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球形飛行物体

ロボナブル
防衛省、様々な場所に離着陸する球形飛行物体を開発、壁に張り付いて窓越しに偵察

防衛省 技術研究本部 先進技術推進センターの佐藤文幸氏が球形飛行物体を開発したそうだ。直径42cm、重量350gで離着陸、空中停止ができ、8分間の空中停止や、最高速度は毎時60kの飛行が可能だという。カーボン、スチレン、ペットボトルなどで手作りし、制作費は11万円らしい。市街地や森林での低空飛行や地上回転移動、高所長期監視、窓越しの偵察などの用途が見込まれ、実用化が注目される。
16ヶ月の期間で7号機まで製作し完成したそうだ。




動画で見ると、球体上部にプロペラ、中部に方向を操作する板があり、重心をかなり下に持ってきていることで安定しているように見えます。もっとコンパクトに、そして音がもっと静かになれば、近くで監視されていても気付かなさそう。言わば、空飛ぶ監視カメラというところでしょうか。11万円でできるとなると、大量生産すれば格安な偵察機に。将来のパトロールはこういうものになっていくのでしょうか。

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