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カゲオクリ昇天式

5月11日に最後のフライトを遂げ、ボロボロになった「カゲオクリ」気球を燃やしに川原に行きました。時は夕暮れ。川原には明日の仕事を想像しながら犬の嗅覚を道しるべに歩かされる人、週末のバーベキューをやり終えたグループが一息入れる、そんな時間です。

車からブルーシートに包まれた塊を降ろします。素材は紙とセロテープ。非常に燃えやすい素材です。直径8mの球体なので意外と重量感があります。枯れ木を集め火をおこし、「カゲオクリ」を乗せました。

kageokuri5_18.jpg

僕らの身長ほどの炎が立ち上がり、辺りを照らします。つくるのには時間がかかりましたが一瞬で熱と光と少しの灰に変わっていきます。毎回行うことですがこの光を見ると、全てが完成した安心感と、炎の奥にある次に行うべき影が見えてくるような気がします。
とにかくお疲れさまでした。

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