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南砺ふくみつ雪あかり祭り・紙風船の始まり

日本の紙風船上げについて調べてきて、秋田や山形については、いつ頃から始まったのか書かれていますが、富山についてはそれが分かりませんでした。富山と言えば薬です。かつて薬を売っていたときに、子どもに向けて「おまけ」として正方形の紙風船を渡していました。そこから富山で紙風船上げをすることになったのではないか、と想像していたのですが、いざ聞いてみると意外な答えが返ってきました。

南砺ふくみつ雪あかり祭りで、受付の人に話をすると、「そういうことならこの方から聞いてください」と、祭りに詳しい人を紹介されました。(おそらく南砺市商工会の会長)

この祭りは1999年から始まって今年で12回目だそうです。思いのほか最近始まった祭りです。さらに、薬との関係について訊いてみると、
「いやいやいや。」と手を横に振りながら言い、こう続けました。
「まえにね、秋田県の人と材木の流通の関係があってね。秋田で紙風船飛ばしてるのを聞いて、『こりゃ、面白い』ってことで始まったの」

ということで薬やおまけの紙風船とはまったく関係ありませんでした。
やっぱり、日本の紙風船上げは秋田につながっているようです。

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