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クラゲの触手

今回の気球はクラゲ。クラゲと言えばヒョロヒョロと揺らぐ無数の触手が特徴的だが、これまでその素材をどうするか考えあぐねていた。シート状の素材だとそれらを筒状に貼り合わせる手間がかかる。何十本となるとなおさらだ。クラゲの写真を見て、傘と触手の幅の比率を計算すると、クラゲの種類にもよるが、傘幅16mの場合だと触手幅は40センチほどになる。

素材について総合的に考えると、理想なのは幅40センチ程度で数百mもの長さの筒状のビニール。スーパーなどの清算後の台にあるロール状のビニール袋(おばちゃんが巻き取っていくことから通称、「おばちゃんビニール」と呼んでいる)のミシン目と熱接着がない状態が理想なのだが、なかなか見つからない。

困っていると、毎回、講座に来てくれている父母の方の奥さんが、そのような素材を大量に使ったことがあるという。残りを持ってきてもらうと幅36センチの程よい幅で500m巻きのビニール素材だった。この素材、クリーニング屋でYシャツをパックするときに使うものだという。なるほど!まさかクリーニング屋にあるとは気づかなかった。

サンプルに空気を入れて中学校の4階の窓から垂らしてみると、ちょうどいい塩梅でなびいてくれる。2010_11_28_01.jpg

さらに、クリーニング屋の知り合いがいるから聞いてみるという話までに発展。とんだジャンプだ。

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