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絵本『津波』

図書館で絵本のコーナーを見ていると『津波』というタイトルの絵本がありました。
小泉八雲の原作で、1854年に起きた安政南海地震の津波について書かれた物語です。

主人公の浜口五兵衛が津波に気付き、海岸付近にいる村民に危機を知らせるため、高台にあった収穫した稲に火を放ちます。その煙に村民が気がつき、消火のために高台に急いだことで多くの命が助かるという話です。
浜口五兵衛のモデルとなった人物が実在し、現在のヤマサ醤油当主の七代目、濱口梧陵だそうです。
その後も五兵衛は生き残ったものと仮設住宅を建設したり、防波堤を築いたそうです。

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