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2013年3月に飛ばす気球 第7回目

ミニ気球を飛ばし終え、そろそろ企画を詰めらなければなりません。

前回に挙ったアイディアを振り返りながら、どのような気球にするか話し合います。

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今の所、ぼんやりと決まっているのは「人型」という大枠だけです。人型という案から、どのように展開させると面白いものになるのか、というところで停滞しています。

一人の小学生が「人から風船を出したい!」と発言しました。以前から何度か出ている案ですが、風船が出てくるのだったら人型よりも「箱」のような形でもよいのでは?という意見もあり、決定されなかった案です。

逆に、箱から人が出てくる案もでました。しかし、そのような複雑なアクションをさせるのは難解です。「じゃぁ、どんな動きだったらできるの?」と尋ねられました。

「横たわっている状態から起き上がるとか、そのくらいの単純な動きだったらできるよ」と言うと、「じゃぁ、眠っている人が起きるのは?」と提案しました。

「風船が放たれる」案と、前回の話し合いで挙げられた「花咲か爺さん」案、そして春に飛ばすということが合わさり「春を蒔く人」という案が浮上しました。

また、「眠っている人が起き上がる」という案から、
『眠っている人が起き上がり、抱きかかえたつぼみから「春(風船)」が放たれる』という案に決定しました。具体的には、人型が横たわっているときは冬のような冷たい色の光が灯され、立ち上がると暖かみのある光へ変化し、空中で風船が放たれる、という演出です。

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7回目にしてようやく具体的な方向性が見えてきました。

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