きな人もいるだろう。さらには印象派とくくった中にたくさんの画家がいて、個々が描いた膨大な数の絵画があり、見る人の分だけ好みがあるだろう。

さらに、7羽の結果だけで「突き止めた」と言っていいのか。

そもそも、「人間の美的感覚の解明」として鳥で実験するというのは意味があるのだろうか。

絵画というものを科学という学問で捉えることで面白いものになるのだろうか。

翼をヌンチャクにした鳥

翼をヌンチャクのように使う古代鳥類

現在のジャマイカに生息していた古代の飛べない鳥は、翼を古武術のヌンチャクのように振り回して敵を倒していたとする最新の研究が発表された。
1万年前に生息していたクセニシビスというとりだそうだが、翼を武器として使っていた鳥類が発見されたのは始めてという。

ダチョウは飛翔できる翼の代わりに強豪な脚を、ペンギンは水中を泳ぐ力を手に入れた。どちらも獲物を追いかける攻撃性と、捕食者から逃げるための防御になる能力だが、ヌンチャクのように振り回すだけとなると、研究者のロングリッチが言うように、やはり人間には勝てなかったのだろうか。

人力飛行機部の飛行機

昨日のブログに書いた琵琶湖の大会に出場した飛行機をざっと紹介します。


■プテラノドン(1996)

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2011_1_9_01.jpg白亜紀後期の翼竜。これを復元させて飛ばすというプロジェクト。化石から「どう飛んでいたのか」を探っていったためこのような骨の形に。他の飛行機と違って骨の造形など飛行以外のところで、やったら凝っている。



■プテラノドン(1998)

2011_1_9_02.jpg初機のプテラノドンがあまりにも重くて飛ばなかったのでリベンジしたもの。97年が台風直撃し、大会が全面的に中止になったので翌年の98年にフライト。コンディションもよく、まずまずの飛行。



■プテラノドンファイナル(1999)

2011_1_9_03.jpgプテラノドンの飛行に一応、成功したのだが、目的はプテラノドンの復元飛行なので、プテラノドンが飛んでいた翼=膜翼を使った飛行を試みる。膜なので翼型が変形してしまう。試行錯誤の末、テスト飛行では成功するが、大会では背風の影響もあり撃沈。



■ラケシス(2001)

2011_1_9_04.jpg地面効果を設計の段階から、より得られる形を考案した飛行機。無尾翼なので前後のバランスが難しい。100を超える模型を試作し、先尾翼のようにアーチ状の小さい翼を付けることで安定させた。すべて曲線でできている飛行機は稀。


■リリエンタール(2003)

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2011_1_9_06.jpgライト兄弟が世界初の動力飛行に成功する以前に、オットー・リリエンタールというドイツ人が飛行を試みていた。その回数は数千回にもなり、グライダーの父と呼ばれている。最期は風にあおられ墜落死する。彼の飛行機を復元。


他にもリング翼(言葉通り丸い翼の飛行機)やライトフライヤーなどがあり、部室の制作倉庫の天井に、今までの翼が吊るしてあります。大会に出場する多くは大学生や社会人なので、高校生にしかできない挑戦をし続けています。

凧の起源

2011年になりお正月もあっというまに過ぎてしまった。お正月の風物詩として凧揚げがあるが、それも最近ではあまり見られなくなってしまった。

凧の起源を調べようと手元にあった『飛行の古代史』(ベルトルト・ラウファー著)を見てみると、

凧は古代中国において発明され、かつ初めて実用に供されたのであった。
とある。やはり中国が発祥のようだが、数頁さきに

中国における凧の始まりをはっきりと辿ることはできない。
なに!?結局わからんのかい?ただし、この本に書かれている中で凧の最も古い記録として

紀元前196年に没した韓信の一生にかすかに見出される。(中略)韓信は未央宮までトンネルを掘ろうと決心して、宮殿までの距離を量るために紙鳶を飛ばしたと言われている。

正確に何年かは分からないが、少なくとも紀元前200年ほど前にはあったことが推測できる。

興味深いもので、紀元前507年から444年に山東省に住んでいた公輪子(魯班ともいう)という機械技師が作ったと言われる「木鳶(もくえん)」。これは竹と木でできているカササギの彫刻で、飛ばしたら3日後に落ちて来たなどといった話が『ぼくし(「墨」と「羽冠に隹」)に書かれているらしい。が、これは凧の起源には疑わしいので、凧の起源は約紀元前200年と考えるのがよさそうだ。

ネットで調べてみると、あっけなく「中国凧の歴史早見表」というサイトが出てきた。出典が明らかではないが、ここにも「BC221~AD220 未央宮(長安)攻略に凧で距離測量」とある。

現在から約2200年前に凧が飛んでいたということだ。

それにしても、木鳶というよくわからないものが気になる。