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自作できる製本いろいろ

今までの活動をまとめたドキュメント冊子のデータができ、あとはプリントして製本するのみとなった。プリントは新しいプリンターを購入したのだが、問題なのは製本の方法。

自作できる簡単な製本の方法として
リング製本、くるみ製本、クロス製本、中とじ製本が挙げられる。

■リング製本
穴が開けられた紙にリングで固定するルーズリーフのような形になる方法。ページを完全に開くことができるので見開きのページが見やすくなったり、コピーがやりやすくなる。原稿に穴を開ける道具が2000円から6000円するので、あらかじめ穴の開けられた紙にプリントするのが低コストだが、紙の種類が限定される。

■くるみ製本
原稿の背とカバーの背表紙となる部分をホットボンドで接着する方法。まず原稿の背をホットボンドで付けたのち、接合された原稿とカバーの背表紙をアイロンで温めて接着。カバーの大きさが表紙と背表紙と裏表紙を合わせた幅になるので、表紙に印刷したい場合は大型サイズをプリントできるプリンターが必要。見栄えはきれいだけどかなり手間がかかる。

■クロス製本
ホッチキスなどで原稿を綴じ、背に製本テープを貼る方法。くるみ製本と違い、表紙も原稿サイズでまとめることができる。背表紙に印刷することができないのが難点。ホッチキスと製本テープだけでできるので安上がり。製本テープは25ミリ幅、長さ10メートルで約300円。

■中とじ製本
半分に折られた原稿を重ね、中央でホッチキスでとめる方法。縦に止められるホッチキスが必要。最も安いが、すべて見開きで印刷することになるので、作りたい冊子の倍の大きさを出力できるプリンタが必要。さらに全頁の真ん中で閉じることから、例えば10ページの本を作る場合、1頁目と10頁目、2頁目と9頁目というふうに、最初よ最後が対の見開きになるように原稿データを作る必要がある。そのことからも1冊作り終えたあと頁を増やすことができない。


など、それぞれメリット、デメリットがある。ちなみに業者にやってもらうと、リング、くるみ、クロスが一冊約300円。中とじは100円。

製本にかかる時間と労力、技術、コストを考えるとクロス製本が一番よさそう。

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