気球の設計について(1)
ふくらむがこれまでに作った気球の中で、最も設計に苦労したのが2008年の『仔鯨』だろう。
クジラの写真を集め、三重県のクジラ博物館に行くなど、リサーチにも時間をかけた。粘土で模型を作り、それにピンを打ってX.Y.Z座標をだし、パソコンに入力。
気球の浮力は体積が大きく関係するため、体積が小さな場合は全体のサイズを大きくする必要があるが、このとき作っていたクジラは「離乳期を迎える15メートルの仔鯨」だったため、サイズを増やすことができず、いかに「太らすか」という課題に直面した。
しかし、太くし過ぎるとクジラには見えなくなってしまう。紙で模型を作っては再考し、また模型を作るという作業が繰り返された。
クジラの写真を集め、三重県のクジラ博物館に行くなど、リサーチにも時間をかけた。粘土で模型を作り、それにピンを打ってX.Y.Z座標をだし、パソコンに入力。
気球の浮力は体積が大きく関係するため、体積が小さな場合は全体のサイズを大きくする必要があるが、このとき作っていたクジラは「離乳期を迎える15メートルの仔鯨」だったため、サイズを増やすことができず、いかに「太らすか」という課題に直面した。
しかし、太くし過ぎるとクジラには見えなくなってしまう。紙で模型を作っては再考し、また模型を作るという作業が繰り返された。
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