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祖父母の田舎2

大叔父の家に向かう。風景は行けども行けども、こんな景色。

2010_11_23_01.jpg周りが田畑で信号もほとんどなく、電信柱もまばらなので、空がとても広く見える。

家に着く。小学生のときに見たはずなのだが、家の記憶はほとんど残っていない。本宅があり、倉や瓦屋根の物置、プレハブ、そしてビニールハウスまでもがある。とてつもなく広い。小学生のときはもっと広く見えていただろうけど、たぶんよくわかっていなかったのだろう。

2010_11_23_02.jpgこれが瓦屋根の物置のひとつ。屋根のゆがみを見るとかなり古いことが伺える。大きな梁になにか書いてあったので登って見てみると、明治31年に建てたものらしい。100年以上前だ。倉庫の片隅には干し柿が吊るしてあった。
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2010_11_23_05.jpgプレハブは農業用のもので約18m×12mほどの床面積。ここでは主に煙草と米を作っているので、その機械が置いてある。車の後ろに見えるのは煙草の乾燥機だそうだ。

2010_11_23_06.jpgこれが煙草を収穫するための機械。そういえば、煙草は身近なのに草は見たことがない。ナス科なので背丈は大きくならないそうだ。銘柄はどこで決まるか訊ねてみると、農家が育てている煙草草で銘柄が決まる訳ではなく、乾燥させてJTが買い取り、JTが管理しているらしい。

2010_11_23_07.jpg奥には1袋30kgの米が積まれていた。これを高いところへポンポン投げるというのだから驚きだ。ちょっと担がさせてもらうと、持てないことはないが、投げるのは到底無理だ。昔はこれの2袋分の重さ60kgを担いで運んでいたらしい。一袋、開けてもらい手に取ってみる。

2010_11_23_08.jpgまだ精米されていない状態。やっぱり食べる直前に精米するのが旨いそうだ。

それにしてもこんなプレハブがあるというのはうらやましい。

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