ふくらむロゴ

3日目の制作

朝9時東中到着。視聴覚準備室から小体育館に荷物を運び込む。中学生が来たところで上面と底面の8角形部分を制作。紙貼りやマーキング、カットを10時半まで行い完成。初めての参加者だったのでティータイムに簡単な自己紹介をする。その後中学生3名が午前中まで参加とのことで急いでドローイング。やっぱり真っ白な画面からだとなかなか手を出しづらそうなので、まずは人型を描いてみる。それで少し慣れたのか、それぞれ自由に描き始める。マークを描いてそこにどんどん絵の具をのせる人、他の人の絵を見ながら慎重に描いていくひとなどさまざまだ。
カイシの提案で上面の8角形に自らが描いたものだとわかるものを描く。(結局全部名前になった)

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午後から新たに3名の中学生が参加。午前中に描いた絵がまだ乾いていないので、外に持っていき、新しい紙を広げ絵を描く。その途中で小学生6名も参加。卓球部の学生も部活をしに体育館に来たついでに数名が絵を描く。外で乾かしていた午前のゴアが約1時間ほどで乾き中へ。はやり太陽光だと乾くのが早いものだ。小学生たちも空き始め3時くらいに終了。乾かしながら、音響をチェックする。

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副校長先生が貸してくれた音響セットをチェックする。パナソニックのスピーカーとCDプレーヤーが一体になったもの。外で音楽を流してみると音質は若干気になるものの、大きな音は出るのでひとまずOK。そのころ実行委員の重松さんが来校。体育館に戻って乾き具合をみるが、インフレはほとんど効果なし。水たまりになった部分をドライヤーで乾かす。一点一点を乾かすのに思いのほか時間がかかり4時半過ぎに解散した。

カゲオクリフライト

朝8時半、東村山第一中学校に向かう。今日でいよいよ最終日。6時半からのフライトを目指して追い込みの一日だ。昨日まで心配だった風もおさまっていた。

小体育館に荷物を運び終わったころに中学生、小学生も登校。まずは先週残った色塗りをしながら上面と底面の8角形の補強、バーナーを入れるためのリングを取り付ける。中学生は落ち着いた様子でゆっくりと絵を描き、毎回来ている小学生たちは3回目の色塗りということもあって、次から次に好き勝手に描いていく。今回絵を描くことにテーマやルールを決めるか決めないかということで議論になっていたが、結局決めずに好きに描くことにしていた。これだけ体を使って楽しく描いているのを見るとそれでよかったのかなと思う。しかし3回目ともなるとやはり飽きるのも早い。今までに比べると余白が多く少し寂しい気もするが、色塗りは1時間ほどで完成。

午後からパーツを貼り合わせるため午前中に補修をする。描いた紙を広げ、穴や破れた所がないかみんなでセロテープを持ちながらハイハイをして探す。始めは一緒に探していた小学生たちも飽きてしまうと僕らの背中に乗ってくる。こんな風景は数年前のアトムの気球を作ったときにもあったなぁと思い出す。だいたいの補修を終え、午前中はここでおしまい。

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午後からは今まで平面だったものを立体的に貼り合わせ袋状にする。これがなかなか難しいのだが、ゆっくり慎重に子どもたちも貼り合わせて行く。フライト時間が迫りつつ、夕方ついに袋状にして空気を入れることができた。子どもからは「入りたーい!!」「もう入っていいー!?」など悲鳴に近い声が挙がる。紙を破かないようにゆっくりと入り、今まで描いた絵に包まれる。

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そしてついに6時になりみんなで気球を校庭に運び込む。空を見ると満月がすでに地上近くに上がっていた。雲も風もない最高のコンディション。昨日までの風を思うと奇跡的に感じる。校庭にはたくさんの人が見に来てくれていた。そして空気を入れてバーナーを入れる。ゆっくりゆっくり球体になった子どもたちの痕跡が地上から離れて行く。みんなで上空と地上とをつなぐ一本のロープを持つ。

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そして降りてきた球体の中にみんなで入る。中は暖かく角がない不思議な空間。そこに描かれた絵を見てこれまでの4日間が思い出される。
外にで出て空を見上げると月がだいぶ高く上がっていることに気付いた。

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こうして今回の企画は終了した。

土曜講座発表会

去年に行った土曜講座の発表会があり発表会場に向かう。今回はスケジュールの関係により本番は出席できず制作ドキュメントの映像を流してもらいます。事前に(前日)に作った映像を持って会場へ。実はこの映像が当日の朝ギリギリにできたものなのです。会場の場所もよく分からず、DVDプレイヤーとパソコンを抱きかかえ迷いながら会場にダッシュ!春なのにものすごい汗です。そして到着。本番は午後からですが他の予定の関係で午前にしか出席できなかったため、午前中のリハーサルを拝見しました。他の企画もなかなか練習して磨きがかかっています。リハの時間が押してしまい、結局自分たちの映像を確認できないまま会場を発つことに。。残念。
夜にコヤマさんから話を伺うと、お客さんからはまずまずのウケだったそうです。やはり現場で反応を見たいものでした。

