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空飛ぶモア

一昨日、漫画『三つ目がとおる』に登場した鳥についてふれたので、ちょっと詳しく。。

物語の中でも最初は謎の巨大鳥として描かれていますが、大きさや姿から絶滅したモアという鳥に似ていることがわかってきます。

このモアというのは実在した鳥でニュージーランドに生息していましたが、400年前に森林の減少やマオリ族の乱獲によって絶滅したと言われています。3メートルもの大きさで羽は退化し飛ぶことはできず、その代わり脚力が発達していました。

そのモアに似ていることから、物語の中でも「モア」と名付けられます。しかしこの「モア」は羽を使わず飛ぶことができます。
その飛び方はおしりに袋状の器官を持っていて、空気を吸って噴射することができます。その噴射の反動で飛ぶという奇抜な発想。

実際、こんな生物がいたら面白いと思いますが、実在したモアも3メートルという大きさ。もう少し生きていて欲しかったと思う一方、それは絶滅させてしまったことと同じエゴなのかもしれないと思います。

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