カゲオクリ
2007年、東村山第一中学校の土曜開放の日に行う企画として8月下旬から構想、11月に4日間で制作、フライトを行った。
中学生が参加することから、自分たちの中学生の経験を振り返りながら考察する。辺りがはっきりとは分からない「闇」に身を置き、そこ見えるかすかな光の中で暴れながらも少しずつ自らをつくりあげていくことが中学生という時期だと捉え、中学生たちの姿を闇の中で見れるものを作りたいと思った。
直径8mの球体の展開図に、参加者それぞれが体のシルエットを取り合ったり、足跡や手形を絵具、蛍光塗料を使って描いていく。それらを貼り合わせ、日没後の校庭で膨らまし立ち上げる。内部の照明によって参加者の絵が照らされる。球体を離陸させ、上空で球体の照明を絞ると内部に取り付けられたブラックライトの光で参加者たちのシルエットが闇の中に浮かび上がる。
ブログにもカゲオクリに関連した記事があります。
フライト | 2007年11月24日 |
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大きさ | 8m |
場所 | 東村山第一中学校 |