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つぼみの分解方法1

風船がこぼれ落ちる「つぼみ」の仕掛けを考える。

この「つぼみ」は、4メートルほどの大きさで、つぼみの形状をし、中に風船が入っている。

理想は、花びらを散らすようにつぼみが壊れ、中の風船がこぼれ落ちる見え方だ。

要するに、つぼみは、壊れてほしくないときには中に詰まった風船を包み、何らかの動作で、つぼみを分解ししたい。

つぼみを紙で作り、ロープを付けて引っ張ると紙が破れる、という考えで、2009年の『記憶の種』で実験をしたが、破れる前に気球自体が下がってしまった。最終的には、縦に引き裂かれるテープを作り、分割したいラインにそのテープを用い、つぼみを割った。

今回の課題は、「割る」のではなく「空中分解」。

これが意外と難題だ。

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