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沖縄にいく1 - 写真が包む居酒屋 -

沖縄に行ってきました。

羽田から那覇までの1600kmが2時間半ほどで到着。やっぱり少し暖かい。

沖縄はもう梅雨まっただ中。到着直前まで雨が降っていたようで、水たまりがあちらこちらに光っています。
空港付近からレンタカーを借りて、レンタカーで宿泊するホテルまで。

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ホテルについた頃、すでに夕方になっていたので今日は周辺を散歩するだけに。
とりあえず観光地の国際通りに行ってみます。通りにはたくさんの土産屋が立ち並んでいます。

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まず探すのが居酒屋ですが、なるべく観光っぽくないところを探して。
国際通りを外れたところに古い外観の『小桜』という居酒屋があったので入ってみました。

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入ってみてまず驚いたのが、店内の壁や天井の隅から隅まで全部写真で埋め尽くされていること。すべてこの店にきた客の写真です。

興味を持ちつつ、まずはお酒と簡単な料理を注文。お店の主人と会話のチャンスをうかがいます。
2杯目のビールを注文したとき、写真について尋ねてみました。話によると、13年前にデパートでポラロイドカメラが賞品で当たったか何かで、1997年から常連客を撮り始めたそうです。その後、常連以外の客も撮り続けて現在に至るとか。ポラロイドが無くなってしまってからも、デジタルカメラでポラロイドのサイズに印刷し、同じような見え方になっています。今では空いている天井も壁が無くなってしまったため、アルバムに保管していました。

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撮り始めた当初、この行為を『酔顔』と名付け(すいがん)と読んでいたそうですが、その漢字を見た客が(よいかお)と読んだことに店の主人が「それはいい!」と思ったそうで、それから(よいかお)というタイトルで続けているそうです。

僕の知り合いも何人かが沖縄に行ったことあると聞いていたので、まさかと思って今までの写真を見ていると、なんと知人の写真を発見!これには驚いきました。その後も店の人との会話を楽しみ、最後に写真を撮ってくれて店のアルバムに追加していただきました。

13年間撮り続けているということがすごい。写真で埋め尽くされた店内に圧倒されてしまいました。

初めての沖縄ですが、このような店に最初に入れるとは。
何かの力で引き込まれたような幸運です。

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