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人力飛行機部の飛行機

昨日のブログに書いた琵琶湖の大会に出場した飛行機をざっと紹介します。


■プテラノドン(1996)

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2011_1_9_01.jpg白亜紀後期の翼竜。これを復元させて飛ばすというプロジェクト。化石から「どう飛んでいたのか」を探っていったためこのような骨の形に。他の飛行機と違って骨の造形など飛行以外のところで、やったら凝っている。



■プテラノドン(1998)

2011_1_9_02.jpg初機のプテラノドンがあまりにも重くて飛ばなかったのでリベンジしたもの。97年が台風直撃し、大会が全面的に中止になったので翌年の98年にフライト。コンディションもよく、まずまずの飛行。



■プテラノドンファイナル(1999)

2011_1_9_03.jpgプテラノドンの飛行に一応、成功したのだが、目的はプテラノドンの復元飛行なので、プテラノドンが飛んでいた翼=膜翼を使った飛行を試みる。膜なので翼型が変形してしまう。試行錯誤の末、テスト飛行では成功するが、大会では背風の影響もあり撃沈。



■ラケシス(2001)

2011_1_9_04.jpg地面効果を設計の段階から、より得られる形を考案した飛行機。無尾翼なので前後のバランスが難しい。100を超える模型を試作し、先尾翼のようにアーチ状の小さい翼を付けることで安定させた。すべて曲線でできている飛行機は稀。


■リリエンタール(2003)

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2011_1_9_06.jpgライト兄弟が世界初の動力飛行に成功する以前に、オットー・リリエンタールというドイツ人が飛行を試みていた。その回数は数千回にもなり、グライダーの父と呼ばれている。最期は風にあおられ墜落死する。彼の飛行機を復元。


他にもリング翼(言葉通り丸い翼の飛行機)やライトフライヤーなどがあり、部室の制作倉庫の天井に、今までの翼が吊るしてあります。大会に出場する多くは大学生や社会人なので、高校生にしかできない挑戦をし続けています。

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