懐かしい風
先日、古い友人と10年ぶりくらいに会った。彼とは高校が一緒で、当時に所属していた部活、人力飛行機部や学園祭の気球作りでも、制作の場をともにした人だ。
およそ10年ぶりという時間の隔たりはあるものの、変わりなく見えた。おそらく彼から見てもそうだと思う。
かつての昔話をして、お互いの記憶の穴を埋め合い、卒業後から今までの経緯について話をする。僕が知っている彼と、知らない彼とが一緒になって、目の前で酒を呑んでいる姿に不思議に思う。懐かしいピーマンの腐った臭いの接着剤と、なんだかよく分からない匂いの風が一緒に吹いてきた感じだ。
酒はいつもそういう懐かしい新しい気流を起こしてくれる。
およそ10年ぶりという時間の隔たりはあるものの、変わりなく見えた。おそらく彼から見てもそうだと思う。
かつての昔話をして、お互いの記憶の穴を埋め合い、卒業後から今までの経緯について話をする。僕が知っている彼と、知らない彼とが一緒になって、目の前で酒を呑んでいる姿に不思議に思う。懐かしいピーマンの腐った臭いの接着剤と、なんだかよく分からない匂いの風が一緒に吹いてきた感じだ。
酒はいつもそういう懐かしい新しい気流を起こしてくれる。
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