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小中学生がミーティングを繰り返し、木や虫などの生き物の案から「成長」というキーワードが挙がった。様々な生物の成長過程における変化を考え、完全変態をする「蝶」にたどり着いた。

蝶は卵から生まれ、幼虫の時期を経て、蛹となり、やがて羽根を羽ばたかせて空を舞う成虫へと変化する。蛹となっている時間は一見すると休息していくようにも見えるが、内部では組織が液体のように溶け、幼虫だったときの細胞を流動させて成虫への再形成を行なっている。

小さな種が日光を受けようと葉を伸ばすように、胎児のときには握られていた手が何かをつかもうと開くように、成虫の姿で伸ばされる羽根は、幼虫のときに既に持っているのではと考えた。

話し合いから参加した小中学生と巨大な蝶をつくり、夜空を羽ばたくように操りながら飛ばした。

写真

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フライト2016年3月19日
大きさm
場所東村山第一中学校