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煙に呑まれる部屋

前回の煙を入れる実験で、煙を入れたほうがいいだろうという結果になり、フォグマシンを注文しました。小柄で重さも2.2kgのわりに毎分85㎥の出力ができる優れもの。ブルーの色が不人気なのかわかりませんが、なぜかこれだけ安くなっていて5000円ほどで購入しました。2010_12_07_01.jpg

まずは実験。いつもの薄汚い部屋でフォグマシンを試してみます。
リキッドを入れて3分ほどのウォームアップを待つと、ポショポショと煙が出てき始めました。ボタンを押すとブシューっと勢いよく煙が出てきます。なるべくフライトと同じ条件にするため、いつも使っている電球をつけ、送風機で煙を拡散させます。

みるみる辺りが見えなくなります。記録取らねばと思いカメラを手に取ろうとしましたが、既に1m先も見えづらい状態に。「カメラ、カメラ・・・」手探りでバックを探し記録します。

2010_12_07_02.jpgこれは想像以上にスゴい。始めはマックスまで噴射し続けるつもりでしたが、始めてからわずか10分ほどで、これ以上続けるのは何かのヤバさを感じ、停止させます。いつもの部屋がここまで幻想的になってしまうとは驚きです。数年前に、濃霧の中で海を見に行ったことを思い出しました。ただ、霧と違うのは匂い。甘く焦げた匂いも充満します。しかもなんだか手や服にかすかなベタつきも感じます。消防訓練などでも使用され、人体には害はないそうですが。

実験を終えて煙を出すのがまた一苦労。送風機をふたつ起動させ、さらに板で仰ぐこと約15分。ようやく部屋がいつもの汚さに戻りました。

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