紙風船 → エアドーム

とうとう子どもまつりの当日です。朝5時に外を見てみると、、雨。普通に降ってます。前日からの天気予報から覚悟はしていましたが、やっぱり残念です。7時にメンバーが集まり話し合い。雨なら体育館で行われることになっているので実行委員会の本部に連絡してみると、「うーん、雨だねぇ。開会までに止むといんだけどねぇ。」と、まだ決まっていないらしい。とにかく体育館の場合のプランを練ってみました。その結果、色々な素材を持って行って即興でエアドームを作ってみることに決定。家中にある使えそうな素材を持って会場に向かいました。

やはりお祭りは体育館で行うことになっていて体育館では準備で大忙しの様子です。真ん中が空いていたのでブルーシートを敷いて場所を取ります。荷物を運ぶと既に開会寸前。今回は僕たちも無計画なのでどうなるか分かりません。ボランティアで来てくれた2人の中学生への説明も「何かふくらむ大きなもの作る」「自分が楽しむように自由に振る舞って」と主に2点のみです。申し訳ないです。僕らも戸惑いながら紙、新聞紙、ビニールなど様々な素材を貼り合わせていきます。

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子どもたちが来たので持ってきた100個の紙風船も早速配っていきました。送風機を真上に向けて紙風船を風に乗せると空中でフワフワと浮遊します。これには小学生も保護者の方々も楽しんでくれたようです。模型として作っておいた直径1mの新聞紙風船も登場。

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エアドームもだんだんと大きくなってきたので送風機でふくらましてみます。ふくらますと子どもたちから「これ入れるの!?」「入りたーい!」という声があがります。

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待ちに待った子どもたちに「入っていいよ」と言うとすごい勢いで入っていきました。入るやいなや、跳ねる、走る、叩くでエアドーム内は大にぎわいです。もちろん端々で破けていくのでみんなテープを片手に猛スピードで修復作業。それでも子どものエネルギーには追いつきません。一時的に子どもに出てもらい急いで穴を塞ぎます。

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気がつくと午前中もアッという間に終わっていました。外を見ると雨がほとんど降っていません。このまま3時近くになれば気球を飛ばせるかも!去年の11月の土曜講座で作った気球を急遽持ってきました。非常に強い風に巻かれながら5ヶ月ぶりに広げます。こんな風で飛ぶのでしょうか。不安感を抱きつつフライトを試みました。

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カゲオクリ最終フライト

強い風に吹かれながらブルーシートに包まれたカゲオクリ気球を広げます。日中に飛ばすのは初めてです。送風機で空気を入れてふくらましますが既に風にあおられます。「あ!破けてる!」色んなところで声があがりその都度修復。そしてバーナーで空気をあたため少しずつ気球があがっていきます。

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が、やはり風が強い。所々破けていきますが修復してもキリがないので、四苦八苦しながら風が弱まったところでなんとかテイクオフ。

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たくさんの中学生ボランティアの人たちとロープを引張りコントロールします。風のおかげで異常な強さで引っ張られるのを押さえます。わずかな時間でしたがなんとか飛んでくれました。非常に難しいコンディションでしたが「カゲオクリ」気球は傷だらけになりながら最後の飛行を見せてくれました。
ボランティアの中学生をはじめ、フライト時に手伝ってくれたみなさま、ありがとうございました。

カゲオクリ昇天式

5月11日に最後のフライトを遂げ、ボロボロになった「カゲオクリ」気球を燃やしに川原に行きました。時は夕暮れ。川原には明日の仕事を想像しながら犬の嗅覚を道しるべに歩かされる人、週末のバーベキューをやり終えたグループが一息入れる、そんな時間です。

車からブルーシートに包まれた塊を降ろします。素材は紙とセロテープ。非常に燃えやすい素材です。直径8mの球体なので意外と重量感があります。枯れ木を集め火をおこし、「カゲオクリ」を乗せました。

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僕らの身長ほどの炎が立ち上がり、辺りを照らします。つくるのには時間がかかりましたが一瞬で熱と光と少しの灰に変わっていきます。毎回行うことですがこの光を見ると、全てが完成した安心感と、炎の奥にある次に行うべき影が見えてくるような気がします。
とにかくお疲れさまでした。

2007年『カゲオクリ』の映像

昨日のブログにも描書いたように、これまで制作してきた気球で残っているものはありません。その代わり映像や写真で記録してきています。

2007年の11月に行った気球の映像をアップしてみました。
通常の絵具と蛍光塗料で絵を描きます。フライト時に最初は通常のライトで照らしますが、空中でブラックライトに変更すると人の形が浮かび上がってくるという企画です。

ブラックライトで照らされる光はわずかしか撮れなかったため、途中から写真になっています。