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デモフライト

毎年企画を行っている中学校で、修復した気球 - 『ソラフミ』のデモフライトをする。

いつものように送風機で気球を膨らます。大抵の場合、ここで風に煽られて四苦八苦するのだが、気持ち悪いほど風が無く、みるみる気球は大きくなっていく。

バーナーを入れると「よいしょっ!」という感じで立ち上がる。日中で飛ばすときには四方八方に気球が傾き、それに合わせて人が振り回されるのが常なのだが、何もハプニングが起こらない。こうも簡単に立ち上がると手持ち無沙汰にも感じられる。

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関心がある教員や中学生に見届けられながら、気球は垂直に上昇していく。それにしても穏やかだ。「浮く」というよりも「宙にある」という状態のものを見ると、改めて不思議に思う。

何度が飛ばしていると興味を持った中学生が来たのでロープを手渡すと、気球の浮力に驚いた様子。やっぱり上に重さを感じるというのは日常では珍しい出来事だ。

内側からみた上部
明日から本格的に中学生との制作が始まるが、参加者がどれくらい集まるかが不安の種。

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