ふくらむロゴ

紙気球のリスク

紙気球を飛ばしてふくらむ以前から考えると12年になります。早いものだ。
様々な形のものを飛ばしていますが、飛べなかったものたちを紹介します。


▽1997年 大蟲
高校2年のときに作ったもので、入学式で飛ばした気球です。大蟲とはアニメ『風の谷のナウシカ』に登場する大きな蟲。今思えば下が平べったく、気球として形が相当難しい。ふくらまして立ち上げているときに、突然の強風が吹き瞬時に破けました。

▽2003年 アトム
アトムの誕生日にアトムの気球を飛ばすという企画。ふくらむ発足のきっかけになりました。アトムの誕生日前日に飛ばそうとしたところ、頭部に大きな穴が開いてしまいました。全高27メートルという大きさだったこともあり、熱気が最も集まる頭部に力がかかってしまい破損。補修と補強をして翌日成功しました。

▽2008年 かみふうせん
直径7メートルの大きな紙風船を作って飛ばす予定でしたが、雨天のため中止。家にある新聞やビニールなどを持ち寄って、屋内でエアードームを作りました。

▽2009年 かみふうせん(リベンジ)
前年の紙風船が雨天で中止になってしまったのでリベンジを図りました。日焼けで火傷するほどの晴天に恵まれましたが強風でした。フライト時間になると風はますます強くなります。ふくらんだかみふうせんは大きく煽られ、破けてしまいました。修復して再度ふくらましましたが、また風に破かれて断念。かみふうせんの中に子どもたちに入ってもらい終了しました。


やはり天候に左右されますね。薄い紙でできているので雨は禁物。(雨粒で気球の80%が濡れたこともありましたが、球体だったことで湯気を出しながら飛びました)同じく強風も飛ばすことは難しくなります。
天候だけでなく形が球体だと破けにくく、力が偏る形だと破けることが多いです。

折角作った気球が、どうしようもできない天候で中止せざるを得ない、もしくは破けて飛ばせないということもあります。しかしその偶然性も含めて紙気球が持っている魅力でもあります。

とは言え
作ったものがことごとく破けていくのは、こりごりです。

コメント

コメントフォーム