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雲と霧の違い

初めて富士山登山に挑戦。今年は富士山に登る人が多いそうだ。中には「山ガール」という人たちもいるという。そんな波に乗り、いざ山頂のご来光を目指す。本格的な山登りというものは今回が初めて。

5合目までは車で。標高約2300メートルまで行けてしまう。富士山の標高は3776メートルなので約1500メートルを足で登ることになる。5合目で車から降りると既に涼しい。今一度、持ち物を確認して出発する。

5合目から6合目まで、標高差は約150メートル。もう雲の中にいるみたい。

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霧と雲。かつてその違いが気になり調べたことがあった。
すると意外な答えが。それはどこからそれらを見ているかということにあるという。つまり見る人が雲の中に入っているときには雲を霧と呼ぶようだ。
富士山に登っていて、自分が雲の中にいるときには霧であり、富士山のふもとから見ている人にとっては雲らしい。

そんなことを考えながら単調な溶岩石の上を進んで行く。

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