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根を守り、見えてきたもの

駅から家まで並木道があるのですが、その樹々たちは夏には緑に茂り閑散としたアスファルトの道を彩っています。

今は冬。
賑やかだった艶やかな葉も散り、今では骨身をさらして寒さに耐えているようです。

でもそのおかげで、見えてきたものがありました。
鳥の巣です。

数十本の木があるのですが、そのいくつかの木に小枝を集めた15cmくらいの巣が点々とあります。大きさからすると、おそらくヒヨドリあたりじゃないかな。すべて巣立ったあとの抜け殻です。


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作られた場所も形もガッシリしていて丈夫そう。


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逆にこれはなんともスカスカ感があります。風が吹いたら寒そうな家。もしかしたら作りかけなのかも。


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スズランテープを拾ってきたのでしょうか。枝以外の素材も使ってます。自分やヒナたちの脚に絡まないかちょっと心配。

よく見るとそれぞれ枝などを巧く編み込むようにできてます。当然、くちばしだけでやってる仕事。繊細で即興的なあるものだけで組まれたツリーハウスです。

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