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カフェを建てる

埼玉県飯能在住の友人が働いている、4月から開店した「日月堂」というカフェに行った。

高麗駅から車で数分の国道299号沿いにあり、ウッドデッキからは川が見渡せて、8月の中旬にも関わらず、その暑さを感じさせない。川を見下ろすと子どもたちが川遊びをしていた。秋になったら紅葉も楽しめるだろう。そして店の建物も、ほぼ手作りというから驚いた。

メニューにはサンドイッチやピザ、カレーやドリンクがある。自家製天然酵母の石焼パンもあり、お腹をすかして来ても満足できそう。

懐かしい風

先日、古い友人と10年ぶりくらいに会った。彼とは高校が一緒で、当時に所属していた部活、人力飛行機部や学園祭の気球作りでも、制作の場をともにした人だ。

およそ10年ぶりという時間の隔たりはあるものの、変わりなく見えた。おそらく彼から見てもそうだと思う。

かつての昔話をして、お互いの記憶の穴を埋め合い、卒業後から今までの経緯について話をする。僕が知っている彼と、知らない彼とが一緒になって、目の前で酒を呑んでいる姿に不思議に思う。懐かしいピーマンの腐った臭いの接着剤と、なんだかよく分からない匂いの風が一緒に吹いてきた感じだ。
酒はいつもそういう懐かしい新しい気流を起こしてくれる。

映画「遊星からの物体X ファーストコンタクト」をみた



好きな映画を10本挙げろと言われたら、きっと「遊星からの物体X」を含める程度には82年版のほうは好きです。
今作が本国で公開されてから、日本公開までずいぶんと間が空いたのでヤキモキしていましたが、本日公開だったので早速見てきました。
このブログで映画感想や、映画批評をやっても仕方がないんで出来については触れません。

無理やりに、「ふくらむ」な話題にもって行きますが、ふくらむで今まで作ったものを並べると大体キレイな感じでまとまっています。
「幻想的でいいですね」なんて感想を言われることもあります。
ふくらむのメンバー内の話では「エログロもやりたいね」なんて意見も出るんですが、最近の制作は小中学校なので、なかなかにむつかしい。

そういえば、
こないだ池袋を通りがかったらルイ・ヴィトンのショーウインドウが草間彌生風になっていました。
ちゃんと調べていないので本人かもしれません。

池袋1池袋2

この程度の気持ち悪さ、不気味さなら許容されるんですかねえ。
やるならトコトンという気持ちもありますけど。

空にナニが浮かんでたら不気味面白いだろうか、なんて事も考えます。
次の制作は、現時点では完全に未定なので、ちょっと今までとは違う方向で行きたいなぁなんて思っているんですが。

ルーマニアでスカイランタンのギネス新記録

ルーマニアのヤシという都市で1万2740個のスカイランタン上げに成功し、ギネス記録を塗り替えたそうです。



久々に調べてみると日本でも、山形県西村山郡河北町や新潟県中魚沼郡津南町の津南雪祭りでもスカイランタンが行われているようです。昨年9月には山本寛斎が主催した、福島県相馬市で東日本大震災の犠牲者を追悼する「天灯」が飛ばされました。

ライヘルトの動画

とても貴重な動画がyoutubeにありました。


人々が飛行、浮遊を試みて塔から飛び降りる行為は、ライト兄弟が1903年に有人動力飛行を遂げる以降も後を絶たなかったという記録があります。

この記録映像もそのひとつです。

この映像は、1912年2月4日にフランツ・ライヘルトという人が、自作のパラシュートを試みた結果、事故として終わってしまった記録と思われます。

手元のメモで不確かなのですが、ライヘルトはオーストラリア生まれの仕立て屋で33歳にして、エッフェル塔からのパラシュート降下を試みました。最下層の展望台から地上までの58mを、ただ舞い降りました。

映像でわかる通り、自らが発明したパラシュートをまといながらにして、飛び降りるときの躊躇する姿は、映像で見ていても恐怖を覚えます。しかし、その恐怖以上に駆り立てられるものがあったのかもしれない。

飛び降りたのち、人々が「彼が掘った穴」の深さを測っています。


追記:
ライヘルトについてwikipediaに書かれていました。

ビニールは0.02ミリ厚がよさそうだ

今月13日にフライトした『色+色』は円柱状の上面と底面にビニールを用いた。過去の気球、『海月』『たまご』そして今年3月に飛ばした『かげから』にもビニールが使われている。しかし、『たまご』と『かげから』は飛行時間が非常に少なかった。(『海月』は体積が大きかったため、滞空時間は紙製と同様だった)

しかし今回はバーナーを入れるとすぐに立ち上がり、充分な浮力を得られた。これまでの0.05ミリ厚のビニールから、0.02ミリ厚にしたことで重さが半分以下になったことが大きいと思う。そして補強次第では強度的にも問題がなかった。これからビニールを使うときには0.02ミリがよさそうだ。

金環日蝕を見る2

金環日蝕を見に、どこかに行こうと思っていたのですが、6時半から太陽が欠け始めることを聞き、家のベランダに布団を敷いて見ることにしました。

天気はうっすらと雲がかかっているほど。なんとか太陽の形は確認できます。

2012_5_22_0.jpg
カメラに付けるフィルタがなかったので、暗いポジフィルムを当てながら撮影。雲がかかっていることで太陽の周囲が虹色に見えました。

2012_5_22_01.jpg
そしてほぼリングになった状態。

2012_5_22_02日食.jpg
近くにある小学校からは「おお!!スゲー!!!」と小学生の元気な声が聞こえました。日蝕を察知してか、数羽のツバメも鳴きながらヒュンヒュン飛んでいます。

急速に気温も下がり、肌寒さを感じるほど。眼鏡をかけずに太陽をちょっと見てみると普段より眩しい気がします。空の青さが鈍くなり地上近くの空は明らかに暗くなっていました。

ほんの一瞬でしたが、太陽がはっきりと出ているにも関わらず、こんなにも風景が変わってしまうことに驚きました。いつもの太陽にいつもの月が重なっただけなのに、全く違ったものに見えます。

金環日食を見る

金環日食1
月食の時の同じ公園で日食を見てきました。
前日までの予報では曇りとの事だったので不安でしたが、薄曇りながら太陽はギリギリ見ることができました。
いつもは人がほとんどいないこの公園も今日ばかりは大勢の人でにぎわっています。
金環日食2
カメラを三脚にセットして木漏れ日が三日月型に変わるのを眺めたり、薄曇りの空模様や風見向きを気にしながら待ち。
金環日食2.5
欠けていく太陽がリング状になったとき大きな歓声が上がりました。
金環日食3
雲越しながら、太陽と月が重なり合う光景を目にすることが出来ました。
金環日食4
画像が全体的に赤っぽいのは使用した減光フィルターが「星ナビ」の付録に付いたものを使用したためで、撮影専用品ではないためです。
お陰で、太陽と風景を同時に写しこんだらなにやら不穏な感じになりました。
金環日食5
日食が始まる前から多くの人が集まっていましたが、リングが崩れると割りにあっさりと人が立ち去っていきました。
その後公園のハトやネコを数枚撮ったのち、帰宅しました。金環日食6