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南砺ふくみつ雪あかり祭りの紙風船の浮力

2011_2_16_01.jpg富山・南砺ふくみつ雪あかり祭りの紙風船の内気温を考えてみました。

紙風船の大きさは幅3メートル、奥行き3メートル、高さ6メートルだそうなので、体積は54立方メートル。開口部は四角錐になっているので、50立方メートルということにしましょう。

当日の気温は2度でした。

ここまでは正確な数値です。この状態で、紙風船はギリギリの浮力で浮いていました。消防団の人がワイヤーをちょっとでも引くと降りてくるくらいの浮力です。つまり、紙風船の重さとほぼ変わらない浮力が働いていたことが分かります。

そこで紙風船自体の重さを考えてみます。
バーナーの重さを4キログラム、リングを3キログラム、紙を4キロと仮定し、合計11キログラムとします。

すると、50立方メートルの体積で、11キログラム以上の浮力を得るためには、内気温60度以上でなければ飛ばないことが考えられます。

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