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カールじいさんの空飛ぶ家

現在映画館で上映中の『カールじいさんの空飛ぶ家』を見に行ってきました。12月5日から上映しているそうです。

愛する人と想い描いていた場所に、ひとりの老人が風船を付けた家で飛んで行き、様々なものを失いながらも大切なものを見つけ出すというストーリー。

『記憶の種』の後に見たこともあってか、やはり老人の思い出がしみ込んだ家が地面から離れるシーンに興奮してしまった。
ヘリウムのボンベが庭に転がる風景に巨大な影が広がっていき、いくつもも風船が包んでいた布を押しのけ広がっていく。挨拶代わりのように車に一蹴りを食らわせて、行ったことのない思い出の場へ向かいます。

逃げるための離陸
守るための離陸
行くための離陸
再会するための離陸
これまでの夢の続きを叶えるための離陸

老人にとって色々な覚悟を決めるフライトに思えます。

夜の部を見たため子どもは多くありませんでしたが、それでも端々で笑いがおきていました。


カールじいさんの空飛ぶ家 (竹書房文庫)カールじいさんの空飛ぶ家 (竹書房文庫)

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