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走って思う

体のナマリが気になり、近所を4kmほど走っていたのだが、同じ道を走っていると飽きてしまった。なので目的地は決めず気の向くまま足を進めてみる。

走りながらあらためて過ぎ行く風景を見ると、生まれ育った街がここ数年でだいぶ変化してきていることを実感してしまう。まぁ、20年近くも前なので当たり前と言えばそうなのだけど、車や自転車ではなく、小学生の頃と同じように足で走ることで思い出されることが多い。当時と比較できなくなるほど今の街並が変わってしまった。だからこそ、たまに子どものときのまま残っている路地に行き着くとなんだか嬉しい。

息を休ませるために公園に行きたいのだが、非常に少ない。あったとしても遊具やベンチが少ししかなく、怖く感じるほどの大きな木が無いのは残念だ。子どものときに挑戦できるちょっとした恐怖や冒険は今はどうやって感じているんだろう。

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